グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

オリット

2011年06月13日 | 歴史・文化
三原山外輪山にある“オリット”と呼ばれる所があります。今はほとんど使う人がいないと思われる旧道です。場所は三原山登山道 外輪山の南部側でカガミブチ通称“ダム”と呼ぶ人もいる所です。昭和25~26年の三原山の噴火で表砂漠に溶岩流を沢山流した時に外輪山の低くなっていたここより流れ出さないようにあわてて嵩上げしたダムです。勿論、今ある物は後年もっと綺麗に整備された物です。

意外に広く立派なものです

ダムの外側にはお地蔵さまが鎮座していました
以前に対面していた、このお地蔵さまは木が茂って居てなかなか見つかりませんでした。

昭和25年以前は野増の人達が沢山利用したのを見守っていたのでしょうね。
左側にある石碑ですが誰が何のために設置したのか古く苔に覆われて年代もよく分からないので、これから古い資料を調べてみようと思います。

降りる道は木に覆われている道なので迷うことなく歩くことがでします。(わ~逆撮影されていました)

自然物ではない風船の残骸です。誰が飛ばしたのでしょうか?メッセージは有りませんでした。観測用かな??

この写真だとジャングルの様ですが…


この道は以前、馬が通ったと聞いたことがありましたが、この道幅では馬は通れませんね!

下から見ると   どの辺を歩いてきたのかさっぱり分かりませんね

今回山を下って来ましたが、登ったら大変そう。そういえば三原山にたいして野増地区が一番の急スロープでしたね。(しま)

※オリットとは下りる所(おりるところ)が訛ったもののようです

コメント
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