グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

咲くもの散るもの

2020年05月28日 | 植物
今日、1ヶ月ぶりに裏砂漠まで歩いてきました。

すでに新緑の季節は終わり、元気な夏色(に近づいた)の緑が眩しいほどでした。


「ジオロックガーデン」の溶岩たちも、緑の海に浮かんでいるかのよう…


裏砂漠には緑のスポットが点在し…


なんと、こんなストライプ模様も見られました!

これ「6年前の台風で崩れた斜面に年々イタドリが這い上がっているの図」なのですが、青と緑が効いてますよねぇ…❤️

今日は、咲き始めたばかりの初々しい花たちに、何度も立ち止まりました。

地面すれすれに咲いていたアズマノイバラの花や…


溶岩地帯に成長中のニオイウツギの花。


うっすらピンクなのが、なんとも可愛いかったです😁


1cmもないような小さなマユミの花は、虫たちに大人気で…

小さな虫が、いっぱい集まっていました。

溶岩地帯に、まだ咲き残っていたオオシマツツジ。

溶岩の上に散った花も、華やかで美しかったです😁

植物たちが次々に開花し、次々に散っていくと、地面の様子もどんどん変化します。

今日目立ったのは、ハチジョウイヌツゲの黄色い葉っぱ。


まるで黄色のジュウタンを、敷き詰めたかのようでした。

ハチジョウイヌツゲは1年中、濃い緑の葉をつけていますが、若葉が伸びるこの時期に古い葉を落とします。

枝先の黄緑色の若葉とは別に、枝の下の方に黄色い葉っぱが付いているのがわかるでしょうか?

ひっそり若返りを図るイヌツゲたち(笑)

木漏れ日に照らされる黄色の小さな落葉たち。

華やかな花が咲く景色も素敵ですが、落ち葉が作る風景も「キレイだなぁ」と思うのでした😁

(かな)
コメント
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