グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

ヤマガラ

2020年01月11日 | 
6日の撮影です。
ルリビタキ狙いで行った大島公園ですが本命はサッパリ。
代わりに(と言ったら失礼?)ヤマガラが被写体になってくれました。



見返りちゃん。
ルリビタキは何度も行っているんだけどチラリと姿を見せてくれただけです。
今季はダメかも・・・!?

がんま
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大島の空から=その⑥ 三原山の絶景

2020年01月10日 | 火山・ジオパーク

“大島の空から” 第6弾! 三原山の絶景

今回は、“伊豆大島ジオパークの象徴”とも言うべき
“三原山”を中心に上空から見てみたいと思います。


1986年に火口から流れ出た溶岩地帯を西谷がガイドをしています。

この溶岩流の上空を少し山側に移動してみると・・・えっ?

“縞々”は高温の溶岩が滑らかに流れ止まる時
次々と押し寄せる新たな溶岩によって出来ると思っていたのですが・・・
“ガラガラ溶岩”も広い視野で見ると“縞々”になっているのですね。
新たな発見でした。

此処は“B2火口”の横の丘(勝手にB2火口丘“と呼んでいます。)

何時になく沢山の噴気が立ち昇っていました。
足元が崩れやすく近付けませんが、ドローンなら傍に寄って観察できます。

B2火口の中へ慎重に降りてみました。(降りたのは!勿論ドローン)

頻繁に壁面が崩れているのですね。
火口底には、大小様々色とりどりの岩が転がっています。

こちらはB2火口の壁面です。

剥き出しになった赤い溶岩が生々しいです。
赤い壁面の上には、火山灰と細かな粒々が何層も重なり合っています。

“お鉢周り”最大の見せ場 “中央火口”

火口を覗き込むゲストさん達・・・この迫力! 感動ものです。

“お鉢”を歩いた方ならここ何処か分かりますね。“溶岩ベッドが有ります。

何と!このベット、200m程離れた中央火口から飛んできた溶岩の雫。
こんな大きな塊が飛んでくる・・・凄いですね。
ちなみにグローバルでは、ランチスペースに利用しています。

最後は、使用しているドローン。

風はドローンの天敵? 山は吹く事が多く中々撮影チャンスがありません。
この日は晴天、風も穏やか、最高のドローン日和でした。

ツアーの邪魔にならないか心配しつつ、付かず離れずウロウロしていましたが
お付き合い頂いたお客様ありがとうございました。    By GIBA

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NS姉妹のお客様と

2020年01月09日 | ツアー
1月6日 姉妹で看護師をされているというお客様たちと、1日ツアーに行ってきました。


暴風雨の前日で、青空と程よい風の快適な日でした。

三原神社の鳥居の向こうの富士山も綺麗でした!

以前、お医者さんと看護師さんが「脳か?腸か?」で議論していた縄状の溶岩の所で、お2人に何に見えるか聞いてみたところ…

「腸!」ということで意見が一致しました〜(笑)

火口展望所では…

「カッコイイ!!カッコイイってこういうことを言うんだね!」
「火山〜!!って感じ!」
「映え〜!!」
…と、これ以上ないぐらいの褒め言葉😀
三原山も相当嬉しかったのではないかと思います。

ここで、なぜか柳場登場(笑)

実はドローン映像を撮り貯めるため、山に上がっていたのです。
私たちも撮ってもらったけれど、その映像は明日のブログにアップされると思います😀

それにしても、この雲と青空!!

このままポスターにしたいぐらいですよね!!

33年前の噴火で積もった黒い山の肩越しに見える富士山も素敵でした💕


下山後は、最近見つけたハリネズミ(に見えると私が勝手に思っている)に挨拶をして…


装備を整え…


ちょっぴり冒険!


明日葉の、すごく小さな花が咲いたあとがカワイかったです。


眺めが良くて座り心地が良い場所まで戻ってから、ティータイムを取りました。

ここ、なかなか快適です。
(今度から、お茶はここにしよう😀)

樹海では、倒れた木の再生の様子を観察したり…


溶岩と木の根っこの“駆け引き”を、観察しながら歩きました。


最後に、1日かけて歩いた山を背景に記念撮影!

