グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

猛暑2日間

2020年08月21日 | ツアー
ここ2日間、猛暑の中をよく歩きました。
(スマホの記録を見たら18.000~20.000歩になっていました)

昨日の三原山の景色です。


近い方の火口展望所も…


遠い方の火口展望所も…

バッチリ太陽の光が当たっていました。
綺麗だけど暑い!(笑)

足元の岩も暑そうでした(笑)


夕方、太陽がかなり傾いてから裏砂漠へ。


炎天下を歩いただけに、この時間の“光”が特別素敵に見えました❤️


そして今日も、三原山〜裏砂漠をガッツリ歩きました。

が、考えごとに忙しく(?)写真は裏砂漠の風景のみ。

同じ裏砂漠でも、立つ位置の差で風の強さが違い、暑さも違うので面白かったです。


生き物系では、車道沿いの生垣に延々とサラグモの巣が続いているのに驚きました。


住宅密集地!!


あとラセイタタマアジサイの花粉を舐めにきたハナアブの写真を撮ってよく見たら…

舌がけっこう長いのに感動しました(笑)

野外を歩くと必ず発見があって、楽しいです。
ただ願わくば、もう少し涼しくなってほしい〜😅

(かな)

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猛暑だけど楽しい!

2020年08月20日 | ツアー
昨日は、ご両親が中学時代の同級生という2組のご家族と三原山半日ツアーに行ってきました。

なぜか、パホイホイ溶岩の看板を指さす皆さん。

なんと元号と苗字が同じなのだそうのです!

大島2回目のお父さんは、溶岩流の動きを解説してくれました。

このままガイドお願いします!(笑)

そして、ゴツゴツの溶岩の上では娘さんが、溶岩同士がぶつかる音を熱心に再現していました😊


お母さんたちに人気だったのは、今が旬のラセイタタマアジサイの花!


「初めて見た!」とおっしゃっていました😊


秋の訪れを感じさせるイガアザミの花も咲いていました😊


火口一周コースにある大きな岩を「火山が運んだ!」という素敵な言葉で表現してくれた娘さん。

いろいろな質問に、正解率の高いセンスの良さ!
将来は火山学者かも?

ものすごく暑い日でしたが、皆さん元気で、よく走っていました。

火口一周コースに行く途中の登り坂でも…


火口展望所の手前の坂でも…


帰り道でも…

走る!走る!!

久しぶりに、ここでポーズをとりながら…


道のない斜面を自由に下って…


すっかり干上がった「幻の池」で、シャボン玉を19回割って…


コロナにも夏の暑さにも負けず、楽しく歩きました!

中学生の同級生が、ずっと家族ぐるみで仲良く旅行ができるって素敵ですね!

皆様と楽しい時間を一緒に過ごせて嬉しかったです。
ありがとうございました!!

(かな)


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ウミネコ幼鳥

2020年08月19日 | 
今年は出会いがずいぶんと遅く感じられました。
昨日の長根浜です。

波消しブロックにいたのでかなり遠いですが・・・


親鳥(たぶん)

と、

その子供(たぶん)
近くに他のウミネコもいなかったのでこの2羽は親子で間違いないと思います。
そろそろシギやチドリが渡ってきてもいい頃です。

がんま
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観測史上初の猛暑日

2020年08月18日 | ツアー
一昨日の伊豆大島は観測史上初の35度越えの猛暑日となり、12時45分に35,9度を記録したそうです。

他地域で40度越えの猛暑が報告される中「まだまだ甘い」と言われそうですが…😅

この日私は、マンツーマンで裏砂漠半日ツアーに行きました。

気温が高い上、弱い北東風の予報だったので…たぶん照りつける太陽の熱が黒い地面に吸収されて相当暑いだろうと思い、考えられる限りの熱中症対策をしてツアーに臨みました。

まず塩分とともに水分を普段より多く(私は合計2.5リットル)もって、それとは別に500mlのペットボトル2本を凍らせて1本はお客様にプレゼント。(これ3時間後に、ぬるま湯になりました💦)

またお客様に、首に巻くクールタオルをお貸ししして、飲む分とは別に適宜濡らして歩くための水を持ちました。

お客様は、来月アメリカに帰るという英語の先生。

2年前に日本にいらしたとは信じられないほど、日本語が堪能な方でした。

途中で、なんともカワイイ火山弾を見つけて写真を撮ったり…


顔に見えるような見えないような岩(笑)と一緒に、写真を撮ったり…

雲一つない青空の下、時々そよ風が吹く程度の暑〜い裏砂漠を横断!

せっかくなので、こういう日ではないとできないスペシャルなことを、することにしました。
それは…

この場所で、冷たいアイスコーヒーを飲むことです!

櫛形山の稜線でもあるこの場所は、普通は風が集まる強風ポイントです。

ここなら、風が当たって涼しいのではないか?と想像しました。
すると…

本当に風が当たって快適でした!
やった〜!笑

この後は、広大な景色の中を歩いて帰路につき…


『ワニに見える溶岩』を見つけてポーズを決めたり…


溶岩に顔をハメたり!(笑)

お客様は「ゴジラが大好き」で日本に興味を持ったそうなので、この写真はなんとなくゴジラっぽくてスバラシイかも(?)

そして『再生の1本道』を見渡したら、奥の森の色が数日前と変わっているのに気がつきました。

薄茶の帯が横に伸びています。
オオシマザクラの葉が散り始めたようです。

草地にバッタがいたり…

(お客様が発見してくれました)

セミの抜け殻がまだきれいに残っていたり…という『真夏の風景』と…


オオシマザクラの葉の落葉や…


センニンソウの花の開花など…

夏の終わりを告げる風景が混在する猛暑日でした。

『溶岩の森』の木漏れ日が、とてもキレイでした。


最後にここで、歩いたコースのおさらい。

左側の黒い山の稜線で、お茶を飲んだのですよね❣️😊

お客様は何回も「すごく楽しかったです」と言ってくださいました。
私もとても楽しかったです!😊
また日本に帰ってきて、火山が作った風景の中を歩いていただきたいです。

ところで告白しますが、私、ツアー中1800mlの水分を飲んだのですが、歩き終わってトイレに行ったらほとんど何も出ませんでした。
ってことは1800ml分の水分は、ほとんど全部汗で蒸発??😅

ハッキリ言って、身の危険を感じる暑さでした😅

まだしばらく、この暑さが続くかもしれないので、山に行く方は水分塩分を普段の2倍ぐらい持って、体の熱を少しでも下げる工夫をして無理をせず歩いてくださいね。
どうぞよろしくお願いいたします!

(かな)

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涼を探して

2020年08月17日 | その他

暑いです。都内はもっとでしょうが島も暑いです

涼しい所を捜してみましょう

猫は涼しいところ 冬には暖かいところを知っていてそこにいるそうですが、近くに顔見知りの猫ちゃんが居ないので自分でウロウロしてみます

 

猫はいませんでしたがセミを見つけました(セミで良いのでしょうか?)

鳴いてもいない(雌か?)涼んでいる?ただただ何も考えないでここに居るのか?

 

でもここは風が通って涼しいところ(ただの島内一周道路)

私もただ立っているのはつらいので  笹船を作って見る  風がさやさや

笹船を浮かべる水溜りも川も無いので残念

 

蜘蛛も日陰で快適そうです

まだまだ小さい蜘蛛達ですが脱皮殻があちらこちらで見られます。10月頃までグングン大きくなるのでしょうね

 

その頃まで咲いているのかなセンニンソウ 

咲き始めてきました(目で涼む)

 

お店で涼む

またまたやってしまいました。食べかけの写真 クリームあんみつの成れの果て食べかけです(飲み物はホットコーヒーにしました)

 

山で涼む

山頂口まで来ました。この先には今日は行きません(キッパリ)

雲が流れて晴れてきました

カラリン  かと思ったら また 雲が出てきました

 

木影が涼しい

沢山ある木陰が手近に涼しいのかな?(しま)

     あれ?海行ってない!

 

 

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短い夏

2020年08月16日 | ツアー
島曇りが消え、風も弱く、山も暑い日が続いています。

一昨日のツアーは小学生&中学生&ご両親と、山には登らない「お手軽コース」へ!

