nikkurei社長のひとこと**ケアマネは希望の星だ**

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認知症の支援が難しいのは

2010-06-13 23:13:02 | ケアマネジメント
事態が切迫した状態で認知症の治療を開始することに起因しているかもしれない。

ちょっと例えとは違うかもしれないが、酒を飲んでしまって車を運転するかどうかというときに運転代行を頼めば費用は少ない範囲でとどまるが、大丈夫だといって運転をした結果事故でも起こしたらその処理にかかる手間は大変なものになるといったらいいだろうか。
いまの認知症治療の早期といっても周囲の人がおかしいと気付くころを言うかもしれない。その時期でも認知レベルが低下しているよりいいかもしれないという程度の早期ではないだろうか。でいきれば年相応の物忘れという時期に治療を受けることができると本人は自覚ができ以後の状態が予想されることから将来の不安が少なくなり結果病状の進行が遅くなることが期待できる。周囲の者にとっても病気に対する理解ができ対応の準備ができるのでこれもいらぬ不安を抱かなくてもよくなる。
いま介護支援専門員が認知症の人を支援するのに苦労するのは病状が進行し、外出して行方がわからなくなるとか、食事のことをわすれるとか、異物を口にするとかもてあそぶとか、という状態に直面したなかで支援をするので、提供が可能なサービスの種類とその地域にある事業所の数では対処がむずかしいことから後追いの対策となる。

いかに早期に受診するか、その体制を整えるかが認知症の治療でも介護でもこれからの鍵ではないかと思う

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