午前5時を回ったところです。
現在は降っておりませんが、きのうから今朝にかけて20センチほど雪が積もった。
気温は、な、な、なんとマイナス19度!!
寒くて目が覚めるわけだ。
ところで、
写真は、よく見えないでしょうが、今シーズン初、おぢのシュプールだ。
ヘナヘナでフラフラしておるのは、丸々1シーズン滑ってないためか?
それなりに新雪を楽しむことができたのでおおいに嬉しい。
おぢはきのう、朝一パウダーを狙って、ご当地の人気スポット、ニセコグラン・ヒラフスキー場に行ってきた。
8時10分には駐車場に到着しましたが、駐車場は3分の1ほどが埋まっておって、そこに次々車がやってくる状態。
ガランガランの駐車場を想像してましたが、あっという間に半分ほどが埋まった。
おととしの冬は、駐車は不可能な大混雑でしたから隔世の感がある。
インバウンドの減少、恐るべしってことだ。
それでも8時半のリフト運航開始前には、長い行列ができていた。
「鬼のいぬ間」ならぬ、「インバウンドいぬ間」に、ここぞとばかり深雪を楽しもうという「粉中毒」が全国から大集合しているらしい。
たぶん…
以前はスキー・スノボ客の9割は外国人だった。
いまはゴロンと逆転、9割以上がニッポン人だ。
4人乗りのクワッドリフトは感染予防で2人乗りに。
一緒になったインド人は、ご当地に住んで3年目、コンピューター関係の仕事だそうです。
「いいボスで、シーズン券の半分は会社負担。毎朝2時間滑ってから仕事してます」という。
若い頃にこんな生活だったら嬉しいに違いない。
知りませんでしたが、インドはクソ暑い灼熱のイメージですが、ヒマラヤ山脈周辺にはスキー場があるそうだ。
でも雪が固い上に雪崩の危険もあるとか。
そのリアル・インディアン「コロナで仕事が少ないけど、今年のスキー場は天国だ。あなたも楽しんでねぇ~」と言ってサーっとボードで滑っていった。
インドは英語が準公用語だとか。
英語を母国語としない国の人との会話は、お互い少ないボキャブラリーで話すので会話は実にスムーズ、なんだか嬉しい。
おぢも計5本滑った。
足がそろそろヤバくなり、ゲレンデで滑走中のこと、「ニセコのおぢさん!」と後ろから今度は日本語で声を掛けられた。
以前、スキー場のロッジ入り口で声をかけていただいた「校長さん」なのでした。
どうやら当ブログの読者なのだ。
こっちは見た目でだれか判別などできませんけど、向こうは、おぢが骨董品級の古いウエアをしっかり着ておるので気が付いたのでしょう。
この薄汚れたウエア(写真ではきれいに見えるから不思議)を買ったのは、もう20年も前でしたか…いやもっと古いか!?
校長さんは、お友達二人とご一緒、ゲレンデ上で世間話をしてサッと別れました。
こういう出会いも悪くない。
そんなこんなで調子こいて滑っておったのですが、リフトの直下、急斜面で転倒した。
ずぶずぶ埋まっていくし、ゴーグルも真っ白け。
アリ地獄にはまった恐怖で「こりゃヤバイぞ」と思ったけど、なんとか立ち上がることができた。
スキーも外れなかった。
ところがポールが1本、行方不明に。
あたりを数分ほじくったけど、なかなか見つからない。
ようやく発見した場所は、スキー板の下だった。
周りにないわけですわ。
シーズン初の転倒、そして久々に恐怖の「宝さがし」も体験する今シーズンの初滑りでございました。
やっぱ、スキーは楽しい。
「遊べる体力」をしっかり維持さえすれば、「人生は長く楽しめる」ってこと。
数少ない読者の皆さま「筋肉を維持して、元気に生き抜いてなんぼ」ですぞ!!
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