三陸GPでのジオパーク研修会の報告、今回で最終です。
午前の事例報告を受け、午後はグループ討議でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/d0/ca1c2c195d108adfb09b0d4cf1bc531c.jpg)
グループは火山2、土砂災害3、地震2、津波3の計10グループ。
目的。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/1e/2b1cc5bac9b3212154af6a64bbccc4be.jpg)
手順。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/9a/b217024a840ec3caad40bcbc4df40715.jpg)
まずはグループ内で、自己紹介と災害の共有を行いました。
私のグループの災害の体験は…
白山手取川ジオパーク
1600年代に噴火噴火した白山火山、手取川は、昭和9年に大洪水。
ゆざわジオパーク
たまに水害あったようだが大きな災害ない。超豪雪地帯、雪害、除雪作業で毎年数名亡くなる。
桜島ジオパーク
毎日元気に噴気を上げる桜島。大正噴火で大隅半島と地続きに。犠牲者多数。今も大量のマグマが地下に溜まる。
霧島ジオパーク
2011年 本格的噴火。立ち入り規制のレベル2から3。
伊豆半島ジオパーク
伊東沖で海底噴火、被害なし。昭和8年伊豆半島北部丹那断層で大きな地震、昭和40年狩野川台風で洪水、共に犠牲者多数。
糸魚川ジオパーク
昭和49年に焼山火山噴火で大学生3名死亡。姫川水害、雪崩、地滑りで犠牲者が出た。
私も伊豆大島ジオパークのことを話しました。
話しを聞いて、災害がないジオパークはないのだということを実感しました。
「姶良カルデラの噴火では南九州全土に100m熱々の火山灰が積もった。同じ噴火が今起きたら自分たちは死ぬ。そして東京の人たちは、原発を止めに行くこともできない。それでも原発を大丈夫というのは科学的なのか?」という意見や「復興したあとの結果を見れば強いと思うが、その過程では人は弱いので、そこをサポートしていかねばならない。」という意見が、印象に残りました。
「災害の恵み」では、本当に様々な意見が出ました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/16/59e22629fe1edb28e99bee5854b66aac.jpg)
全体をあわせてみると…
「溶岩流が人が暮らしやすい土地を作る」「水はけの良い地面が農作物を育てる(桜島大根やみかん、びわ、アシタバなど)」「湧水」「温泉」「降雪が美味しい米や酒を作る」「色々な施設できた」「産業を酪農に切り替え」「記念碑」「雪崩資料館」「監視カメラ」「池と豊富な生き物」「リアス式海岸豊かな漁場」「大雪がスキー場」「ダム建設で雇用」「災害で人とのつながり認識」「人の力の限界がわかる」「注目度あがる」「信仰」「石灰岩や地盤沈下が産業に」「土砂崩れで果樹栽培」「地震で隆起した場所で魚釣り」「断続的津波で養殖サンマの技術があがった」「新しい景観」「心の繋がり」「助け合い精神の広がり」「雪が保冷庫」「隆起が平野部を形成」「洪水が肥沃な土地を作る」「防災計画を見直す必然性にかられる」「多くの人が来てくれる。」などなど。
続いて「やりたいこと」「やっていること」「やりたいことができない理由」「どうすればできるのか?」について、次々に書出しポストイットに書いて貼っていきました。
私のグループで印象的だったのは…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/83/da6374c35140a6458e14b7a262ade4b0.jpg)
フムフム、全部やらずに優先順位をつけて…。
ハザードマップ作りが進まなければ…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/03/1a9dacc4dd623257c2dcefe22b58fa6f.jpg)
地域防災計画に入れたり…
防災意識が低ければ…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/09/77e91eaa41ab47b7f158cb42296f9e8e.jpg)
起こりそうな災害をピックアップし、ジオパークのネットワークを利用して話しができそうな人を見つける!
これとか…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/e5/bb87fd7c7cfbc5460269c38bfa784141.jpg)
職場訪問の時間を使って防災教育!
子ども達の防災教育に対しても「平等に進めず興味のある先生に協力をもとめる。」「モデル校を作る。」など具体的、実践的なアイデアが出て来て、皆さんの地域での奮闘ぶりが目に浮かぶような気がしました。
他のグループからは…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/a5/c143055e48d84a38b274c067ff91627c.jpg)
「研修などにより皆の意識の共有化をはかり地域に溶け込む人を作っていく」「ジオガイドや消防団員、学校や婦人会を巻き込んで教材開発」「MLツイッター、などにより発信」「ネットワークの活用で解決できる」「首長への働きかけ」「外部からの評価で理解を求める」「役場職員への学習会、商工会の取り込み」「まだ発掘されていない場所を回る」「語り部」「ジオパークと災害担当部署との連携」「楽しい避難訓練」「守れる子どもの育成(責任感もって地域をまもる)」「模型を使った土砂災害シュミレーション」「飲み会開いてチームをつくる」「ジオ関係イベント」「地域おこし協力隊の増員」「実感できない地域の人に、講演などを利用して知ってもらう」「地域間交流で足りない部分を補ってはどうか?」「やる必要があることを言い続ける」「補助金の利活用」「学生の体験プログラム(普通の修学旅行より得るもの多い)」「ジオパークの授業はジオパークがやる」「地域に出向いて熱意を持って伝え、自分たちも学びながら市民意識を高める」「今回のような機会を生かして地元に持ち帰って話し、意識を上げていく」
まあ、本当にいっぱい意見がでました。
いくつか目からウロコの意見もあり、みんなで考えて分かち合うことの大切さを感じました。
最後に…宿題がでました!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/53/8dc41937113332033790c95c7beb0cae.jpg)
