おぢのニセコ山暮らし

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原発巡り、エネ庁と河野大臣が「暗闘」だってさ

2021年09月03日 | Weblog

午前6時を少し回ったところです。

きょうもスカッと晴れのお天気で、ただ今の気温プラス10度。

よほうによると、きょうも晴れ時々曇りのお天気だ。

日中の最高気温は25度になる。

さて、

エネルギー基本を巡って、資源エネルギー庁と河野太郎大臣が暗闘だそうな。

原発か再エネかって問題でもあるらしい。

今週号の文春オンラインの音声情報はこうだ。

河野「おめぇ、北朝鮮がミサイルを撃ってきたらどうすんだい。テロリストの攻撃受けたらどうすんだい、今の原発。(再エネだけについて)そんな恣意的な記載を認めるわけねえだろうが! いい加減にしろよ」

原発がテロの対象となるというのは、ごくフツーの考え方だ。

だからこそ新規に原発を建設する際のコストは高騰した。

アベノミクスの柱のひとつだった「原発輸出」はゼロに終わったのも、福島の事故以来、再エネよりはるかにコスト高になったのも理由のひとつ。

河野さんの申していること、「まことにごもっとも」なのだ。

もっとも、品がいいか悪いかと言えば、もちろん下品ではありますがね。

これらの発言がパワハラだとして便乗したのが、池田信夫アゴラ研究所代表取締役所長だ。

池田さんはちゃんとした原発推進派、原子力ムラの住人ですわ。

今回の発言は、今年9月末に閣議決定される予定というエネルギー基本法に異を唱えるのが河野太郎さん。

脱原発を進めたい小泉進次郎さんも、6月に閣議決定された「骨太の方針」と成長戦略について「再エネ最優先」という文言を入れ、「原子力を最大限活用する」という文言を削除しないと署名しないと主張したという。

週刊文春も広告を通じて「電気事業連合会(電事連)」や電力会社との関係も深い。

羽鳥モーニングショーの玉川徹さんご指摘の通り、河野さんのパワハラというより、「脱原発」と「原発推進」両派の「暗闘」とみるのが正しいような気がします。

エネルギー基本法に「再エネの規制撤廃」が盛り込まれるかどうか、河野さんの奮闘に期待したいけど、そこんとこ、どうだろか?