伝言ゲームで

簡単な文章を次の人に次々伝言していくとそのうちに言葉が変わったり、抜け落ちたりして初めの文章とは違った文章になったりします。違った文章でも内容が分かればいのですが時にはまったく意味が異なったり、意味不明になったりして、そこが面白いのですが。



ケアマネジャーがプランを作成してそのサービスを利用する目的を事業者に伝えるときもこの伝言ゲームに似ています。

ケアマネジャーの意図がサービス提供責任者に伝えられますが、受け取ったサービス提供責任者はケアマネジャーと同じ認識をもつとは限りません。さらにはサービス提供責任者が伝える先、実際に介護を提供する人まで伝言ゲームは続きますが、最終の場所ではケアマネジャーの意図がどこまで浸透するのでしょうか。

ここが介護サービスの難しさかもしれません。



医療からいわれたのですよ、ケアマネジャーに指示がよくないって、現象だけを見て判断したら『ケアマネジャー何やってんだ』ですかね、でもね、介護の提供のシステム、特に在宅は単純ではないのです。コントロールが完璧ではないのです。


伝言ゲームなら面白いけれど介護サービスでは伝言でなくそれぞれ個別に対応が求めらる業務なのです。