日本の幸福度は？

　日本４３位、あまり幸せではないようだ。やはり福祉が行き届いているところが幸せのようだ。


幸せな国ランキング、上位は欧州が独占＝日本は43位、中国は93位―米メディア

Record China　2013年09月10日20時50分

9日、米コロンビア大学地球研究所は「2013年世界幸福指数報告」を発表した。1位はデンマーク、2位はノルウェー、3位はスイスと欧州北部の国が独占。日本は43位、中国は93位だった。資料写真。
2013年9月9日、CNNによると、米コロンビア大学地球研究所は「2013年世界幸福指数報告」を発表した。対象となったのは世界156カ国で、1位はデンマーク、2位はノルウェー、3位はスイスと欧州北部の国が独占。日本は43位、韓国は41位、中国は93位だった。10日付で環球時報（電子版）が伝えた。


その他の主要国の結果は、カナダ6位、オーストラリア10位、米国17位、英国22位、フランス25位、ドイツ26位、ロシア68位となっている。一方、幸福度が最も低い5カ国は下から順にトーゴ、ベナン、中央アフリカ、ブルンジ、ルワンダとなっており、アフリカのサハラ砂漠以南に集中した。

この報告書は世界156カ国を対象として2010～2012年に調査を実施し、国民の幸福度を10段階で示したもの。教育、健康、環境、包容性、内心の幸福度、生活レベルなどを基準としてランキングが作成された。(翻訳・編集/碧海)

こういう人の命が奪われて、残念

　トルコを旅行していた二人の女子大生が襲撃され、一人が亡くなった。悲しい事件である。そして襲われた人の姿が『読売新聞』に報道された。殺されたというだけで残念であり、さらにまたこういう有為な人材が失われて、とても残念。冥福を祈り、また回復を祈る。


刺殺された栗原さん、日中交流事業で中心的存在


　トルコ中部で新潟大４年栗原舞さん（２２）（宮城県名取市出身）が刺殺され、同大４年寺松星絵さん（２２）（富山県上市町出身）も刺されて一時重体となった事件。栗原さんと寺松さんは、ともに新潟大教育学部の学習社会ネットワーク課程に在籍し、日中の学生の文化比較などを研究していた。

　就職活動では、既に２人とも内定を得ており、今回の旅行は「学生生活の総仕上げ」だった。

　同大によると、栗原さんは英語が堪能で、大学の日中交流事業でも中心的な存在だった。指導教員の相庭和彦教授は「自分の足でアジアを回って国際認識を高めてきた」と涙を拭った。

　寺松さんも昨年、北京の大学に語学留学し、指導する大浦容子教授は「海外の危険性を承知し、備えもしていたと思う」と信じられない様子だった。

　栗原さんを知る同大４年の女子学生（２１）は「目をキラキラさせて中国や海外旅行の話をしてくれた。そうやって訪れた国で亡くなるなんて信じられない」と肩を落とした。

（2013年9月10日23時03分 読売新聞）

こういう声が大きくなればいい！

　最近東京はじめ、心ない排外主義的な言説がある種の流行のようになっている。同じ人間なのに、なぜ差別的な発言をそれも口汚いことばをつかってののしるのか、日本人として恥ずかしい。

　ボクは差別についていつも思う、こういう社会的差別の背景には、必ず制度的な差別、つまり公的機関による差別がある、と。

　マスメディアは、積極的に、差別をなくすという正義に向かって論陣を張るべきだ。『毎日新聞』浜松支局の記者が、それを積極的に行っている。

　「記者の目:日系人労働者受け入れ＝高橋龍介（浜松支局）」である。読んで欲しい。

http://mainichi.jp/opinion/news/20130911k0000m070096000c.html