グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

またまたキノコ

2017年10月20日 | キノコ・菌・微生物
先週から始めたキノコ修業(超初級)。
のこのこキノコ

冒頭で、「カワラタケ、ウチワタケ、カイガラタケ、ここら辺の見分け方は相当難しいようです」

と書きましたが、調べるうちに識別は簡単な事がわかってきました。

カイガラタケの特徴は、表面が細かく短い起毛で覆われていて、ベルベットのような質感。
+裏側が粗めのヒダになっている、とのこと。

カワラタケは、黒が一般的だけれども茶色いものもある。
しかし質感が硬いとのこと。ということで違います。
がん抑制作用のある漢方としてもちょこっと有名なようですね。

ウチワタケは茶色が多く、さらに質感がベルベット!ですが、
裏側が微細な管孔、つまり穴がいっぱい空いている。

…先週は裏を見そびれました。のでこの写真だけではこの個体がそうかわかりません。

が、確実に茶色くベルベットでそして裏が細かい孔状のキノコは確認しているので、
ウチワタケは大島にあちこちいる、と自分の中では言い切れます。
今度証拠写真をとりに行かなくては!

そういえば先日の西谷のブログで、キノコの表面の水が「分解水」という事を知りました。
溶岩の森
前にうちの庭で見つけた白くみずみずしい美人さん。

あまりに生い茂っていたので露に濡れているのだと思っていました💦
カメムシくんとキノコさんが気になるのです
草刈りをしてしまって、あれから残念ながらこの名も知らぬ美人さんは現れませんが、
代わりにこんな小さいおもしろい子が顔を出していました。

とりあえず乾燥には強そうなのでしばらく観察できそうです。


ここのところ、北海道大学の宇井先生が来てくださって新しく知れた流紋岩がなぜできる?についてや、
ジオガイドの会でキョンのことについて説明・質問会を設けて頂いた時の話や、
書きたいことは色々あるのですが、気がつけばキノコの話ばっかり🍄
ま、季節という事で。


ところで、九州南部の霧島火山群の一つ、新燃岳の噴火活動が活発になったと、ニュースになっていますね。
大噴火の可能性もあるとか・・・。
実は今所用で本土にいるのですが、ふだん乗らない電車にのったら駅のベンチ横になつかしい壁新聞が。

火孔がきれいに映っています。思わず写真を撮りました。

来週火曜日24日は、気象庁による火山活動月イチ報告会、今回のテーマは「他地域の火山の噴火事情最前線」
なので、タイムリーに聞けるかも!なチャンスなのですが、
大型台風21号が月曜日をピークに近づいてきているとのことで!
島に帰れますように!
会が無事に開催されますように!!
そして何より何事もありませんように。無事を祈ります(あい)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする