ユリカモメが来ている河原には、同じ渡り鳥のオナガガモやヒドリガモ、コガモ、留鳥のカルガモ、コサギやアオサギなどの鷺の仲間、それに橋桁の裏側を塒にしているハトやスズメもいるし、カラスなども群れで集まってきて賑やかだ。ここに来るカラスは、まさに“鴉の行水”の如く、頻繁に水浴びをしている姿をよく見掛ける。河原に遊びに来ている子供が、菓子などの食べ物を持っていれば、どの鳥も目ざとく見付けて押し寄せてくるから大変だ。ハトやスズメだけでなく、ユリカモメや水浴びに忙しいカラスまでも一斉に周囲に集まってくる。


カラスが水浴びをしようと思っていたところに、ユリカモメが急に割り込んできたようで、このカラスは迷惑そうに岸辺を行ったり来たりして、「早く退けよ!」と言っているように見えた。川は広いのに、水浴びの“お気に入りの場所”はいずれも好みが同じなのだろうか。ユリカモメも水鳥のくせに水浴びが好きだから、餌だけでなく、水浴び場所でもカラスと競合するようだ。

カラスとは関係ないが、このスズメは普通のスズメよりも羽の茶色がかなり薄いように見えたので、近くに留まったついでに撮っておいた。濃い茶色が混じった普通のスズメと一緒に並んだツーショットが撮れなかったので、上手く比較はできないが、他の普通のスズメの群れと一緒に行動していたし、姿や形は間違いなくスズメに見える。去年の1月25日に載せたスズメと比べても、普通の濃い茶色とは明らかに違うのは確かだ。これよりもさらに色が薄くてもっと白っぽいスズメも、この河原で以前に何度か見掛けたことがある。ベージュ色に近い薄茶色の羽装をした種類のスズメは聞いたことがないので、突然変異なのか、または何らかの異常なのだろう。



カラスが水浴びをしようと思っていたところに、ユリカモメが急に割り込んできたようで、このカラスは迷惑そうに岸辺を行ったり来たりして、「早く退けよ!」と言っているように見えた。川は広いのに、水浴びの“お気に入りの場所”はいずれも好みが同じなのだろうか。ユリカモメも水鳥のくせに水浴びが好きだから、餌だけでなく、水浴び場所でもカラスと競合するようだ。

カラスとは関係ないが、このスズメは普通のスズメよりも羽の茶色がかなり薄いように見えたので、近くに留まったついでに撮っておいた。濃い茶色が混じった普通のスズメと一緒に並んだツーショットが撮れなかったので、上手く比較はできないが、他の普通のスズメの群れと一緒に行動していたし、姿や形は間違いなくスズメに見える。去年の1月25日に載せたスズメと比べても、普通の濃い茶色とは明らかに違うのは確かだ。これよりもさらに色が薄くてもっと白っぽいスズメも、この河原で以前に何度か見掛けたことがある。ベージュ色に近い薄茶色の羽装をした種類のスズメは聞いたことがないので、突然変異なのか、または何らかの異常なのだろう。

まだ赤花系のボタンが残っているが、昨日までずっと冬ボタンの花が続いたので、ちょっと小休止して、いつもの散歩コースの河原で見掛けたユリカモメを載せておこう。
このブログを始める前までは、近くの川に冬にユリカモメが来ていたとは気付かず、初めて見た時には珍しく思ったのだが、毎年見掛けるようになると、もう珍しい野鳥でもなくなってしまった。この冬も、いつもの場所に50羽くらい来ているようだ。餌を採っている様子もなく、午前中はずっと日向ぼっこをしたり、羽繕ろいをして寛いでいるように見えるが、午後になると一斉に何処かに移動して、全くいなくなる。ユリカモメは冬鳥で、日本には寒い時期になると海岸や湖、河川、内陸の池や沼などにも渡ってくるそうだから、海からかなり離れたこのあたりの川に来ていても不思議ではないのかもしれない。



