閑人の暇つぶし

気ままな自然観察日記 “Idler's idle talk and nature photos”

コバノトンボソウ

2011-07-03 | 草花
愛知県森林公園の湿地で咲いていたコバノトンボソウ(小葉の蜻蛉草)だが、小さな花の形をトンボに喩えてトンボソウとなったようだ。全国に自生しているそうだが、県によっては絶滅危惧種に指定しているところもある希少植物で、これでもれっきとしたランの仲間だ。葉は小さなのが1枚しかなく、花も1cmあまりしかないほど小さい。トンボの尻尾のように後ろに長く伸びた距がユニークだ。葉や花が少し大きなオオバノトンボソウというのもあって、別の場所で写真に撮ってみたが、薄暗い場所だったので全てピン暈けだった。コバノトンボソウは湿った場所に生えるのに対して、オオバノトンボソウは乾燥した場所を好むそうだ。













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