いつでもどこでもだれでもは理想だが

居宅から地域密着型サービスや介護施設利用に移行した利用者への継続的支援の提供は制度の裏付けがなく相手との交渉能力を抜きにしても難しい。現制度で行うためには特段の工夫がいるが、本来、制度として実行されることが望ましい。

主任ケアマネの深読み

いつでもどこでもだれでも担当の介護支援専門員の役割を主治ケアマネと称しただけならいいが、治は治すで要介護状態改善を主に行う介護支援専門員とも言えるので、主治に意味を込めたとしたら今までと違う地平が見える。

いつでもだれでもどこでも担当の介護支援専門員

在宅での居宅介護支援は居宅介護支援事業所所所属の介護支援専門員が担当するが、小規模多機能型居宅介護や認知症対応型共同生活介護ではそこの介護支援専門員がかかわり、居宅介護支援の継続性が損なわれる。これに一貫性を持たせようというのが主治ケアという事らしい

主治ケアマネ？

７月４日医療介護総合確保促進会議では「地域における医療及び介護の総合的な確保を推進するための関係法律の整備等に関する法」を受ける形で行われた介護支援専門員の公的研修改定による医療介護連携の成果に期待する意見があったという。さらに制度としても対応する意見もあり、その１つが「主治ケアマネ」と表現した。

総合確保方針作成に向けて

昨年成立した「医療介護総合確保促進法」に基づく総合確保方針を作成するための会議と思う「医療介護総合有確保促進会議」が７月４日行われ、その内容を医療コンサル会社グローバルヘルスのメディウオッチというメルマガが伝えた。
http://www.ghc-j.com/

福祉用具とAI

「関西健康・医療創生会議」で特別講演した産業技術総合研究所の木村陽一人口知能研究センター主席研究員はAIの技術は「介護の分野、食習慣などでの可能性は大きい」と。
具体的イメージは湧かないが、話としてはその通りと思う。

クラウド化すると見える

薬を飲む時間になるとお知らせとカートリッジ取り出しを支援する「服薬支援ロボ」をネットワークにつなげることで関係者に服薬状況がわかり、患者は意識付けの成果があるという。単体でなくネットワークでつなげデータ集積と解析、ビックデータを活用するAIで新しい支援が見える。

歩行器でまちづくりホコケン

レンタルサイクルの歩行器版というホコケン、富山大学が中心になって歩行器を商店などに置いて高齢者に自由に使ってもらい健康を保持しようという取り組みだ。この穂後期にMicrosoftが協力しタブレットを設置、Azureと連動する。この結果に注目だ。

ソラスト再上場

旧日本医療事務センターが社名をソラストと変えて東証一部に上場をした。来期売上予想６６４億円、一株配当４１円、介護事業の売上１１６億円を３００億円にするという。今回の上場はM&Aの資金調達が目的だろう。