太陽の光がサンサンと照りつけると、体力を奪われる感じで…

避難壕の中がとても涼しく快適に感じました。

黒い溶岩の上も、とても暑かったのですが…


子どもたちはこの日も「穴がある」と言って興味津々…

確かに「地面に穴が開いている」って不思議かもしれませんね。
地下の『不思議の国』への入り口だったりして?😀

この後、おやつタイムをとってから、恒例の、シャボン玉との戦い?(笑)

子どもたちの機敏な動きに、感動〜しました😀

本当はこのあと、おとなしく帰るつもりだったのですが、子どもたちの元気な姿を見ていたら「もうちょっと冒険できるかも?」という気持ちになりました。

で…

道なき道を、開拓(?)してもらいつつ…

足元のクロマツの赤ちゃんを愛でつつ…

(タワシみたいでカワイカッタです)

時々藪にはばまれながら歩いて…


かっこいい家族写真をGETしました!

江戸時代に地下から出てきた溶岩が作ったスペシャルな丘です😀

そして、この日もサルトリイバラのツルが宙をさまよっていて…

7歳の娘さんが、こんな作品を作ってくれました。(かわい〜❤️)

火山灰の斜面も、お父さんと一緒に滑り…

暑い中、たっぷり遊んで帰ってきたら…

トンボが、たくさん空を飛んでいました!


下の写真の中にも10匹ぐらい居ると思います。

アブラゼミが飛び回っていたと思ったら、もうトンボ!!
気温は夏そのものでしたが、季節は秋に向かっているのですね。

短い夏のひとときを、皆さんと一緒に歩けて楽しかったです。
ツアーご参加、ありがとうございました!

(かな)








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チャハマキ

2020年08月15日 | 

昨日の撮影です。
部分的に枯れた葉っぱのようですが。


チャハマキのメスでした。
なかなかうまい具合に隠れています。
このチャハマキ、今年の4月にもUPしていてそのときにガが「いろんな種類がたくさん発生するといい」と言っていました。
もう8月も半ば、全然たくさんのガに出会っていません(涙)
これからどうでしょうか?
・・・期待します。

それにしても暑いですね!
大島でも昨日は最高気温が34度を超えました。
そんな中で見つけたのがコレ。

ちょっと涼しげ。

がんま
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楽しい演出

2020年08月14日 | ツアー
一昨日は一人旅のお客様お2人と、火口〜裏砂漠を歩いてきました。(熱中症対策のため野外ではマスクを外し、ご家族以外のお客様が同じチームになる時は、出来る限り距離をとるようお願いしています。ガイドが話をする時は、マスクを着用しています)

歩きはじめは霧!
山は全く見えませんでした。

お客様は、お2人とも「このツアーが大島滞在中のメインイベント。霧でも歩きます!」とおっしゃっていました。

そんな気持ちに三原山が応えようとしてくれたのか…

途中から霧が晴れて、三原山の雄姿が目の前にド〜ン!と…

😀

この後、どんどん青空が広がり…

真夏〜!という景色になりました。

火口も久しぶりに、バッチリ見えました!


眼下の雲の影が、右(南)から左(北)に、どんどん動いて行く様子も面白く…


真っ白なモクモク雲が、どんどん景色を変えていく夏ならではの景色が圧巻で…

もう見とれっぱなしでした!

ただ、夏のわりに風が強く…


ゴオオ〜!

「きゃ〜!」
…という状態がしばらく続きました(笑)

ロープに捕まらなくても歩けるぐらいの風でしたが、お客様にとっては初めての強風体験。

でも、楽しそうですね(笑)

裏砂漠まで下ったら、ハチジョウイタドリが開花の準備を始めていました。


シマヘクソカズラのツヤツヤの葉が、ピストルみたいな形になって地面を這っているのを見つけました。

普通は草地や藪に生える植物が、こんな荒れ地に単体で生きる力を持っているとは…初めて見る光景に驚きました!

