昨年、海部門スタッフが退職し、暫く私は陸ガイドから離れていました。
しかし、3月に入り西谷が体調を崩した事もあり、このところ4~5日おきに山を歩いています。
そんな訳で、今日は急遽私がブログを担当する事に・・・。
しかし、心構えができていなかったので、殆ど写真がありません。お許しくださ~い。
さて、陸を案内していて思うのですが、ガイド楽しいですね~。
お客様から教えていただく事も沢山有ります。
海ガイドの場合は、コミュニケーションツールとしてボードを使うのですが
どうしてもガイド側からの一方通行になりがちです。
陸では会話のキャッチボールが出来る。
一番大きな魅力は、その場で反応が返ってくる。
私の場合これが一番ですね。
勿論、海には海の楽しさが有るのですが・・・。
(海は、潜っているだけで自分が楽しい。個人で楽しむモノかな?(笑))
さて昨日、2組のお子様連れのご家族を山にご案内してきました。
小学生の男の子3人、そして友達同士のお母さん。
しかし、折角ツアーを申し込んで頂いたのに天候は曇り・・・
大島温泉ホテルを過ぎた辺りから周囲は真っ白な霧の中
20m程しか視界が有りません。
しかし、そんな中でも男の子達は元気イッパイ!
山頂口展望台に着いた途端、一気にカルデラに降りる道を駆け下って行きました。
そして、茶色く縮んだスナゴケを見付け、「なにこれ~?」
片っ端から足元の石を拾っては、「ねえ~、これ溶岩?」
オオバヤシャブシの種を飛ばした後の実を見ては「これ変なの~何だぁ~?」
好奇心旺盛!次から次へと質問攻めです。苦笑
縄状溶岩もいち早く子供達が見付け、「なんだこれ?」
もちろん私は正解等知りませんから「なんだろうね~、此処で何が起きたんだろう?」
と、逆に問い掛けます。
江戸時代に流れた溶岩の所では、当然の様に登って行きます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/5c/dfb3048d16c24a9722bc544b6e4c7d94.jpg)
折角登っても周囲は真っ白、景色は何も見えません。
しかしその白さが、逆に溶岩の黒さを際立たせ子供達を興奮させていました。
結局三原山では、86年に流れ止まった溶岩流先端まで登り、引き返す事になりました。
さてその後は、割れ目火口に寄り、与那国馬に餌やり体験、植物のパワー溢れる樹海を冒険(此処では子供達が隊長)
逞しさに心打たれる”桜っ株”にも立ち寄り、宿へとお送りしました。
昨日は、久々に元気な男の子達と触れ合い、楽しい時間を過ごさせて頂きました。
さて、そんな中で気付いた事が有ります。
今更かも知れませんが「霧の時、溶岩流の上では帰り道が分からなくなる」と云う事。
古い時代の溶岩の上でも同じです。
降りられる場所は限られるので、これは気を付けなければいけませんね。
今回は、動物的感で難なくクリアーできましたが・・・。
元気な子供達のお陰でいい勉強ができました。
By 柳場
しかし、3月に入り西谷が体調を崩した事もあり、このところ4~5日おきに山を歩いています。
そんな訳で、今日は急遽私がブログを担当する事に・・・。
しかし、心構えができていなかったので、殆ど写真がありません。お許しくださ~い。
さて、陸を案内していて思うのですが、ガイド楽しいですね~。
お客様から教えていただく事も沢山有ります。
海ガイドの場合は、コミュニケーションツールとしてボードを使うのですが
どうしてもガイド側からの一方通行になりがちです。
陸では会話のキャッチボールが出来る。
一番大きな魅力は、その場で反応が返ってくる。
私の場合これが一番ですね。
勿論、海には海の楽しさが有るのですが・・・。
(海は、潜っているだけで自分が楽しい。個人で楽しむモノかな?(笑))
さて昨日、2組のお子様連れのご家族を山にご案内してきました。
小学生の男の子3人、そして友達同士のお母さん。
しかし、折角ツアーを申し込んで頂いたのに天候は曇り・・・
大島温泉ホテルを過ぎた辺りから周囲は真っ白な霧の中
20m程しか視界が有りません。
しかし、そんな中でも男の子達は元気イッパイ!
山頂口展望台に着いた途端、一気にカルデラに降りる道を駆け下って行きました。
そして、茶色く縮んだスナゴケを見付け、「なにこれ~?」
片っ端から足元の石を拾っては、「ねえ~、これ溶岩?」
オオバヤシャブシの種を飛ばした後の実を見ては「これ変なの~何だぁ~?」
好奇心旺盛!次から次へと質問攻めです。苦笑
縄状溶岩もいち早く子供達が見付け、「なんだこれ?」
もちろん私は正解等知りませんから「なんだろうね~、此処で何が起きたんだろう?」
と、逆に問い掛けます。
江戸時代に流れた溶岩の所では、当然の様に登って行きます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/5c/dfb3048d16c24a9722bc544b6e4c7d94.jpg)
折角登っても周囲は真っ白、景色は何も見えません。
しかしその白さが、逆に溶岩の黒さを際立たせ子供達を興奮させていました。
結局三原山では、86年に流れ止まった溶岩流先端まで登り、引き返す事になりました。
さてその後は、割れ目火口に寄り、与那国馬に餌やり体験、植物のパワー溢れる樹海を冒険(此処では子供達が隊長)
逞しさに心打たれる”桜っ株”にも立ち寄り、宿へとお送りしました。
昨日は、久々に元気な男の子達と触れ合い、楽しい時間を過ごさせて頂きました。
さて、そんな中で気付いた事が有ります。
今更かも知れませんが「霧の時、溶岩流の上では帰り道が分からなくなる」と云う事。
古い時代の溶岩の上でも同じです。
降りられる場所は限られるので、これは気を付けなければいけませんね。
今回は、動物的感で難なくクリアーできましたが・・・。
元気な子供達のお陰でいい勉強ができました。
By 柳場