午前6時の気温は零度。
ぱらぱら音がするので外に出たら、アラレとも雪ともつかない、どっちかというと「みぞれ」みたなもんが降っておりました。
いよいよ雪の季節でしょうか?
スキー場周辺では、外国人の若者たちがずいぶんと増えてまいりました。
ご当地スキー場で働きながら、スキーやスノボを楽しむためにやってきたのでしょう。
午前9時から10時にかけてスキー場近くでは、歩道を歩く若者の姿がまるでアリの行列みたいなのだ。
都会のサラリーマンの出勤風景が、田舎町に突如出現しております。
もっとも誰ひとり、スーツは着ておりませんけどね。
ホテルやコンドミニアムが毎年毎年ボコボコ増え続けておるわけですから、働く人も年々増えてくる。
ここ5年でご当地周辺には600億円もの投資がされたというから驚きます。
この冬は「スカイニセコ」というひらふ地区最大のコンドホテルも開業する。
来年はパークハイアットの完成が目玉でしょうか?
とにもかくにも華やかなのです。
ご当地も雪が降ってるうちは絶好調ですが、温暖化で雪が降らなくなったら、かつてのニッポンのバブル崩壊の比ではないでしょう。
なにせ、土地価格はリーマンショックを乗り越えて、もう30年近く上昇しっぱなし。
ここ5年ほどは日本一の上昇率が連続しております。
わずか51カ月、4年ちょっとのかつてのニッポンのバブルとは桁違い、チョー・ロングランの大騒ぎが続いておるのです。
世界的なカネあまりに支えられ、巨額の資金が次々投入されておるのがご当地の現状ですが、こんなんでホントに大丈夫か?
そして来月8日、「大本営発表、12月8日本未明、陸海軍は…」ではなくて、小樽から余市までの高速道路が開通する。
12月8日に開通式って、どうにも威勢が良すぎる感じがしますけど、どうなんだ???
この高速道路がご当地倶知安町まで伸びてくるのは2025年だという。
これが開通すると、ご当地から札幌までは車で1時間半程度になる。
遠回りだけど、千歳空港へも1本道だ。
来年10月には、G20の観光相会合も開催される予定だ。
さらに、2030年には北海道新幹線が札幌まで延伸され、ご当地には新駅ができる。
こうなると、札幌駅まで30分ですから、ススキノで一杯呑んで日帰りですわ。
そんなこんな、リーマンショックみたいな不測の事態や温暖化で雪が降らなくなるなんてことがない限り、2030年までは不動産屋が大活躍する余地がありそうなのがご当地です。
しぶとく生きて、「ススキノ日帰り酔いどれツアー」に挑戦してやるぅ!!