いっぱい笑って、とても楽しい1日でした!

ありがとうございました!

またぜひ歩きにいらしてくださいね〜😀

(かな)
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シロカモメ

2020年01月08日 | 
去年の10月に稚内で出会いましたが大島での出会いはなんと5年振りです!
今日の波浮港です。
予報通り時化てきたのでカモメ類が湾内に集まっていることを期待して行きました。

するといましたシロカモメ。






優雅に飛ぶ姿も見せてくれました。

その後は、



ブイに降りて・・・




羽繕い。

しばらくするとまったりしはじめました。

また会いに行かなければ!

がんま
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2020年元旦と2日のツアー!

2020年01月07日 | ツアー
今日は2020年の元旦〜2日のツアー報告です。

元旦
クラブツーリズムさんの火口一周ツアーを、柳場と2人でガイドしました。

2020年初・溶岩流登り😀

山の装備が整っているお客様が多く、皆さんサクサク歩かれていました😀

この日の三原山は、かつて見たことのないほど、人であふれていました!

他の団体さんと同じタイミングになってしまったため、三原神社が大渋滞!
(この後、たぶん100人以上がお参りに並びました・驚)

噴気は元気よく立ち上っていたし…


曇りの割には視界が良く、南の島々がくっきりで、美しい1年の始まりでした。


1月2日
ずっと以前から「裏砂漠に行きたい」とおっしゃっていた、リピーターのお客様(Tさん)と歩いてきました!


キラキラの石を…


ルーペで観察して美しい色を楽しんだり…


モクモクの湯気に、マグマの熱を感じたり…


広い大地に寝転んだり!


体が半分地面に埋もれている(?)写真も撮りました!(笑)


秘境の旅の経験が豊富なTさんが、アフリカの楽器を演奏してくれたのも楽しかったです😀

裏砂漠に響く異国の“音”…素敵でした〜❤️

面白い”顔”も見つかりました。この景色の中にいて…


こちらを見ていました(笑)

何かの顔に見える…と思ったら「アンコ猫の顔ですよ」とTさん。
納得!(アンコ猫についてはこちらをご覧ください)

森では、台風で倒れた木の根っこの様子から、森の木々がどうやって硬い溶岩の上に生きているかを観察しました。


溶岩を貫く細い根の逞しさに、感心しながら歩きました。


好奇心にかられ、普段行かない場所にも立ち寄ってみました。
(といっても、いつものコースのすぐ裏側ですが^^;)
何本もの木が、横に向かって生えている(?)不思議ワールド。

昨年9月の台風15号でなぎ倒された木々が、このままの姿で生きようとしている…の図です。

足を踏み入れ近くで観察したら、もう木の再生が始まっていて驚きました!


弱った幹から、何本も新しい枝を空に向かって伸ばし、元気な若葉をつけていました。

生命って本当に、たくましいです!

そして、この状態で若葉を観察するのも、ちょっとフィールドアスレチック気分で面白かったです(笑)

Tさんとは「面白い」と思うものがかなり近かったので、あれこれ発見しながら楽しい時間を過ごしました。

Tさん、ありがとうございました。
またぜひ、一緒に歩きましょう〜!

(かな)
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事件発生?

2020年01月06日 | その他
新年おめでとうございます。沢山のお餅を食べた為か? いやいや秋からご飯が美味しく食べ過ぎた為か体重計が異様な振りをしているので少し体を動かそうかと歩きに!
都道を2キロ行くと筆島。往復で4キロ 1時間以内です。が中々1時間では戻って来られないのです。

今日も
道に綺麗な羽根 誰かな?


あれあれ?ダウンバール?




