シセントキワガキ

去年の1月9日にも載せたが、今年も名古屋市の東谷山フルーツパークにあるシセントキワガキ（四川常磐柿）が熟していた。親指の先ぐらいの小さな柿だが、名前のとおり中国四川省が原産で、これでも甘柿だそうだ。







この柿は実がやや楕円形をしているので、シセントキワガキと他の柿の雑種なのか、または変種なのか別の種類なのか定かでないが、たぶんシセントキワガキの仲間であろう。去年の10月20日に、やや黄色く色付いた同じ柿を載せたが、これはそれが熟したものだ。

ソシンロウバイ （2）

ソシンロウバイ （1）

去年の暮れに小牧市の「市民四季の森」で撮ったソシンロウバイ（素心蝋梅）だ。名古屋市の東谷山フルーツパークではまだ殆ど咲いていなかったのに、ここのソシンロウバイは今年も開花が早いようだ。ソシンロウバイは、花の中心部分が紫がかった褐色（？）をしているロウバイの改良種だが、枝に枯れ葉が付いたまま咲いているものと、花の黄色がやや濃く葉がまだ緑色のものと2種類あった。早春に咲く花の一つで、香りも良く蝋細工のような光沢のある透き通った花が綺麗だ。

スイセン

通常なら1月になってから咲き出すスイセン（水仙）だが、12月下旬には数輪がもう咲き始まっていた。日本水仙は比較的開花が早いが、この冬はエルニーニョ現象の影響で暖冬だとの長期予報が出ていたので、そのせいなのだろう。他の花も開花が早いのだろうか。ネタが少ない冬には花が待ち遠しい。

センリョウ

正月の縁起物として好まれるセンリョウ（千両）は、赤い実が綺麗なので、このブログでも度々登場しているが、関東以西の比較的温暖な常緑樹林に多く自生しているそうだ。実が黄色のキミノセンリョウというのもあるが、センリョウの変種だという。

2010年・年賀

迎春吉祥
今年最初の画像は、岡崎市北部にある「奥殿陣屋」に毎年植えられている“干支の葉ボタン”の寄せ植えである。去年の丑年に撮った画像は1月2日に、一昨年の子年の画像は1月11日に載せたが、今年の寅年も、あまり強くはなさそうな少し可愛い“虎”が綺麗に描かれていた。世の中は景気も低迷したままで、いい話題があまりなさそうだが、今年は何とか良い年になって欲しいものだ。