昼、旧友Sと札幌中央卸売市場で昼食。
あるすし屋のランチは950円。
お吸い物とサラダに茶碗蒸し、さらにコーヒーが付くのでけっこう気に入っておる。
かつて札幌の二条市場は観光客の定番観光コースだったけど、きょうびは中央卸売市場にもごっちゃりやって来る。
だからかどうか、観光客向けの生鮮食品の値段はそう安くはない。
以前はもっと安かったはずだけど…
街で観光客に「カニやサカナはどこで買ったらいいの?」と聞かれることがある。
そん時は必ず「デパート!!」と答えることにしておる。
似たりよったりの値段なら、デパートの方が安心、確実じゃ。
クレームに気を使っておるしね。
特にカニは冷凍の怪しいものをつかまされると、えらい目にあう。
だからデパートなのじゃ。
オホーツクは3月下旬になると、流氷が去って海明けとなる。
「こんときの毛ガニがいっちゃんうんまい!!」とは去年も書いた。
でもって、旧友Sお勧めの「畠森水産」からいつもお取り寄せしておる。
浜ゆでの一杯500グラムが3千500円前後と値段もお手ごろ。
品質は抜群!!じゃ。
Sはオホーツクに面した小さな港町、雄武町の出身ゆえ、カニにはうるさい。
子供のころ、3時のおやつはいつもどでかいタラバガニの足だったそうな。
羨ましいことに「母さん、またカニかい!?」だったという。
浜育ちは贅沢じゃ。
おぢはというと、高校時代にSと知りあうまで、カニというものを食したことがなかった。
えらい違いじゃ。
おぢの知る限り、浜育ちと山育ちではサカナの食べ方がまったく、ちゃう。
浜育ちは一番うんまいところをちょちょいとつつくだけ。
山育ちは骨だけ残して、きれ~に食べちゃう。
そういえば、20年以上前だったけど、知床の突端に近いテッパンベツの番屋に泊まったことがあった。
番屋を拠点に働いておる漁師へのお土産は、必ず喜ぶという肉じゃった。
ここの漁師の贅沢さには口あんぐり。
たいした驚いた。
番屋の炉辺にはぐるりとトバが干してある。
トバは鮭の身を乾燥させたいわゆる乾きもの。
それを取ってはポイポイ囲炉裏にくべちゃうのよ。
「もったいないなぁ~」って目で見てたら「乾きすぎたらうまくないんだわ」とのたまった。
「乾き過ぎってぇ、店で売ってんのと同じじゃん!!」と思ったが、ちょいとひねって油がジュワ~ッっと出てくるのが「うめぇのよ」とかで、確かに絶品なんだけど、囲炉裏にくべちゃったヤツをお土産に持って帰りたかったぁ。
おぢは昔も今も貧乏臭いのじゃ、シクシク…
農家が丹精こめた農産物を捨てるとはめったに聞かないが、漁師は捨てちゃう。
「育てる農家」と「獲ってくる漁師」の違いをまざまざと感じるね。
そんなこんなで、漁師と浜育ちはとっても贅沢なのじゃ。
オホーツクはあと一ヶ月余りで海明けとなる。
カニの中で最も美味い毛ガニ、中でも海明けが一番!!
これをいただくのがおぢの数少ない贅沢のなのじゃ。
うめぇぞぉ~!!
