おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

できれば菅総理が「選挙の顔」で、自民に大敗してほしかったBy野党

2021年09月04日 | Weblog

あたりは朝霧に覆われております。

まもなく午前6時、気温はプラス11度。

今日は晴れ時々曇りのお天気で、日中の最高気温25度の予想だ。

さて、

菅さんが総裁選を降りたことで、世間には「ホッとした」感が漂っておる。

なにせ支持率が3割あるかないかの低空飛行、おまけに、出馬しないと言った途端、株価はいきなり600円も上がったのだった。

一方、小泉進次郎環境相は、「感謝しかない」と涙を流しながら首相への思いを語ったそうだ。

それって、なんかさぁ~ とってもトンチンカンな感じだけど…

「批判されてばかりだったが、こんなに仕事をした政権はない」とも言ってますけど、悪いけど国民にそんな実感はまるきりない。

小泉さんの涙に、疑問符100個ぐらいつけたい感じですワン。

菅さんご本人はというと、これまたどういうわけか「コロナ対策に専念したい」から総裁選に立候補しないと申したのだった。

ワクチン以外の対策はこれまでさっぱり聞いたことがないけどね。

そんな中、多少新規感染者が減ってきたとはいえ、病床がひっ迫し、自宅で孤独死が連発する中、突如として「規制緩和方針」が出てきた。

菅総理はコロナ対策に専念ではなかったのか?

なんでも、ワクチンを接種した人の移動や行動に関する制限緩和が11月初旬からスタートするとか。

悪いけど、そのころには「第6波」が来てそうな気がする。

いまは、従来株では考えられなかったワクチン2回接種でも感染する「ブレークスルー」状態のデルタ株なのだ。

規制緩和して大丈夫なら、3回目接種はいらんってことか???

3回目接種を終えてから「規制緩和」なら、わからんことはない。

実際、「全国の新型コロナウイルスの感染拡大は、入院できずに死に至る痛ましい事案が後を絶たずなおも深刻」

「PCR検査を受けられない、人口比では世界でもっとも病床数が多いのに医療 逼迫ひっぱく が起きる事態が繰り返される」

…などと申しておるのは、朝日でも毎日でも、赤旗でもなく、読売新聞電子版なのだった。

そんなこんな、この状況でもっとも残念なのは、できれば菅さん総理のまま選挙になってほしかった野党だ。

自民党の大敗北も想定されたけど、そうはイカキンとなった。

任期満了に伴う総選挙は、自公のそこそこ敗北で終わるのでしょう。

いずれにせよ、新総理の下、国会では喧々諤々の議論をしていただきたい。

なにせ国会も開かれない異常事態が続いてるわけで、ニッポンの民主主義、あるんだか、ないんだか、わけわからん状態だけは勘弁してほしいニセコのおぢなのでした。