バラバラ


これは背中かな?綺麗


猫に襲われたのか、他の鳥に襲われたのか、はたまた車にぶつかった可能性も有りそうです
頭や足・内臓などは有りませんでした。なのでやはり襲われ何処か安全な所へ持って行かれゆっくりご飯になってしまったようです。

などと、あちらこちらに意識散漫?なウォーキングなのでダイエットにはなりそうも有りません。その前に3日坊主のウォーキングに終わりそうな気もします!(しま)
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1年の終わりの強風

2020年01月05日 | ツアー
2019年の大晦日は、ご両親と子供達の裏砂漠ツアーでした。

歩き始めは森の中の水たまりが、鏡のように静かな状態でしたが…


天気予報どうり次第に風が強くなり、裏砂漠に着いた頃には…

1年の終わりにふさわしいような(?)大島らしい強風が吹いていました!
(みなさんの髪のなびき方などから風を感じてください・笑)

溶岩越しに見上げた空に、すごい勢いで雲が流れていきました。

「雲速い〜!」byみんな

でも、好奇心旺盛でとても元気な子ども達。

ナニモノカに見える岩に登ったり…

お姉ちゃんが、まん丸の石を見つけて教えてくれたり…


斜面で滑って遊んだり…


高いところに登ってみたり!

ちなみに彼(10歳)は、2歳の時に高尾山の山頂まで登ったのだそうです。
(スゴイ健脚だ〜!)

富士山も綺麗に見えたので、全員で富士山超え!
2019年最後のジャンプなので、全員分載せさせていただきます!(笑)

お父さん。

お母さん。

お姉ちゃん。

弟くん。


最後に三原山と、家族全員で記念写真〜!

楽し〜😄💕

皆さんの、風に怯まない元気さをみていて「これなら行けるかも!!」と思いました。
どこに行くかって?

櫛形山の稜線です!(といっても下の方)
風の強さがパワーアップするけれど、その分眺めが良いのです。

迷ったけれど、皆さんなら大丈夫…と思って行くことにしました。
(たぶん私が一番危ない・笑)

「キャ〜!スゴイ風!」と言いつつ、風にもたれかかって倒れない体験をして遊ぶ…の図。


この後も転ばないように気をつけながら、風と遊びつつ歩きました。


風体験のあとは、草陰でお茶タイム。

ホッとする時間です😄

食後も楽しく遊びました。

お姉ちゃん、風に乗って猛スピードでやってくるシャボン玉と戦っていました。

さて、帰りの森です。

鏡のようだった水たまりは、風で波立っていました。

3時間ちょっと前は、くっきり映っていた人の姿が…(以下2枚の写真は上下逆です)

太陽の光が反射して水面がゆらめくので、わかりにくくなってしまいました。

でも…

風でゆらめく青空も、とても綺麗でした💕

行きと帰りで全く違う“水のアート”を見ることができて、なんともお得な気分でした😄

ということで、1年の終わりを締めくくるような楽しい時間を、いっぱい笑って過ごしました。
ツアーにご参加いただいた皆様、ありがとうございました!

(かな)
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庭でガサゴソ

2020年01月04日 | 
大島では元日から今日まで穏やかな日が続いています。
確か去年もこんなお正月だったように記憶していますがこの凪はいつまででしょうか。
さて、今日の昼過ぎ。
庭に出てみると隣家との生け垣からなにやらガザゴソと音がしています。
そっと見てみるとキジバトがいました。

わかりますか?
羽の鱗模様が綺麗ですね。


アカハラやシロハラほど派手な音はしませんが落ち葉の中から食べ物を探しています。


3枚とも同一個体で近くにあと2羽いました。
3羽の関係が気になるところです。

がんま
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大島の空から=その⑤ (ドローン活用法模索中?)

