この2日間、伊豆諸島の海は大荒れ…
大島では昨日の午後と、今日の午前の高速船が欠航でした。
そんな悪天候の中、静岡県から50名近いお客様が来島されました。
伊東から東京までチャーターバスをまわして日帰りをされるとのこと。
みなさん、すごい気合いです!
で、滞在3時間でしたが、旬の椿と火山を見てもらおうと計画をたてました。
まずは三原山に向かう途中にある「椿の森公園」へ。
このツアーの世話役をされていた島内在住のAさんは“椿の森の再生事業”に尽力された方。
バスの中で事業について、語ってもらいました。
間伐し森を明るくした後、“椿のタネ拾い”イベントをやって1kg400円で買い取りをしたこと。
結局合計で500kg拾ったことなどを、苦労話も盛り込みながら語ってくれたので、とても興味深かったです。
バスを降りたところでは、まず準備体操。
みなさん、ウォーキングクラブの仲間なのだそうです。
そしてAさんを先頭に、森を歩きました。
凹凸のある小道を、ちょっぴり早足で…。
地面はまるで椿の花を敷きつめたように赤く染まっていました。
こんな景色の中を歩けるなんて、スペシャルなウォーキングですよね。
天気予報は午後から「強風、強雨」でしたが、日帰りで大島を訪ねてくれた皆さんの気持ちに報いるかのように、降りはじめが遅れていました。
で、本当は歩かない予定だったのですが、皆さんからの希望で少し歩くことになりました。
細かい雨と、だんだん強まりはじめた風の中を、三原山のふもとを目指しました。
“縄もよう溶岩”や特徴的な植物も観察したのですが、残念ながら写真はありません。
マイクや説明資料が水没しないよう、雨合羽で覆いながら歩いていたので、カメラを持つ手が空かなかったのです(笑)。
1枚だけ撮ったのが、この写真です。
「総勢51人で雨の溶岩流を歩く」の図。
皆さん、頑張りました!
このあと山頂口バス停近くにある「歌の茶屋」で昼食をとった後に、思わぬハプニングが…。
お客様が食堂内の階段から足を踏み外し、骨折してしまったのです。
頭も打っていたため大事をとって救急車で病院へ。
幸い大事には至らず、お客様はお友達と1泊して、今日ご自宅に戻られたようです。
それにしても、室内の階段から転落とは…危険は思わぬところに潜んでいるのですね。
これからは溶岩の上を歩く時だけでなく、室内の階段にも気をつけるように案内せねば…。
とまあ、そんなこんなで明日の三宅島での講演資料作りが差し迫り、夕方以降に必死になって作成していたら、参加する予定だった「災害セミナー(京都大学防災研究所の研究者の方々の講演)」の存在を、すっかり忘れてしまいました!
セミナーに参加した方の話しでは「いままでに分からなかった部分の発生の仕組みもほぼ解明され、わかりやすく説明された」素晴らしい内容だったそうです。
うう…聞きたかった…。
しかしセミナーを聞きのがしたおかげ(?)で、明日の三宅島での講演資料作りが、ようやく終わりました。(日中ヘリで三宅島入りしてからも、資料作ってました。)
明日は「三宅島GEOイベント」で、活火山が作った島に生きる皆さんと語ります!
イベントの様子は、明後日のブログで報告します~。
(カナ)
大島では昨日の午後と、今日の午前の高速船が欠航でした。
そんな悪天候の中、静岡県から50名近いお客様が来島されました。
伊東から東京までチャーターバスをまわして日帰りをされるとのこと。
みなさん、すごい気合いです!
で、滞在3時間でしたが、旬の椿と火山を見てもらおうと計画をたてました。
まずは三原山に向かう途中にある「椿の森公園」へ。
このツアーの世話役をされていた島内在住のAさんは“椿の森の再生事業”に尽力された方。
バスの中で事業について、語ってもらいました。
間伐し森を明るくした後、“椿のタネ拾い”イベントをやって1kg400円で買い取りをしたこと。
結局合計で500kg拾ったことなどを、苦労話も盛り込みながら語ってくれたので、とても興味深かったです。
バスを降りたところでは、まず準備体操。
みなさん、ウォーキングクラブの仲間なのだそうです。
そしてAさんを先頭に、森を歩きました。
凹凸のある小道を、ちょっぴり早足で…。
地面はまるで椿の花を敷きつめたように赤く染まっていました。
こんな景色の中を歩けるなんて、スペシャルなウォーキングですよね。
天気予報は午後から「強風、強雨」でしたが、日帰りで大島を訪ねてくれた皆さんの気持ちに報いるかのように、降りはじめが遅れていました。
で、本当は歩かない予定だったのですが、皆さんからの希望で少し歩くことになりました。
細かい雨と、だんだん強まりはじめた風の中を、三原山のふもとを目指しました。
“縄もよう溶岩”や特徴的な植物も観察したのですが、残念ながら写真はありません。
マイクや説明資料が水没しないよう、雨合羽で覆いながら歩いていたので、カメラを持つ手が空かなかったのです(笑)。
1枚だけ撮ったのが、この写真です。
「総勢51人で雨の溶岩流を歩く」の図。
皆さん、頑張りました!
このあと山頂口バス停近くにある「歌の茶屋」で昼食をとった後に、思わぬハプニングが…。
お客様が食堂内の階段から足を踏み外し、骨折してしまったのです。
頭も打っていたため大事をとって救急車で病院へ。
幸い大事には至らず、お客様はお友達と1泊して、今日ご自宅に戻られたようです。
それにしても、室内の階段から転落とは…危険は思わぬところに潜んでいるのですね。
これからは溶岩の上を歩く時だけでなく、室内の階段にも気をつけるように案内せねば…。
とまあ、そんなこんなで明日の三宅島での講演資料作りが差し迫り、夕方以降に必死になって作成していたら、参加する予定だった「災害セミナー(京都大学防災研究所の研究者の方々の講演)」の存在を、すっかり忘れてしまいました!
セミナーに参加した方の話しでは「いままでに分からなかった部分の発生の仕組みもほぼ解明され、わかりやすく説明された」素晴らしい内容だったそうです。
うう…聞きたかった…。
しかしセミナーを聞きのがしたおかげ(?)で、明日の三宅島での講演資料作りが、ようやく終わりました。(日中ヘリで三宅島入りしてからも、資料作ってました。)
明日は「三宅島GEOイベント」で、活火山が作った島に生きる皆さんと語ります!
イベントの様子は、明後日のブログで報告します~。
(カナ)