おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

ニッポンの英知、ノーベル賞受賞者の提言をスルーする政府の不可解???

2021年01月16日 | Weblog

午前6時半になるところです。

しらしらと夜が明けてまいりました。

雪は降っておらず、ビックリ仰天ですが気温は0度でチョー暖かい。

朝からデッキに積もった数センチの雪を処理しましたが、これだけで、すっかり疲れた。

暖かい本州の豪雪地帯の皆さんのご苦労が身に沁みます。

未明から屋根の雪も断続的に落ちてきた。

きょうの道内各地、屋根からの落雪にも要注意でござる。

さて、

ノーベル賞を受賞した4人の科学者が今月8日、政府の新型コロナウイルス対策について5つの緊急提言をしております。

提言したのは、京都大学の山中伸弥教授、同じく本庶佑特別教授、北里大学の大村智特別栄誉教授、東京工業大学の大隅良典栄誉教授だ。

このうち本庶佑さんと大隅良典さんが14日の羽鳥モーニングショーにリモート出演した。

提言とはこうだ。

1.「医療機関と医療従事者への支援を拡充し医療崩壊を防ぐため、1つの病院を丸々、コロナ対応病院とする」

2.「PCR検査能力の大幅な拡充と無症候感染者の隔離を強化する」

日本の検査数は1000人当たり0.5人で、英国の8.1人、フランスの4.4人と比べて圧倒的に少ないとされる。

3.「ワクチンや治療薬の審査及び承認は独立性と透明性を担保しつつ迅速に行う」

日本でよい薬が開発されも、国内だけでは治験数では世界的な承認が難しいと大隅さんは述べた。

4.「今後の新たな感染症発生の可能性を考え、ワクチンや治療薬などの開発原理を生み出すことに不可欠な産学連携の支援を強化する」

大隅さんは「コロナ関連の研究が世界中で展開されている中で、創薬分野において日本の発言力が低下しているのではないか?」とも述べた。

5.「科学者の勧告を政策に反映できる長期的展望に立った制度を確立する」

大隅さん「科学者の意見が反映される機関がない」と申しておったので、おぢは呆れてもうた。

これらはいずれも納得のいく、コロナ対策だ。

なのに政府からは何のコメントもないのはどうしてよ???

対コロナ戦争は、いわば「総力戦」だ。

ニッポンの英知を集めて、最善の方策を追求し、国民の健康を守るのが政府の使命ではないのかね?

まさにニッポンの英知であるノーベル賞受賞者の皆さんが提言しているというのに、コメントもなければなにもないって、どういうことよ???

対コロナ戦争に勝つ気がないか、やる気がないか、はたまた東大閥とか京大閥とか、ケツの小さなことで厚労省の技官は提言を受け入れないのか?

このままマスクして、家でじっとしていてコロナに勝てるか?

トホホなことに、東京五輪開催は果てしなく不可能なことになってまいりました!!

もしニッポンが「神国」だとしても、神風なんぞは、けっして吹かないのだと申しておきましょう。


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