綺麗な青色が印象的なムラサキシジミ(紫小灰蝶、紫蜆蝶)だ。ムラサキツバメというのもいて、姿はよく似ているが、後翅に尻尾のような突起がないので、これはムラサキシジミでいい筈だ。翅の裏側は全体に濃い褐色をしていて地味で目立たないが、表側は光沢のある青紫色が実に綺麗だ。翅を開いたり閉じたりして、暫くシダの葉の上で休んでいたようで、日光浴をしているように見えた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/c4/14fa705b66dc2afea87d495f65e57618.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/a2/8c8a10a5a590aabe3a5c83b22a1d0c64.jpg)
蝶のついでに、綺麗な蛾も一つ載せておこう。トンボエダシャク(蜻蛉枝尺蛾)のようだ。姿がトンボに似ていることが名前の由来だという。これは尻尾がやや長いので、たぶん雄だろう。幼虫は、白と黒が交互に並んだ斑模様の細長い尺取り虫の一種だ。
蛾は多くが夜行性だが、昼間に花に飛んできて蜜を吸う蛾らしくない蝶のような綺麗な蛾もいる。そもそも外国では蝶と蛾をあまり意識して区別しないらしいから、日本でも敢えて蝶とか蛾とか言って分けなくてもいいのかもしれない。色が綺麗な蝶は人に好かれるが、蛾でもキンモンガのように蝶に似た綺麗なのはけっこう多いのに、蛾はどれも嫌われる者が多いようだ。幼虫は、蝶でも蛾でも似たような姿をしており、ルリタテハの幼虫のような毒々しい“毛虫”の蝶もいれば、モンシロチョウやアゲハチョウの幼虫のように、毛のない青虫や芋虫などいろんなのがいる。トンボエダシャクの幼虫は、蛾でも躰に毛がなくて、いわゆる“毛虫”ではなく白黒模様が綺麗な“芋虫”で、蛾とは言っても醜い毛虫ばかりとは限らないし、毒を持った蝶もいるのだから、姿だけで差別しなくてもいいのではないかと、蛾の身になって思っている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/04/9abb394943054f573739af48bef9c023.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/e4/34fb7a6c02240547283562f9a82c1918.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/c4/14fa705b66dc2afea87d495f65e57618.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/a2/8c8a10a5a590aabe3a5c83b22a1d0c64.jpg)
蝶のついでに、綺麗な蛾も一つ載せておこう。トンボエダシャク(蜻蛉枝尺蛾)のようだ。姿がトンボに似ていることが名前の由来だという。これは尻尾がやや長いので、たぶん雄だろう。幼虫は、白と黒が交互に並んだ斑模様の細長い尺取り虫の一種だ。
蛾は多くが夜行性だが、昼間に花に飛んできて蜜を吸う蛾らしくない蝶のような綺麗な蛾もいる。そもそも外国では蝶と蛾をあまり意識して区別しないらしいから、日本でも敢えて蝶とか蛾とか言って分けなくてもいいのかもしれない。色が綺麗な蝶は人に好かれるが、蛾でもキンモンガのように蝶に似た綺麗なのはけっこう多いのに、蛾はどれも嫌われる者が多いようだ。幼虫は、蝶でも蛾でも似たような姿をしており、ルリタテハの幼虫のような毒々しい“毛虫”の蝶もいれば、モンシロチョウやアゲハチョウの幼虫のように、毛のない青虫や芋虫などいろんなのがいる。トンボエダシャクの幼虫は、蛾でも躰に毛がなくて、いわゆる“毛虫”ではなく白黒模様が綺麗な“芋虫”で、蛾とは言っても醜い毛虫ばかりとは限らないし、毒を持った蝶もいるのだから、姿だけで差別しなくてもいいのではないかと、蛾の身になって思っている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/04/9abb394943054f573739af48bef9c023.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/e4/34fb7a6c02240547283562f9a82c1918.jpg)