あたりは朝霧に覆われております。
まもなく午前6時、気温はプラス11度。
今日は晴れ時々曇りのお天気で、日中の最高気温25度の予想だ。
さて、
菅さんが総裁選を降りたことで、世間には「ホッとした」感が漂っておる。
なにせ支持率が3割あるかないかの低空飛行、おまけに、出馬しないと言った途端、株価はいきなり600円も上がったのだった。
一方、小泉進次郎環境相は、「感謝しかない」と涙を流しながら首相への思いを語ったそうだ。
それって、なんかさぁ~ とってもトンチンカンな感じだけど…
「批判されてばかりだったが、こんなに仕事をした政権はない」とも言ってますけど、悪いけど国民にそんな実感はまるきりない。
小泉さんの涙に、疑問符100個ぐらいつけたい感じですワン。
菅さんご本人はというと、これまたどういうわけか「コロナ対策に専念したい」から総裁選に立候補しないと申したのだった。
ワクチン以外の対策はこれまでさっぱり聞いたことがないけどね。
そんな中、多少新規感染者が減ってきたとはいえ、病床がひっ迫し、自宅で孤独死が連発する中、突如として「規制緩和方針」が出てきた。
菅総理はコロナ対策に専念ではなかったのか?
なんでも、ワクチンを接種した人の移動や行動に関する制限緩和が11月初旬からスタートするとか。
悪いけど、そのころには「第6波」が来てそうな気がする。
いまは、従来株では考えられなかったワクチン2回接種でも感染する「ブレークスルー」状態のデルタ株なのだ。
規制緩和して大丈夫なら、3回目接種はいらんってことか???
3回目接種を終えてから「規制緩和」なら、わからんことはない。
実際、「全国の新型コロナウイルスの感染拡大は、入院できずに死に至る痛ましい事案が後を絶たずなおも深刻」
「PCR検査を受けられない、人口比では世界でもっとも病床数が多いのに医療 逼迫 が起きる事態が繰り返される」
…などと申しておるのは、朝日でも毎日でも、赤旗でもなく、読売新聞電子版なのだった。
そんなこんな、この状況でもっとも残念なのは、できれば菅さん総理のまま選挙になってほしかった野党だ。
自民党の大敗北も想定されたけど、そうはイカキンとなった。
任期満了に伴う総選挙は、自公のそこそこ敗北で終わるのでしょう。
いずれにせよ、新総理の下、国会では喧々諤々の議論をしていただきたい。
なにせ国会も開かれない異常事態が続いてるわけで、ニッポンの民主主義、あるんだか、ないんだか、わけわからん状態だけは勘弁してほしいニセコのおぢなのでした。