宿題やらなきゃ…。
(カナ)
午前の事例報告を受け、午後はグループ討議でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/d0/ca1c2c195d108adfb09b0d4cf1bc531c.jpg)
グループは火山2、土砂災害3、地震2、津波3の計10グループ。
目的。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/1e/2b1cc5bac9b3212154af6a64bbccc4be.jpg)
手順。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/9a/b217024a840ec3caad40bcbc4df40715.jpg)
まずはグループ内で、自己紹介と災害の共有を行いました。
私のグループの災害の体験は…
白山手取川ジオパーク
1600年代に噴火噴火した白山火山、手取川は、昭和9年に大洪水。
ゆざわジオパーク
たまに水害あったようだが大きな災害ない。超豪雪地帯、雪害、除雪作業で毎年数名亡くなる。
桜島ジオパーク
毎日元気に噴気を上げる桜島。大正噴火で大隅半島と地続きに。犠牲者多数。今も大量のマグマが地下に溜まる。
霧島ジオパーク
2011年 本格的噴火。立ち入り規制のレベル2から3。
伊豆半島ジオパーク
伊東沖で海底噴火、被害なし。昭和8年伊豆半島北部丹那断層で大きな地震、昭和40年狩野川台風で洪水、共に犠牲者多数。
糸魚川ジオパーク
昭和49年に焼山火山噴火で大学生3名死亡。姫川水害、雪崩、地滑りで犠牲者が出た。
私も伊豆大島ジオパークのことを話しました。
話しを聞いて、災害がないジオパークはないのだということを実感しました。
「姶良カルデラの噴火では南九州全土に100m熱々の火山灰が積もった。同じ噴火が今起きたら自分たちは死ぬ。そして東京の人たちは、原発を止めに行くこともできない。それでも原発を大丈夫というのは科学的なのか?」という意見や「復興したあとの結果を見れば強いと思うが、その過程では人は弱いので、そこをサポートしていかねばならない。」という意見が、印象に残りました。
「災害の恵み」では、本当に様々な意見が出ました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/16/59e22629fe1edb28e99bee5854b66aac.jpg)
全体をあわせてみると…
「溶岩流が人が暮らしやすい土地を作る」「水はけの良い地面が農作物を育てる(桜島大根やみかん、びわ、アシタバなど)」「湧水」「温泉」「降雪が美味しい米や酒を作る」「色々な施設できた」「産業を酪農に切り替え」「記念碑」「雪崩資料館」「監視カメラ」「池と豊富な生き物」「リアス式海岸豊かな漁場」「大雪がスキー場」「ダム建設で雇用」「災害で人とのつながり認識」「人の力の限界がわかる」「注目度あがる」「信仰」「石灰岩や地盤沈下が産業に」「土砂崩れで果樹栽培」「地震で隆起した場所で魚釣り」「断続的津波で養殖サンマの技術があがった」「新しい景観」「心の繋がり」「助け合い精神の広がり」「雪が保冷庫」「隆起が平野部を形成」「洪水が肥沃な土地を作る」「防災計画を見直す必然性にかられる」「多くの人が来てくれる。」などなど。
続いて「やりたいこと」「やっていること」「やりたいことができない理由」「どうすればできるのか?」について、次々に書出しポストイットに書いて貼っていきました。
私のグループで印象的だったのは…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/83/da6374c35140a6458e14b7a262ade4b0.jpg)
フムフム、全部やらずに優先順位をつけて…。
ハザードマップ作りが進まなければ…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/03/1a9dacc4dd623257c2dcefe22b58fa6f.jpg)
地域防災計画に入れたり…
防災意識が低ければ…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/09/77e91eaa41ab47b7f158cb42296f9e8e.jpg)
起こりそうな災害をピックアップし、ジオパークのネットワークを利用して話しができそうな人を見つける!
これとか…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/e5/bb87fd7c7cfbc5460269c38bfa784141.jpg)
職場訪問の時間を使って防災教育!
子ども達の防災教育に対しても「平等に進めず興味のある先生に協力をもとめる。」「モデル校を作る。」など具体的、実践的なアイデアが出て来て、皆さんの地域での奮闘ぶりが目に浮かぶような気がしました。
他のグループからは…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/a5/c143055e48d84a38b274c067ff91627c.jpg)
「研修などにより皆の意識の共有化をはかり地域に溶け込む人を作っていく」「ジオガイドや消防団員、学校や婦人会を巻き込んで教材開発」「MLツイッター、などにより発信」「ネットワークの活用で解決できる」「首長への働きかけ」「外部からの評価で理解を求める」「役場職員への学習会、商工会の取り込み」「まだ発掘されていない場所を回る」「語り部」「ジオパークと災害担当部署との連携」「楽しい避難訓練」「守れる子どもの育成(責任感もって地域をまもる)」「模型を使った土砂災害シュミレーション」「飲み会開いてチームをつくる」「ジオ関係イベント」「地域おこし協力隊の増員」「実感できない地域の人に、講演などを利用して知ってもらう」「地域間交流で足りない部分を補ってはどうか?」「やる必要があることを言い続ける」「補助金の利活用」「学生の体験プログラム(普通の修学旅行より得るもの多い)」「ジオパークの授業はジオパークがやる」「地域に出向いて熱意を持って伝え、自分たちも学びながら市民意識を高める」「今回のような機会を生かして地元に持ち帰って話し、意識を上げていく」
まあ、本当にいっぱい意見がでました。
いくつか目からウロコの意見もあり、みんなで考えて分かち合うことの大切さを感じました。
最後に…宿題がでました!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/53/8dc41937113332033790c95c7beb0cae.jpg)
宿題やらなきゃ…。
(カナ)