午前7時の気温は零度。
けさも雪が降り積もっております。
ざっと10センチだ。
気象庁のホームページによるとご当地の積雪深は46センチだそうな。
きょうは零度と暖かなので重たい雪だ。
少しは積雪も減ったのかしらんけど、46センチはけっこう順調な降りでござる。
豪雪倶知安、面目躍如でござる。
さて、
強欲ゴーンさんでござる。
今週号の週刊文春はお読みになりましたでしょうか。
いきなりこうだ。
「おカネに関しては、カルロスは正しいことをしたことがありません。高額な所得を隠すために、いろいろなことをしていた」
~中略~
「日本での逮捕を機にフランスでも何か出てくるでしょう。あの国は税や所得関連の不正を隠すのが得意だから」
と語っておるのは、ゴーンさんの元の奥さんだ。
離婚しておるから恨みつらみもあるかしらんけど、ゴーンさんをよ~く知った人の証言ですから信ぴょう性がある。
さすが文春、元奥さんとはいいところに目を付けたもんです。
記事にはなかなか興味深いことがほかにも書いてありました。
ゴーンさんとともに逮捕された代表取締役のグレッグ・ケリーさんというアメリカ人は、なんと「牧場経営者」だそうな。
牧場経営者が世界を代表する自動車会社の代表取締役って、なんじゃらほい?
しかも「役員としての勤務実態はほとんどありません」というから単なるゴーンさんの言いなりになる人物として居座っていたに過ぎないとか。
また「ゴーン氏はマクロン大統領から『日産が(ルノーから)逃げないようにしろ』とプレッシャーを掛けられていた」そうな。
そして「ゴーン氏の構想は、持ち株会社を作って、その下に日産とルノーとをぶら下げるというもの」
これでは、ルノーより販売台数も売り上げもはるかに大きい日産が面白いはずがない。
なんでもルノーの純利益の半分は日産からだそうだから、さもありなんだ。
そして「ゴーン氏はレバノンの英雄。〝大統領候補〟として報じられたこともある」そうな。
また、週刊新潮は「この〝隠し資金〟の一部を、ブラジル大統領選の出馬資金にしようとしていたのでは、という話」を伝えておる。
目指すところはレバノン大統領か、はたまたブラジルの大統領だったか。
「彼は超がつく野心家」だそうですからまんざら想像の世界とはいえないような。
ではありますが、東京地検特捜部に逮捕ですから、野望もこれでアジャパー、ついえるのでしょう。
日産をV字回復させたとはいえ、それもこれも、働いていた多くの社員をリストラしてなし得た結果。
多くの犠牲の上に成り立ったV字回復で、地位と名誉と大金を貰っておったのがゴーンさんだ。
3年か5年も日産にいて、サッと日産を去り、どこぞの会社の改革でもしておったらいいようなもんだけど、18年も居座ってはねぇ~
しかも大金を隠したとなると、どうなんだ???
さらに、今回は有価証券取引報告にウソの記載をしていたわけで、日産の他の役員も社外の取締役も、経理担当や税理士だって、知らんかったとは言えんでしょう。
いくら司法取引でも、日産だって罪は免れないだろ。
今回の事件、フランス大統領をも巻き込んで、たいした面倒なことになっておるようです。
ではありますが、日産に長々しがみついてきた「ゴーンさんの強欲」が元凶だと思うけど、どうよそのあたり???