裏砂漠も風は強かったのですが、三原山の稜線ほどではなく…


「青空と黒い大地」というシンプルな風景や…


溶岩の造形や…


「かっこいい!」とお客様に言っていただいた1本道や…


木漏れ日の森を歩き切ってツアーを終えました。

どんどん変化する空や風や光が、ドラマチックな1日でした。

楽しい時間を共に過ごしてくださったお客様に感謝!
ありがとうございました!!

おまけ
見ていると目が回りそうな(?)サルトリイバラのツルです。
歩き始めてすぐぐらいに出会いました。

「楽しい演出するから期待してね」って言っていたのかも?(笑)

(かな)

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来年の年賀状写真

2020年08月13日 | ツアー
一昨日、家族旅行でいらしたお客さまと、三原山(登らない)ツアーに行ってきました。

熱中症の危険が報じられるほど暑い日でしたが、山の上は涼しい霧!

遊歩道を歩いていくと、一部分だけ地面が濡れてオオバヤシャブシの葉が散っていました。
「?」と思いましたが、帰りに仮説が見つかりました!(最後に書きます)

巻きつき先が見つからず、空に向かってツルを伸ばしているようなサルトリイバラが何本かあって「かわいそうだね」ということになり…


もともと絡んでいたイヌツゲの木に、ひっかけてあげました。

「帰りにどうなっているか観察しよう」ということで先に進みます。

最近できた「パホイホイ溶岩」の看板。

「ん?なんだ?パホイホイ?」という感じで、ほとんどの人が足を止めるので楽しいです。

小学生男子、「綱渡り」ならぬ「縄状溶岩渡り」?


いつも立ち寄るこの場所も気に入ってくれ「来年の年賀状写真はこれにしよう!」との声も😀


ちょっとした小山がたくさんあるのが、子どもたちの冒険心をくすぐるもよう。

かっこいい〜(その1)

この後、新しくできたパホイホイ溶岩の看板と一緒に写真を撮りました。


1986年に流れてきたゴツゴツの溶岩に登った時も「おお!これはすごい!」ということで…


ここでも年賀状候補写真!?


溶岩の隙間に「穴が空いてる」と観察する子どもたち。


そして霧の日ならではの幻想的な写真!

かっこいい〜(その2)

このあと再び別のパホイホイ溶岩地帯に移動し、ティータイム&遊びタイム。

シャボン玉を繰り出すお父さんと、それを待ち受けるお母さんと子どもたち。

みなさんとても仲が良く、めちゃめちゃ楽しそうで…

「年賀状写真はこれが良いのではないか?」と密かに思いました(笑)

帰り道、行きに木にひっかけてあげたサルトリイバラのツルを観察したら、風でまた元に戻っていました。

「あら〜」ってことで再び…今後の経過は私が観察を続けることを約束しました。

そして雨でもないのに濡れていた道路のことですが、ここだけオオバヤシャブシが高い木になっているので、葉や枝についた霧の水滴が風で落ちてくるのではないか?と推測しました。

本当のところは、ど〜なのでしょう??

と、あれこれ観察して歩いたら、通常30〜40分で歩けるコースで2時間も遊んでいました!
涼しいし、他ではなかなか体験できない溶岩と霧の演出が楽しかったです😀

ところでツアー終了後、お食事先にお送りする予定でしたが、お店がお休みだったのでお弁当を買って海岸へ。

山の涼しさが嘘のような30度越えの気温でしたが、風があるので日陰は快適でした。

そして山にかかっている白い雲を背景に、写真を撮りました。

あの厚い雲の中で遊んでいたのですよね!!

あれ?
もしかしたら…

これも年賀状写真に良いのでは?(笑)

ということで、夏らしい霧を楽しんだ三原山ツアーでした。
皆様、ツアーご参加ありがとうございました!

(かな)





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トビナナフシ

2020年08月12日 | 
正確にはニホントビナナフシだそうです。
9日朝、自宅に来てました。

以前のブログでも紹介されていますが私は人生初対面です(嬉!)
やっと会えた!


本当に翅があります。


大きさはこのくらい。
思ってたよりもデカイ。


目が不思議な雰囲気です。

撮影のあと庭に放ししばらくしてから大きさを測ろうと探しましたが見つかりませんでした(涙)

がんま
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