おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

昔もいまも、ニッポン国に「戦争継続能力」なんぞ皆無ですぅ~

2024年10月13日 | Weblog

午前6時を回っております。

青空が見えますが、深夜未明に雨が降った。

気温はプラス7度とそう寒くはありません。

きょうは晴れて、最高気温17度だそう。

写真はつい先ほどのニセコアンヌプリ、きれいな朝焼けだなぁ~

ニセコはすっかり秋色、晩秋の趣です…

ところで、

今年のノーベル平和賞が日本原水爆被害者団体協議会(被団協)に授与されるという。

被団協は日本全国の被爆者らでつくる団体、戦後延々と続けてきた平和活動が評価されたってこと。

今回の受賞は、あちこちで戦闘が起きて、核兵器使用への懸念が強まる世界情勢などを受けたものなのでしょう。

ノーベル委員会、世界情勢をちゃんと見ているのね。

ということで、

過日、羽鳥モーニングショーで玉川徹さんがこう申しておりました。

「ニッポンには継戦能力はない」

ニッポン国には戦争を継続する能力は、今も昔もないと申したのです。

まことにごもっとも!!

そもそも、石油もなければ、食料もない国が、消耗する一方の戦争なんぞ継続できるわけがない。

だから太平洋戦争でアメリカに敗戦したけど、そこからいまに至っても、状況は少しも変わっておりません。

燃料の石油は輸入しないとどもこもならん。

なので海上封鎖されたら、航空自衛隊の飛行機も、海上自衛隊の艦船も、陸自の戦車も動かせない。

加えて食料自給率3割程度しかなくて、北海道民以外、餓死ですわ。

太平洋戦争当時と、そこは何一つ変わってないのですよ。

「中国なんかやっちまえ!」みたいな威勢のいいネトウヨさんがいるけど、そもそも、この国にはそんな能力はありませんって話だ。

ニッポンが戦争に参加するなど、単なるバカ丸出し。

まさしく亡国の仕業なのだ。

ついでならロシアがウクライナに対して延々と戦争し続けられるのは、自国に油田があって、食料も自国で賄えるからだ。

資源エネルギー庁によると、国家備蓄は 原油で90日相当、民間備蓄は70日相当だという。

両方合わせても石油の備蓄はたったの160日程度。

食料自給率はご承知のようにカロリーベースで38%ですから、60%以上が輸入。

冬ならニッポン国民は凍え死ぬか、飢え死する。

こんなことでは戦争なんぞできません。

外交努力で近隣諸国とは仲良くしていく以外の選択肢など、資源もなければ食料もない残念なニッポン国にはないのだと断言しておきましょう!!