更新が遅れました。
若干、二日酔いの朝です。
ただいま午前9時を回って、お天気は晴れ、ご当地朝の最低気温は零度だった。
そんなこんなのきのう、
旧友からはしりの毛ガニをいただきました。
「はしり」ですが、もう終わるとか。
今どきは毛ガニに「旬」は来ないのか?
海明けしたばかりのオホーツクの毛ガニ、大変な貴重品となったのでした。
札幌のあるスーパーでは、500グラム程度のものが1杯9000円を超える価格だったというからビックリ仰天。
そんなこんな、ニッポンのカニで一番うまいのが、いま獲れているオホーツクの海明けの毛ガニなのだ。
それは今月初めのことだった。
旧友から「毛ガニ送るから…」と電話が来た。
それからというもの、ビールと吟醸酒を買い込み、冷蔵庫でキリリと冷やしてその日に備えた。
この電話の翌日には、地元のローカルワイドTVニュースでオホーツクの毛ガニ特集を放映。
おぢの中で「毛ガニ気分」はさらに一層盛り上がった。
頭の中はほとんどもう毛ガニだった。
しかし、それから、待てど暮らせど、旧友から電話が来ない。
確か「送る前に電話する」と申したような…
なので、「あやつももうボケてしまって、おぢにカニを送ったつもりになってしまったのでは?」と思いつめるに至った。
そこで、今がまさにご当地周辺の旬である「雪の下ニンジン」を旧友に送りつければ、毛ガニを忘れていることに気が付くに違いないと思った。
その矢先、毛ガニが届いた。
どうやらボケてきたのはこっちだった。
「旧友は10日過ぎても届かないようだったら電話する」みたいな趣旨を話したのだそうな。
お礼の電話はしたのですが、丁寧なお詫びもせず、笑ってごまかしたのだった。
そんなこんなのいきさつはともかく、昨夜はビールと吟醸酒とともに、うんまい毛ガニにしゃぶりついた。
甲羅にカニみそを垂らして身もほぐし、そこにスポーン1杯のごはんを入れて、たらりしょうゆを垂らして火にかける。
ぐつぐつしたところをスプーンでかき混ぜて食べるのだ。
そこに冷えた吟醸酒を流し込む。
いい夜だったなぁ~
足の先の方は残したので、昼は「鉄砲汁」にして、いただくのだ。
うんまいのものは人を幸せにします。
旧友に改めて感謝なのだ。
海明けの毛ガニ、「うめどぉ~」
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