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グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

泡の正体

2015年07月16日 | 今日の大島
一昨日のブログやFBに下の『謎の模様』の写真を載せた後、様々なコメントが届きました。

「砂の表面が固まって指で円を描いて切り取ったら、おせんべい状態になって持ち上げられるもの(成因不明)」
「海藻の影響?」
「 熱い砂にブクブクと大きな泡の波が引いたあと、その泡がパチンパチンと弾けた跡?」
「乾いた砂の上に泡立った波が、ごく薄く流れて来た時できるもの?」
「浜に大波が打ち寄せ、砂浜にたたきつけられた痕跡?」

「ペットボトルの水でテストして頂けませんか?」というメールもあり、確認すべく今日の午後、海岸へ言ってきました。

海岸には、一昨日よりも沢山の丸い模様ができていました。
用意したペットボトルの水を注いてみましたが・・・

ただ砂が凹むだけで『穴』はできません。

海は大荒れで、砂浜を覆い尽くすほどの波になることもありました。


「泡がはじけた跡が模様を作るんじゃない?あ、これだよ、これ!」

嶋田が波打ち際まで行って、手に『泡』を持って来てくれました。

泡は、なかなか消えずに残っています。


確かに泡がはじけた跡が、穴となって残りそうではあります。


「乾燥した砂の上に泡がはじけると、こういう模様になる」と言う説はその通りのようです。

これは海が大荒れの時の、波打ち際でだけ見られる風景 なのですね!
・・・謎が解けてサッパリしました。

美しい模様ですが・・・この風景を作り出す作台風11号が、各地に被害をもたらしているようです。

これ以上、大きな被害にならないよう祈っています。

(カナ)
コメント
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