ユリカモメの羽の色は白と黒、それに中間色のグレーだけかと思っていたら、背中の後部に見えているように、茶色の羽が混じっているとは知らなかった。餌は生きた小魚ではなく、どうも雑食性のようで、いろんな物を食べているらしい。

ユリカモメは水辺にいる鳥だから、わざわざ水浴びなどする必要はないだろうと思っていたが、頻繁に水浴びをするようだ。その様子は、顔に似合わずけっこう勢いよくて荒っぽいように見える。

ユリカモメとカラスは餌の奪い合いがあるせいか、時々お互いに牽制し合っているが、餌で競合しないコサギとは仲が良く、近くにいても争いはないようだ。尤も、体格は少し違っても、コサギは羽の色が白いので、お互いに仲間同士に見えるのかもしれない。

このブログを始める前までは、近くの川に冬にユリカモメが来ていたとは気付かず、初めて見た時には珍しく思ったのだが、毎年見掛けるようになると、もう珍しい野鳥でもなくなってしまった。この冬も、いつもの場所に50羽くらい来ているようだ。餌を採っている様子もなく、午前中はずっと日向ぼっこをしたり、羽繕ろいをして寛いでいるように見えるが、午後になると一斉に何処かに移動して、全くいなくなる。ユリカモメは冬鳥で、日本には寒い時期になると海岸や湖、河川、内陸の池や沼などにも渡ってくるそうだから、海からかなり離れたこのあたりの川に来ていても不思議ではないのかもしれない。



ユリカモメの羽の色は白と黒、それに中間色のグレーだけかと思っていたら、背中の後部に見えているように、茶色の羽が混じっているとは知らなかった。餌は生きた小魚ではなく、どうも雑食性のようで、いろんな物を食べているらしい。

ユリカモメは水辺にいる鳥だから、わざわざ水浴びなどする必要はないだろうと思っていたが、頻繁に水浴びをするようだ。その様子は、顔に似合わずけっこう勢いよくて荒っぽいように見える。

ユリカモメとカラスは餌の奪い合いがあるせいか、時々お互いに牽制し合っているが、餌で競合しないコサギとは仲が良く、近くにいても争いはないようだ。尤も、体格は少し違っても、コサギは羽の色が白いので、お互いに仲間同士に見えるのかもしれない。

名古屋市東区にある「徳川園」で、今年も恒例の冬ボタンの展示が行われており、ちょうど見頃になっていた。冬ボタンは、そういう品種がある訳ではなく、普通のボタンを温度管理などの栽培技術によって冬に咲かせるようにしたものらしいが、この寒い時期でも、実に見事な大輪のボタンが咲いていた。去年は1月28日から、一昨年は1月22日から何日間かにわたってこのブログで紹介したが、今年もいくつかを載せておくことにする。
品種名は傍にあったネームプレートだけが頼りなので、たぶん間違いないとは思うが、見間違いや勘違いも多少はあるかもしれない。毎年いくつかの新しい品種が登場しているようで、去年は見なかった品種もいくつか登場していた。いずれも赤色やピンク色、白色と多彩だが、同じような色の花が咲く品種でも、それぞれに微妙な色の違いがあるようだ。去年まであった珍しい黄色の冬ボタンは今年は見掛けなかった。
これは「八重桜」という品種だそうで、やや薄いピンク色の花弁が綺麗だが、光の加減によって、やや紫がかったようにも見える。花は“八分咲き”のような咲き方で、完全に開かない品種なのかもしれない。桜にも八重桜があるが、このボタンは、やはり桜の花を意識して名付けられたのだろう。





品種名は傍にあったネームプレートだけが頼りなので、たぶん間違いないとは思うが、見間違いや勘違いも多少はあるかもしれない。毎年いくつかの新しい品種が登場しているようで、去年は見なかった品種もいくつか登場していた。いずれも赤色やピンク色、白色と多彩だが、同じような色の花が咲く品種でも、それぞれに微妙な色の違いがあるようだ。去年まであった珍しい黄色の冬ボタンは今年は見掛けなかった。
これは「八重桜」という品種だそうで、やや薄いピンク色の花弁が綺麗だが、光の加減によって、やや紫がかったようにも見える。花は“八分咲き”のような咲き方で、完全に開かない品種なのかもしれない。桜にも八重桜があるが、このボタンは、やはり桜の花を意識して名付けられたのだろう。





