nikkurei社長のひとこと**ケアマネは希望の星だ**

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歩くこと、歩けること

2007-07-16 10:34:46 | ケアマネジメント
歩くこと、歩けること、どう違うのでしょう、同じでしょうか。
歩けること、機能的に歩けることに意味があるように思います。
歩くこと、意思として動いている意味が含まれているように思います。
5m歩ける、4m歩ける、4m歩く、いかがでしょう、意味合いの違いが感じられませんか。
アセツメント表の項目を埋める作業は大事ですが、項目を埋めることに捕らわれると見落とすこともあり、です。

相手の目の輝き、目線、言葉かず、口の動作、話すときの手の位置、話を聞くときの顔に向きといった事柄は項目にはないですが、ここに相手の気持ちが現れえていることもあり、で、項目に捕らわれると大事なことを忘れることに注意です。

歩けなくとも歩こうという人、歩けるけれども歩こうとしない人、大きな違いですね。
状態把握では共に歩行困難、でもケアは異なるでしょう。前者は医療的処置かなリハビリかな器具の利用かな。
後者は社会参加か、意識付けか、動機さがしか、快感への誘導か、何か契機をさがすことかな。

アセツメント表がすべてではない、ということで、では課題分析はどうするんじゃい。
ですから多職種参加によるアセツメントで、最初はうまくいかないでしょう。
まず、人選、誰をどう呼ぶか、家族の同意をどう取り付けるか。
基本姿勢をしっかり持ちましょうよ、この方法が正しいという。
いくつかの対象にわけて人選をしてみては、軽度、重度、同居、独居。
それで視点が複数に、結論は自分の考えと異なる場合も、容認してみましょう。
異なる意見も尊重しましょう。
しかし、結論をだすのは、判断を下すのはあなた。責任もあなた。
でも、(勤務先)事業所も巻き込みましょう。こういう方法でこういう結論で行きます、という相談、連絡、報告。所長が判断できなくてもいいのです、あなたがやったという事実を残すことが重要なのですから。
以前にも書きましたように契約行為の当事者は法人ですから、こういう方法でこのような結論でこのように実施します、という事実を残すこと、それに対して指導があればその指導を、何もなければないで、後は事業所の責任です。
全部をしょわないで、共にやりましょうよ。
共にやっていただきましょうよ。

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