あるすし屋のランチは950円。
お吸い物とサラダに茶碗蒸し、さらにコーヒーが付くのでけっこう気に入っておる。
かつて札幌の二条市場は観光客の定番観光コースだったけど、きょうびは中央卸売市場にもごっちゃりやって来る。
だからかどうか、観光客向けの生鮮食品の値段はそう安くはない。
以前はもっと安かったはずだけど…
街で観光客に「カニやサカナはどこで買ったらいいの?」と聞かれることがある。
そん時は必ず「デパート!!」と答えることにしておる。
似たりよったりの値段なら、デパートの方が安心、確実じゃ。
クレームに気を使っておるしね。
特にカニは冷凍の怪しいものをつかまされると、えらい目にあう。
だからデパートなのじゃ。
オホーツクは3月下旬になると、流氷が去って海明けとなる。
「こんときの毛ガニがいっちゃんうんまい!!」とは去年も書いた。
でもって、旧友Sお勧めの「畠森水産」からいつもお取り寄せしておる。
浜ゆでの一杯500グラムが3千500円前後と値段もお手ごろ。
品質は抜群!!じゃ。
Sはオホーツクに面した小さな港町、雄武町の出身ゆえ、カニにはうるさい。
子供のころ、3時のおやつはいつもどでかいタラバガニの足だったそうな。
羨ましいことに「母さん、またカニかい!?」だったという。
浜育ちは贅沢じゃ。
おぢはというと、高校時代にSと知りあうまで、カニというものを食したことがなかった。
えらい違いじゃ。
おぢの知る限り、浜育ちと山育ちではサカナの食べ方がまったく、ちゃう。
浜育ちは一番うんまいところをちょちょいとつつくだけ。
山育ちは骨だけ残して、きれ~に食べちゃう。
そういえば、20年以上前だったけど、知床の突端に近いテッパンベツの番屋に泊まったことがあった。
番屋を拠点に働いておる漁師へのお土産は、必ず喜ぶという肉じゃった。
ここの漁師の贅沢さには口あんぐり。
たいした驚いた。
番屋の炉辺にはぐるりとトバが干してある。
トバは鮭の身を乾燥させたいわゆる乾きもの。
それを取ってはポイポイ囲炉裏にくべちゃうのよ。
「もったいないなぁ~」って目で見てたら「乾きすぎたらうまくないんだわ」とのたまった。
「乾き過ぎってぇ、店で売ってんのと同じじゃん!!」と思ったが、ちょいとひねって油がジュワ~ッっと出てくるのが「うめぇのよ」とかで、確かに絶品なんだけど、囲炉裏にくべちゃったヤツをお土産に持って帰りたかったぁ。
おぢは昔も今も貧乏臭いのじゃ、シクシク…
農家が丹精こめた農産物を捨てるとはめったに聞かないが、漁師は捨てちゃう。
「育てる農家」と「獲ってくる漁師」の違いをまざまざと感じるね。
そんなこんなで、漁師と浜育ちはとっても贅沢なのじゃ。
オホーツクはあと一ヶ月余りで海明けとなる。
カニの中で最も美味い毛ガニ、中でも海明けが一番!!
これをいただくのがおぢの数少ない贅沢のなのじゃ。
うめぇぞぉ~!!
しかし、農家もやはり贅沢かも???
大学で一人暮らしになり、知人の実家(農家)へ行ったら、家族で可愛がってくれるので、懐いてよく遊びに行っておりました。
プリンスメロンの収穫時期にご両親が農協の旅行でいないというので兄妹と友達など若者で出荷処理した思い出も・・・
ここのお母様に「ハウスからサラダ用にきゅうりを何本か持ってきて」はりきって大きめのきゅうりを持って行ったら「大きくなったのは種が出るから食べないの。捨てて、きゅうりは小さめでなくては美味しくないからね・・」と大きく育ったきゅうりは、どんどん捨てていました。
仕事で知り合った農家のオジサマも、ほうれん草を持って来てくれ「今朝抜いてきたから、昨日持ってきたのは捨てちゃえよ。時間が経つと美味くない」と。
昨日のでも、お店で売っているよりずっと新鮮。水にちょっと漬けただけで生き生き・・・もったいないのでいただいて帰りました
新潟本社の会社に勤めていた時、美味しい野沢菜が届き、お昼に皆で喜んでいただいたのですが、本社採用の女の子が一言「野沢菜は樽から出してすぐじゃないと・・・向こうでは、時間が経ったら全部捨てるよ」
我々は、けっこうグルメのつもりでしたが、本当に美味しいものを以外と食べていないのかも????
毛蟹、私も食べたいです。お取り寄せの方法、お教え頂けますでしょうか?
うらんちゃん様、私、蟹は大好きなのですが、鮪は、あまり・・・です。m(__)m
>しかし、農家もやはり贅沢かも???
これはニセコ周辺ではあまり感じません。
地域によって違うのかも、っていうかサービス精神のような気もします。
ペ様狂いのおばさま、
>うちの夫の実家、足柄のババは捨てませんね。
こっちのほうが、実感です。丹精こめた農作物ってのはこうでしょうね。
二セコ親父さん、
>そして、その畠森水産は、親戚で、
ヒエェー、びっくりですね。
毛ガニはここ以外は買ってはいけません!!
ってぐらい信頼しておる水産会社なんです。
TVを見ておると、バカ高い松葉ガニだとかをたいそうありがたがっておるけれど、うんまい毛ガニにはかないません。
松葉ガニなど、悪いけどしょせんズワイガニ。かの地では、これは鉄砲汁(味噌仕立てのカニ汁)にしかならんって、馬鹿にしておったカニでござる。これはこれでたいそううまいんだけどさ。
それにしても不思議な縁ですねぇ~