相変わらずの河川敷での夕陽だ。先週撮った画像なので、まだ太陽の沈む位置はそれほど変わっていないように見えるが、それでも少しだけ右の方に移動したように思う。冬至からもう20日ほど経つので、この頃は僅かながら日が長くなったようにも感じる。
今日の名古屋の日の出時刻は7時01分で、日の入り時刻は16時58分だそうだから、日長時間は、計算上は9時間57分になる。日没時刻は冬至の頃よりすでに15分ほど遅くなっている。たぶん2~3日後には日の出が7時前になり、日の入りは5時以降になるはずで、1日10時間を切っていた日長時間はまた10時間台に戻り、これから少しづつ6月の日長時間が一番長くなる14時間30分まで増え続けていくことになる。




今日の名古屋の日の出時刻は7時01分で、日の入り時刻は16時58分だそうだから、日長時間は、計算上は9時間57分になる。日没時刻は冬至の頃よりすでに15分ほど遅くなっている。たぶん2~3日後には日の出が7時前になり、日の入りは5時以降になるはずで、1日10時間を切っていた日長時間はまた10時間台に戻り、これから少しづつ6月の日長時間が一番長くなる14時間30分まで増え続けていくことになる。




ほぼ毎日、夕方の日課にしている散歩も、時々は気分転換で場所を変えているが、一昨日は名古屋市の北端にある庄内緑地公園を歩いてきた。いつも行く矢田川が、岐阜県東濃地方から流れてきている庄内川と名古屋市北部で合流しているが、庄内緑地はその合流地点にある遊水地を利用した広い都市公園である。全体の面積はどれくらいか知らないが、公園の周囲は樹木に囲まれており、その中央にある芝生広場だけでも3.5ヘクタールあるそうだから、かなり広い。その真ん中にこの公園のシンボルツリーのケヤキの大木が生えている。
そんな環境だから、名古屋市民の格好の憩いの場所になっている。公園を1周すると、厚着をしていれば冬でも少し汗ばむほどのちょうどいい運動になる。この公園にあるバラ園や花菖蒲園はけっこう有名だが、今はシーズンオフで他に撮るものは何もないので、ブログのネタ画像がない折から、今日も散歩の途中で撮った平凡な夕方の風景を載せておくことにする。






そんな環境だから、名古屋市民の格好の憩いの場所になっている。公園を1周すると、厚着をしていれば冬でも少し汗ばむほどのちょうどいい運動になる。この公園にあるバラ園や花菖蒲園はけっこう有名だが、今はシーズンオフで他に撮るものは何もないので、ブログのネタ画像がない折から、今日も散歩の途中で撮った平凡な夕方の風景を載せておくことにする。






葉ボタン
2010-01-08 | 草花
在庫画像が底をついているので、取り敢えず手近にあった何の変哲もない葉ボタンを載せておこう。葉ボタンはアブラナ科のキャベツの仲間だが、野菜としてのキャベツがヨーロッパから最初に日本に入ってきたのは江戸時代だそうで、当初は、見慣れない変な野菜を食べる人はおらず、食用としてよりもむしろ観賞用だったらしい。葉ボタンの品種改良の元になったのは、キャベツの原種に近く結球しないケールだったのかもしれないが、日本では“観賞用キャベツ”としての改良が行われ、葉ボタンとしていろんな品種が世界に逆輸出されていったそうだ。葉ボタンは、英語では単に“装飾用キャベツ(ornamental cabbage)”という味気ない呼び方をするようだが、日本では、葉の姿が牡丹に似ていることから、“葉ボタン”という洒落たいい名前を付けたものだと思う。流行なのか、最近では葉が縮れていない直径15cmほど鉢植え用ミニ葉ボタンをよく見掛けるが、単なる“観賞用キャベツ”とはいえ、じっとよく見ていると、色の濃淡や葉の模様がけっこう綺麗に見える。







