午前7時の気温は、プラスの21度。
雨上がりのよい天気でござります。
昨夜から今朝にかけては、またまた雨でござった。
それにしても、今年はなんでこんなに雨降るの!!
おかげさんで、家の外も中も、どうにもこうにも湿っぽい。
今朝はそれでもまだ清々しいけれど、身体にまとわり付くような湿気は、北海道のもんではござりませぬ。
これも温暖化でござりましょうかね。
爽やかで清々しい北海道は、いずこへ…
昨夜放映した、TV東京系の「池上彰の戦争を考えるスペシャル」観ましたぁ?
太平洋戦争について、まことにわかりやすい解説でござった。
おぢたち「戦争を知らない世代」ですから、よくわかってません。
しっかり戦争についての教育受けた記憶もないしね。
もっとも若いお方は、アメリカと戦争があったことすら知らないというから驚いちゃうけどね。
ですから、あの戦争が何だったのか、ちゃんと子どもたちに伝えなければせねばなりませぬ。
判りやすい解説をする池上さんは、そういう意味で大変貴重な人材でもござります。
1941年12月、緒戦の真珠湾攻撃で大勝利し、浮かれておった我がニッポン国だけど、それもミッドウェー海戦までのわずか7ヶ月。
1942年の6月に、ミッドウェーで致命的な敗北をして、あとは45年の敗戦まで、ほぼ負けっぱなし!!
どもこもならん。
昨日も放送しておったけど、日本の暗号がまるっきり筒抜けだったという有名な話ある。
これが、天下分け目のミッドウェー海戦の勝敗を分けておる。
なんで暗号やら何やらが筒抜けだったのか。
どうやら、原因は「戦陣訓」だったそうな。
例の「生きて虜囚の辱めを受けず」というやつ。
つまりは、捕虜になるのは恥だから、死になさいという教え。
で、不幸なことに多くの軍人も、民間人も、追い詰められると自ら死を選んだのだけれど、なかには生き残ってしまった兵士もゴッチャリいて、これが「生きて虜囚の辱めを受けず」しか教育されてないもんだから、あれやこれや、なんだかんだ、知ってることを全部米軍に喋っちゃった。
なもんだから、何でもかんでも筒抜け。
一方米兵は、捕虜になっても、しっかりジュネーブ条約を知っておったし、あれとこれは喋っていいけど、あとは黙秘するようにと、しっかり教育されておった。
でもって、ニッポンが敵性英語は使ってはいけませんとか、ドアホウなこと言ってた間、米軍ではニッポンの専門家を育成して、研究し尽くしておった。
おかげさんで、TVでもやっておったけど、ニッポン人捕虜の日記なんかからも、なんでもかんでも、わかっちゃった。
連合艦隊司令官・山本五十六さんの搭乗した飛行機が、無線を傍受され、ブーゲンビル島上空で撃墜されたのはご存知の通り。
今回池上さんの話で驚いたのは、山本五十六を殺害するかどうか、「米軍が迷った」というところ。
つまり、大変な戦略家、戦術家であった山本五十六を殺したら、もっと凄い優秀な司令官がでてきて、アメリカにとってマイナスになるのではないかと危惧したそうな。
でも、残ってるのはすべて凡庸な人物しかいないので、撃墜したのだそうだ。
凄いねぇアメリカって国は。
先行きの見通しないまま戦争に突入した我が帝国ニッポンとは大違いじゃ。
で、先ほどのミッドウェー海戦では、3000人もの優秀な人材が亡くなっておるそうな。
なかでもニッポン軍の優秀なパイロットと飛行機が、これでほぼ枯渇しちゃった。
これは決定的じゃね。
以前も書いたことがあったけど、ニッポンのゼロ戦は、まことに優秀ではありますが、優れた飛行技術がないと、なかなかちゃんと飛ばすことが出来ませぬ。
ゼロ戦パイロットは、世界に誇る優秀な人々だったのじゃ。
現代でいうところの自動車のF1だろか。
一方、アメリカのグラマンなんて戦闘機は、マニュアルがそもそもマンガで書いてあるというシンプル設計。
つまりは、ちょっとの訓練で、だれでもが簡単に操縦できるわけ。
人類最大の消耗戦である戦争ですから、人的、物的消耗は激しいことになっておる。
グラマン戦闘機は、シンプル設計で、簡単操作で、おまけに多量生産。
大消耗戦にはぴったりなのじゃ。
数少ない優秀な航空機を、数少ない優秀なパイロットでしか操縦できないような帝国ニッポンが、人が死のうが、飛行機が壊れようが、次々簡単に補充が利くから大丈夫という国に、勝てるわけがござりません。
山本五十六氏の、「半年か一年なら暴れてみせます」発言は、半年か一年しかもちませんよと言っておるってことだった。
しかも山本さん、戦争に反対しておったしね。
あまりに悲しく情けない。
で、よくよく考えてみたら、グラマンとゼロ戦の話、どっかで聞いたことがあるような…
そう、すっかりガラパゴス化したといわれ、世界のどこも買ってくれない我がニッポンの携帯電話じゃ。
シンプルで使いやすい、スウェーデンのノキアや韓国のサムスンなんかが売れるわけじゃ。
テレビなんかも同じでござる。
あれこれ余計な装備がついて、値段も高いニッポンのTV。
気がつけば、シンプルで安くて使いやすい韓国製やら中国製に世界の市場はやられておる。
「これってダメじゃん」って話なのじゃ。
かつてのゼロ戦と現代の携帯にTV、いずれも優秀だけど、その末路はあまりに似ておって情けないのじゃ。
あいも変わらずトホホなことなのじゃ、嗚呼!!
