今、三原山ではススキが一番の見頃を迎えています。
3日間のツアーの様子と、私の大好きな「ススキがつくる景色」をまとめました。
10月7日(日)
午前が雨の予報だったので、ツアーを午後に変更して13時30分にスタートしました。
この時間の出発だと、もしかしたら帰りは「あの場所」に行けるかも!
「あの場所」は私のお気に入りのススキ鑑賞ポイントで、舗装された遊歩道の脇のパホイホイ溶岩地帯にあります。で、火口を見た後は西側斜面をおりて…
三原山のふもとをグルリとまわって、16時ジャストぐらいにパホイホイ溶岩が作る丘の上に登りました。
予想通り、金色に輝くススキの海が見えました!
やった~!
また今年も、この季節がやってきました。
パホイホイ溶岩のベッドに横たわり、キラキラに囲まれながら空を見上げるお客様。
最高に、気持ち良さそうでした~。
10月8日(月)
この日は7時間のロングツアーでした。
午前中は三原山へ。
この時間帯の三原山で私の好きなススキポイントは、ここです。
火口展望所に向かう遊歩道。
道の両脇がキラキラです!
ススキ越しの海もキラキラ。
キラキラのあとは、最近流行の(?)あの場所で休憩。
座り心地が好評でした!
時間にゆとりがあったので、裏砂漠では外輪山の一部を構成する櫛形山の頂上まで登りました。
北東の風がゴォ~と耳元でうなり、グレーの雲が空を覆う、なんとも迫力のある風景でした。
ツアー中何度か「地球に来たみたい!」という感想を述べられていたお客様。
「大島に来た」のでもなく「日本に来た」のでもなく「地球に来た」という感じ、なのだそうです。
私もまったく同じ気持ちでした。
この広い景色の中に、たった3人だけ。
なんとも贅沢な時間でした。
10月9日(火)
10年以上前から大島の海に通ってくれているご夫婦との午後ツアーでした。
天気予報は日中曇りで夕方晴れの予報。
天気予報を信じて、夕方にススキ鑑賞ポイントへ行くために、火口を一周してから西側斜面に下りる比較的長いコースを歩く事にしました。
今日は割れ目火口のそばに、噴気が集中していました。
足もとからモクモク噴気が上がっていて、まるでサウナの中にいるみたいでした。
湯気が立ちのぼる地面に触れるなんて、まさに生きている火山ならではの体験ですよね。
黒い溶岩が降り積もった山に白い湯気が這うように動き回る様子は、いくら見ていても飽きません。
こういう景色にも「地球」を感じます…。
北東の風が強くて、火口展望所では風の音で互いの声が聞こえないし、途中ではよろめくほどの風が吹いていました。そして下山後の空にも少し不安になるような黒い雲が…。
ススキ鑑賞ポイントにつく頃に、本当に晴れるのでしょうか?
大丈夫でした!
晴れました~。
さすが三原山です。
3人で、またまた景色を独占です。
それぞれ、思い思いのパホイホイ溶岩に陣取って写真を撮りました。
金色のススキ野原の中で1時間、座っていました。
噴火が野焼きをすることで、再生したススキたち。
以前は見渡す限りのススキ野原でしたが、毎年樹木たちの背が高くなり、だんだんブッシュのような風景に変わってきました。
でもススキが樹木に光を奪われて姿を消す前に、次の噴火が目の前の風景を焼け野原に変える日が来るでしょう。生きている火山、伊豆大島の下には、マグマがたまって次の噴火の準備を着々と進めています。
「せっかくだから、太陽が沈むまで見届けたいよね。」
全員一致で、外輪山に日が沈むまでススキ野原で時を過ごしました。
ススキたちが光を失った分、空に浮かんだ雲の輪郭が明るく輝いていました。
3日間とも、秋らしい景色を楽しんだジオツアーでした。
(カナ)
3日間のツアーの様子と、私の大好きな「ススキがつくる景色」をまとめました。
10月7日(日)
午前が雨の予報だったので、ツアーを午後に変更して13時30分にスタートしました。
この時間の出発だと、もしかしたら帰りは「あの場所」に行けるかも!
「あの場所」は私のお気に入りのススキ鑑賞ポイントで、舗装された遊歩道の脇のパホイホイ溶岩地帯にあります。で、火口を見た後は西側斜面をおりて…
三原山のふもとをグルリとまわって、16時ジャストぐらいにパホイホイ溶岩が作る丘の上に登りました。
予想通り、金色に輝くススキの海が見えました!
やった~!
また今年も、この季節がやってきました。
パホイホイ溶岩のベッドに横たわり、キラキラに囲まれながら空を見上げるお客様。
最高に、気持ち良さそうでした~。
10月8日(月)
この日は7時間のロングツアーでした。
午前中は三原山へ。
この時間帯の三原山で私の好きなススキポイントは、ここです。
火口展望所に向かう遊歩道。
道の両脇がキラキラです!
ススキ越しの海もキラキラ。
キラキラのあとは、最近流行の(?)あの場所で休憩。
座り心地が好評でした!
時間にゆとりがあったので、裏砂漠では外輪山の一部を構成する櫛形山の頂上まで登りました。
北東の風がゴォ~と耳元でうなり、グレーの雲が空を覆う、なんとも迫力のある風景でした。
ツアー中何度か「地球に来たみたい!」という感想を述べられていたお客様。
「大島に来た」のでもなく「日本に来た」のでもなく「地球に来た」という感じ、なのだそうです。
私もまったく同じ気持ちでした。
この広い景色の中に、たった3人だけ。
なんとも贅沢な時間でした。
10月9日(火)
10年以上前から大島の海に通ってくれているご夫婦との午後ツアーでした。
天気予報は日中曇りで夕方晴れの予報。
天気予報を信じて、夕方にススキ鑑賞ポイントへ行くために、火口を一周してから西側斜面に下りる比較的長いコースを歩く事にしました。
今日は割れ目火口のそばに、噴気が集中していました。
足もとからモクモク噴気が上がっていて、まるでサウナの中にいるみたいでした。
湯気が立ちのぼる地面に触れるなんて、まさに生きている火山ならではの体験ですよね。
黒い溶岩が降り積もった山に白い湯気が這うように動き回る様子は、いくら見ていても飽きません。
こういう景色にも「地球」を感じます…。
北東の風が強くて、火口展望所では風の音で互いの声が聞こえないし、途中ではよろめくほどの風が吹いていました。そして下山後の空にも少し不安になるような黒い雲が…。
ススキ鑑賞ポイントにつく頃に、本当に晴れるのでしょうか?
大丈夫でした!
晴れました~。
さすが三原山です。
3人で、またまた景色を独占です。
それぞれ、思い思いのパホイホイ溶岩に陣取って写真を撮りました。
金色のススキ野原の中で1時間、座っていました。
噴火が野焼きをすることで、再生したススキたち。
以前は見渡す限りのススキ野原でしたが、毎年樹木たちの背が高くなり、だんだんブッシュのような風景に変わってきました。
でもススキが樹木に光を奪われて姿を消す前に、次の噴火が目の前の風景を焼け野原に変える日が来るでしょう。生きている火山、伊豆大島の下には、マグマがたまって次の噴火の準備を着々と進めています。
「せっかくだから、太陽が沈むまで見届けたいよね。」
全員一致で、外輪山に日が沈むまでススキ野原で時を過ごしました。
ススキたちが光を失った分、空に浮かんだ雲の輪郭が明るく輝いていました。
3日間とも、秋らしい景色を楽しんだジオツアーでした。
(カナ)