グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

第20回ジオガイド養成講座「伊豆大島のフィールドガイド(三原山)」

2016年04月10日 | 火山・ジオパーク
昨日、ガイド養成講座のフィールドワークでガイドを担当しました。

まずは三原山の成り立ちを説明し、出発。

噴火後の荒れ地に早い時期に生え始め、栄養分にとんだ落葉で他の植物の成長を助ける“オオバヤシャブシ”を説明していたら…

ジオパーク研究会会長&大島牛乳社長のS氏が「大島は3年間焼き畑をして、その後5~6年はオオバヤシャブシを植え土の栄養を蓄えさせる『切り替え畑』という方法で農業をしていた。」と教えてくれました。(こういう情報スバラシイです)

自然愛好会会長のO氏からはサクユリ盗掘の現状が報告され「盗掘防止に協力を」と呼びかけがありました。


『切り替え畑』を教えてくれたS氏には、1951年噴火の時に流行ったある『溶岩遊び(?)』を再現してもらいました。


嶋田はハチジョウイタドリの種子の芽生えを披露したり…


30年噴火の前の三原山を描いた『絵図』を使って、昔の様子を再現。


ジオパークの教育関係の中心を担うY氏は、草地の中にでっかい溶岩を発見!

…等々、皆で情報を共有しつつ歩きました。

降り注ぐ太陽の光が嬉しいのか、三原山は鮮やかなフデリンドウや…


淡い水色のコケリンドウが花盛りでした!


そしてこの場所でランチタイム。

風も弱いし青空だし…最高でした!

おお~、洞窟に通じる穴からシャボン玉の泡が!

下から空気が上がってきているのが、良くわかりました。
(このアイデア良いですね~!)

みんなで火山を学びつつ裏砂漠へ。
ここでは10分間、思い思いに“広さ”を楽しむことにしました。

寝る人。


宇宙人を呼ぶ人々?


「大島支庁組で飛びます~!」とのことで…


何度も連続ジャンプしていました!


手の上で飛ぶ人も現れました!

(^▽^)

そしてジオパーク事務局からの要望で、カメラマン以外全員でジャンプに挑戦。

みんなの笑顔が最高でした!

ジオパークバンザイ!

(カナ)





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