ハンドル形電動車椅子の貸与実務における安全利用のための指導手順書

全国福祉用具専門員相談員協会は「ハンドル形電動車椅子の貸与実務における安全利用のためのガイドライン」と合わせて同指導手順書も出している。
こちらは安全に利用してもらうために指導の手順をマニュアル化してある。

ケアマネジャーも知っておきたいガイドライン

全国福祉用具専門相談員協会が出した「ハンドル形電動車椅子の貸与実務における安全利用のためのガイドライン」には随所にケアマネジャーとの連携が記されている。
たとえば面接時、操作指導時に家族、ケアマネジャーの同席を求めるようにあり、利用継続の可否においてもケアマネジャーとの連携を求めているので、ケアマネジャーもガイドラインは一読したい。

ケアマネジャーにも役立つ電動車椅子ガイドライン

全国福祉用具専門相談員協会が出した「ハンドル形電動車椅子の貸与実務における安全利用のためのガイドライン」には疾患別による操作上の問題や高齢者の身体状況のチェック項目が掲載されている。
福祉用具専門相談員は当然ながらケアマネジャーも知っておくといい。

ハンドル形電動車椅子の貸与実務における安全利用のためのガイドライン

全国福祉用具専門相談員協会はハンドル形電動車椅子による死亡・重傷事故が平成２０年から令和２年の間で６６件発生していることから「福祉用具専門相談員の皆様が本冊子を活用し、利用者に対する適切な評価を通じて、ハンドル形電動車椅子の安全利用の更なる促進」のため「ハンドル形電動車椅子の貸与実務における安全利用のためのガイドライン」をだした。

科学的介護総合支援プログラム・キボウ

ワイズマン、やさしい手、大塚商会の3社はLIFEの活用をトータルサポートするソリューション「科学的介護総合支援プログラム・キボウ」を販売するという。
内容は説明を受けないとプレスリリースだけではわからない。

LIFEの問題点

LIFEで利用者単位のフォールドバックを実施するには法的な問題があるかとみている。
事業所のデータを収集するのは介護保険法第１１８条の２により介護保険等関連情報として行うが、集めたデータを出すには第１１８条の３での匿名介護保険等関連情報となる。ここが制度上の壁なのかと思う。

LIFEのフィールドバック

LIFEのフィールドバックは事業所単位か個人単位かとの質問に対して、厚労省職員の回答は、まずは現行では事業所単位でのフィールドバックを行い次に個人単位での提供となるとのことだった。
ということはLIFEのデータを収集提出しない居宅介護支援事業所では利用者単位のフィールドバックが後になるのでLIFEの活用は先のことと理解される。