2020年01月03日 | その他

昨年9月の台風後
山頂駐車場へ向かう道路わきの倒木がとても気になっていました。
車を降り、横の藪に入ってみるとこんな感じ。


上空から見てみると・・・
黒い筋が帯状に伸びているのが分かります。

樹木が倒された部分は途切れている場所も有りますが、数キロに渡って続いています。

さて外輪山内壁は全面緑に覆われ、以前中の様子を窺い知る事は出来ませんでした。
しかし6年前の土砂災害後、壁面の樹木が崩れ落ち内部の様子が剥き出しになりました。


十数か所の爪跡が残っているのですが、その中の一つはこんな感じになっています。

噴火の度に大量の溶岩が流れ、幾重にも重なって島が出来たのが分かります。

実は外輪山そのものが岩の塊のようなもので、土の部分はほんの僅かしか無いのですね。
なぎ倒された樹木は根を下に伸ばせない為、強風に耐えられなかったのです。

斜め上から崩れた壁面上部を見ると・・・
場所に依っては、道路から数メートルしか離れていない事が分かります。

再度、豪雨や強風に曝されると、360度開けた景色になってしまうかも知れません。
道路そのものが崩れる事は無いと思いますが・・・。ちょっと心配ですね。 by GIBA
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水滴撮影会!

2020年01月02日 | ツアー
年が変わってしまいましたが、2019年12月30日のツアー報告です。

午前中は小雨予報だったので…

お客様に長靴とレィンウェア、傘をお貸ししてスタートしました。

ご両親と9歳息子さん(G君)の、家族旅行の皆さんです。


可愛いピンク色のマユミの実に、水滴がついているのを観察したり…


溶岩地帯で様々な動物を、見つけながら進みました。


途中で休憩した時には、目的地の裏砂漠を白い雲が覆っているような状態でした。


「無理せず、行けるところまで行って、ダメなら引き返しましょう」
…ということで、吹きつける小雨の中を前進!


噴気地帯に着いた時には、雨はほとんど止んでいました。


遠くに雲があるものの、私たちの周りだけ視界が良く…

この日も「三原山さんアリガトウ!」と心の中で叫びました(笑)

移動中にお客様が「なにかに見える溶岩」を教えてくれました。

青い鳥かな??

ところでこの日、私ったら、大切なものを忘れてしまいました。
お茶の時間にリュックを開けたら、コップが…「ない〜!」

うろたえてリュックの中を探す私に「大丈夫ですよ」と優しく声をかけてくれるお客様(涙)

その時G君が「溶岩をコップにすれば?」とアイデアを出してくれました。
最初は「いや〜穴だらけだから、お茶は溜まらないと思うよ」と答えたものの
「もしや穴の少ない石ならいけるかも?」と思い直しました。

で、近くにあったこの石を手に取り…


一回熱々のお茶で熱湯消毒をした後、注いてみました!


一瞬ですが溜まります!

素早く口に入れると、少しですが飲めました!
無駄になるお茶が多いけれど、なんとか喉の渇きは癒せるみたいです。
(ちなみに溶岩コップでお茶飲んだのは私だけで、ご両親はフーフー冷ましながら水筒から直飲みされていました…ごめんなさい^^;)

その後、もっと良いコップになりそうな石を発見しました!

が、やはり溶岩よりコップの方が飲みやすいので、次は忘れないようにしたいと思います(^◇^;)

帰りは雨も上がり、遠くの景色も見えて快適でした。

ここでG君から「マユミの実の水滴を(写真に)撮りたい」というリクエストがありました。

小さな植物の実に関心を持ってもらえたことが嬉しくて、張り切って水滴を探しました😄

お父さんも…


G君も…

みんなで撮影!😄

私もヒッソリ撮影しました。

❤️

森の中でも、G君の発見は続きました。

森に入ってすぐに、台風で倒れた木の根の下から、新たなセミの幼虫(何者かに食べられてました)を見つけてくれました。(ボケてしまったので写真はありません)

それに…

こんな所に、腰かけるのにちょうどいい椅子(?)があったとは!(笑)

雨の時に木の幹の下に現れる不思議な泡を、ちょっと舐めて調査観察。

その後…

木登りできる木を見つけて、登っていました。

好奇心旺盛なG君に、何度も感心しました。

ツアー前半は雨でしたが、皆様のおかげで、とても楽しい時間を過ごしました〜😄

(かな)


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