先日、東京から2人の森林インストラクターの方が遊びにみえて、ほぼ1日島を案内しました。
「卯の花」とも呼ばれるウツギが三原山のふもとで満開でした。
純白で、泡みたいで綺麗ですね~。
そして楽しみにしていた花が咲きました。
1986年に流れた溶岩流の上に、横の森から這い出してきて、マットのように広がるテイカカズラの花。
みんな花茎を立てて花を垂らしています。
テイカカズラと言うと、木に巻きついて空を目指しているのが通常の姿。
それがここでは黒い溶岩の上に這い出てきて、天下を独占しています。
なぜ?
テイカカズラを前に、なぞ解きに挑みました。(大げさ?)
この元町のそばにある溶岩流は、表面がガラガラで崩れやすく栄養分も無く、通常の植物のタネが芽を出すには厳しい環境です。
さらに荒れ地に強いパイオニアのハチジョウイタドリがまわりにいないために、植物がほとんど生えていません。
「この場所なら天下を取れる!」と思った(?)テイカカズラ達は、木に這い上るのをやめて、一斉に溶岩流に進出してきたのではないでしょうか?
黒い溶岩の上はジリジリ暑く、風も当たって森とは全然違う環境だと思いますが、
それでも光を奪い合う競争相手が居ない環境は、十分魅力的だったのではないでしょうか?
テイカカズラ達は風車のような花をできるだけ高い位置に掲げ、虫を誘っていました。
溶岩流の片側は、ず~っとこのテイカカズラのじゅうたんが敷き詰められています。
何と言うたくましさ!
何年かしたらこの黒い川も、一面テイカカズラ達に覆われてしまうかもしれませんね。
一緒に歩いた森林インストラクターの方達は虫にも詳しかったので、色々見つけて楽しい時間を過ごしました。
コジャノメが交尾(たぶん)をしていました。
地面に降りていますが背景にうまく溶け込んでいます。
どこにいるかわかりますか?
草につかまって、真剣な表情(笑)
“絶対こういうお面って、あるよな~。”の蛾。
何の顔に見えますか?
キツネか犬かなぁ~?
その他、アオスジアゲハの青い線が本土より太いのではないかということが話題になりました。
虫も詳しく調べることができたら、大島独特の変化をしている虫を、きっと見つけることができるのでしょう。
そうしたら、楽しいでしょうね~。
あ~、体があと3~4個ほしいです!(笑)
(カナ)
「卯の花」とも呼ばれるウツギが三原山のふもとで満開でした。
純白で、泡みたいで綺麗ですね~。
そして楽しみにしていた花が咲きました。
1986年に流れた溶岩流の上に、横の森から這い出してきて、マットのように広がるテイカカズラの花。
みんな花茎を立てて花を垂らしています。
テイカカズラと言うと、木に巻きついて空を目指しているのが通常の姿。
それがここでは黒い溶岩の上に這い出てきて、天下を独占しています。
なぜ?
テイカカズラを前に、なぞ解きに挑みました。(大げさ?)
この元町のそばにある溶岩流は、表面がガラガラで崩れやすく栄養分も無く、通常の植物のタネが芽を出すには厳しい環境です。
さらに荒れ地に強いパイオニアのハチジョウイタドリがまわりにいないために、植物がほとんど生えていません。
「この場所なら天下を取れる!」と思った(?)テイカカズラ達は、木に這い上るのをやめて、一斉に溶岩流に進出してきたのではないでしょうか?
黒い溶岩の上はジリジリ暑く、風も当たって森とは全然違う環境だと思いますが、
それでも光を奪い合う競争相手が居ない環境は、十分魅力的だったのではないでしょうか?
テイカカズラ達は風車のような花をできるだけ高い位置に掲げ、虫を誘っていました。
溶岩流の片側は、ず~っとこのテイカカズラのじゅうたんが敷き詰められています。
何と言うたくましさ!
何年かしたらこの黒い川も、一面テイカカズラ達に覆われてしまうかもしれませんね。
一緒に歩いた森林インストラクターの方達は虫にも詳しかったので、色々見つけて楽しい時間を過ごしました。
コジャノメが交尾(たぶん)をしていました。
地面に降りていますが背景にうまく溶け込んでいます。
どこにいるかわかりますか?
草につかまって、真剣な表情(笑)
“絶対こういうお面って、あるよな~。”の蛾。
何の顔に見えますか?
キツネか犬かなぁ~?
その他、アオスジアゲハの青い線が本土より太いのではないかということが話題になりました。
虫も詳しく調べることができたら、大島独特の変化をしている虫を、きっと見つけることができるのでしょう。
そうしたら、楽しいでしょうね~。
あ~、体があと3~4個ほしいです!(笑)
(カナ)