グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

椿祭りが始まりました。

2014年01月26日 | 今日の大島
今日から第59回、椿祭りが始まりました。
椿祭り会場の、12時頃の様子です。

島外の方は、あまり多くなかったようですが、島内からは災害で被災された方、町役場、観光協会、大島支庁、商工会、婦人会、島外ボランティア等など、たくさんの人が集まっていました。

黙祷、ミス大島の開会宣言、観光協会長、町長あいさつのあと、来賓の加茂市、あきる野市、町田市、熱海市、東伊豆町の方達から、大島の復興を願うメッセージをいただきました。

(大島と定期船が結んでいる熱海市では、大島島民は梅祭りの入場を無料にしてくれるとのことでした)

開会にあたり、観光協会長は、反対の声もある中で椿祭りを決断した経緯と経済復興への思いを、町長は「椿祭りを機に感謝と復興の思いを島内外に伝えていく」という決意を述べていました。

派手なイベントではなく、黙祷と挨拶で始まった今年の椿祭り。


“ミス雪椿”たちの応援や…


“ゆるキャラ”の登場が、会場に笑顔を作っていたように思います。

これは箱根から応援に駆けつけてくれた“ハコネコボザッピィ”
どうやらサンバが好きな箱根の猫で、箱形の猫キャラらしいです…。

小笠原からは“オガジロウ”が応援に来てくれました。最初「トカゲがサングラス?」って思っちゃいましたが、モデルはクジラらしいです。

ちょっと怪しげな雰囲気なのに(失礼)子ども達に大人気でした。
周囲からは「大島にも、ゆるキャラがほしいね」という声がチラホラ…。

C級グルメチャリティーが行われた会場では“アシタバ天ぷら”が無料で振るまわれていました。

カラッと揚がっていて「美味しい!」と評判でした。

椿の花の天ぷらもありました。

キレイですね~。
“椿祭り”にピッタリです。

こんな看板もありました。

「自力復興」…素晴らしいです!外からの手助けに感謝しながらも「自分たちの力で復興するぞ」という心意気が感じられます。

ここでも…

台風被害から蘇った花の苗が売られ、売り上げは義援金になるそうです。

プランターにはメッセージが寄せられていました。

「大島ガンバレ!元気と笑顔を取り戻せ!」
「人と心の復興を!」
「昨日よりも今日、今日よりも明日が良い日で」
(ありがとうございます)

東海汽船さんの新商品「島島弁当」も飛ぶような売れ行き。

行列ができて、すぐ完売していました。

お弁当の中身は島寿司。

山を歩く時のお弁当に、ちょうど良いサイズです。

最後に園内を回ってみました。椿は、まだこれからという感じでしたが、中には見事に咲いている木もありました。


夜中の強風がウソのように止んでポカポカ暖かだった、椿祭りの初日。
神様が、大島の復興を応援してくれているように感じられる天気でした。

(カナ)
コメント
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