雨上がりのよい天気でござります。
昨夜から今朝にかけては、またまた雨でござった。
それにしても、今年はなんでこんなに雨降るの!!
おかげさんで、家の外も中も、どうにもこうにも湿っぽい。
今朝はそれでもまだ清々しいけれど、身体にまとわり付くような湿気は、北海道のもんではござりませぬ。
これも温暖化でござりましょうかね。
爽やかで清々しい北海道は、いずこへ…
昨夜放映した、TV東京系の「池上彰の戦争を考えるスペシャル」観ましたぁ?
太平洋戦争について、まことにわかりやすい解説でござった。
おぢたち「戦争を知らない世代」ですから、よくわかってません。
しっかり戦争についての教育受けた記憶もないしね。
もっとも若いお方は、アメリカと戦争があったことすら知らないというから驚いちゃうけどね。
ですから、あの戦争が何だったのか、ちゃんと子どもたちに伝えなければせねばなりませぬ。
判りやすい解説をする池上さんは、そういう意味で大変貴重な人材でもござります。
1941年12月、緒戦の真珠湾攻撃で大勝利し、浮かれておった我がニッポン国だけど、それもミッドウェー海戦までのわずか7ヶ月。
1942年の6月に、ミッドウェーで致命的な敗北をして、あとは45年の敗戦まで、ほぼ負けっぱなし!!
どもこもならん。
昨日も放送しておったけど、日本の暗号がまるっきり筒抜けだったという有名な話ある。
これが、天下分け目のミッドウェー海戦の勝敗を分けておる。
なんで暗号やら何やらが筒抜けだったのか。
どうやら、原因は「戦陣訓」だったそうな。
例の「生きて虜囚の辱めを受けず」というやつ。
つまりは、捕虜になるのは恥だから、死になさいという教え。
で、不幸なことに多くの軍人も、民間人も、追い詰められると自ら死を選んだのだけれど、なかには生き残ってしまった兵士もゴッチャリいて、これが「生きて虜囚の辱めを受けず」しか教育されてないもんだから、あれやこれや、なんだかんだ、知ってることを全部米軍に喋っちゃった。
なもんだから、何でもかんでも筒抜け。
一方米兵は、捕虜になっても、しっかりジュネーブ条約を知っておったし、あれとこれは喋っていいけど、あとは黙秘するようにと、しっかり教育されておった。
でもって、ニッポンが敵性英語は使ってはいけませんとか、ドアホウなこと言ってた間、米軍ではニッポンの専門家を育成して、研究し尽くしておった。
おかげさんで、TVでもやっておったけど、ニッポン人捕虜の日記なんかからも、なんでもかんでも、わかっちゃった。
連合艦隊司令官・山本五十六さんの搭乗した飛行機が、無線を傍受され、ブーゲンビル島上空で撃墜されたのはご存知の通り。
今回池上さんの話で驚いたのは、山本五十六を殺害するかどうか、「米軍が迷った」というところ。
つまり、大変な戦略家、戦術家であった山本五十六を殺したら、もっと凄い優秀な司令官がでてきて、アメリカにとってマイナスになるのではないかと危惧したそうな。
でも、残ってるのはすべて凡庸な人物しかいないので、撃墜したのだそうだ。
凄いねぇアメリカって国は。
先行きの見通しないまま戦争に突入した我が帝国ニッポンとは大違いじゃ。
で、先ほどのミッドウェー海戦では、3000人もの優秀な人材が亡くなっておるそうな。
なかでもニッポン軍の優秀なパイロットと飛行機が、これでほぼ枯渇しちゃった。
これは決定的じゃね。
以前も書いたことがあったけど、ニッポンのゼロ戦は、まことに優秀ではありますが、優れた飛行技術がないと、なかなかちゃんと飛ばすことが出来ませぬ。
ゼロ戦パイロットは、世界に誇る優秀な人々だったのじゃ。
現代でいうところの自動車のF1だろか。
一方、アメリカのグラマンなんて戦闘機は、マニュアルがそもそもマンガで書いてあるというシンプル設計。
つまりは、ちょっとの訓練で、だれでもが簡単に操縦できるわけ。
人類最大の消耗戦である戦争ですから、人的、物的消耗は激しいことになっておる。
グラマン戦闘機は、シンプル設計で、簡単操作で、おまけに多量生産。
大消耗戦にはぴったりなのじゃ。
数少ない優秀な航空機を、数少ない優秀なパイロットでしか操縦できないような帝国ニッポンが、人が死のうが、飛行機が壊れようが、次々簡単に補充が利くから大丈夫という国に、勝てるわけがござりません。
山本五十六氏の、「半年か一年なら暴れてみせます」発言は、半年か一年しかもちませんよと言っておるってことだった。
しかも山本さん、戦争に反対しておったしね。
あまりに悲しく情けない。
で、よくよく考えてみたら、グラマンとゼロ戦の話、どっかで聞いたことがあるような…
そう、すっかりガラパゴス化したといわれ、世界のどこも買ってくれない我がニッポンの携帯電話じゃ。
シンプルで使いやすい、スウェーデンのノキアや韓国のサムスンなんかが売れるわけじゃ。
テレビなんかも同じでござる。
あれこれ余計な装備がついて、値段も高いニッポンのTV。
気がつけば、シンプルで安くて使いやすい韓国製やら中国製に世界の市場はやられておる。
「これってダメじゃん」って話なのじゃ。
かつてのゼロ戦と現代の携帯にTV、いずれも優秀だけど、その末路はあまりに似ておって情けないのじゃ。
あいも変わらずトホホなことなのじゃ、嗚呼!!