浜名史学

歴史や現実を鋭く見抜く眼力を養うためのブログ。読書をすすめ、時にまったくローカルな話題も入る摩訶不思議なブログ。

真実は明らかになっていく

2017-07-26 08:47:09 | その他
 ウソをつくことはいけないことだ、ウソをつくとそのウソはいつかあばかれる、というのが、庶民生活における知恵である。だから、ウソはつかないほうがよい。

 安倍首相の弁解は、ほんとうに力がない。彼にとって、今この「危機」を乗りこえればよい、という対応は、必ず失敗する。

 それを明示する事実。

「安倍総理が2015年12月に「今治に獣医学部を整備」と発言、加計学園の獣医学部新設は既定路線だった」
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

忘れないこと

2017-07-26 07:29:56 | その他
 国政にしても、地方自治体の政策にしても、公務員が具体的にはその運営を担っている。公務員の中でも、国家公務員の場合はキャリアと言われる人々(官僚)が大きな権限を持つ。

 今回の加計学園に関わった官僚たちの動きを見ると、彼らには公正さとか、正義とか、公平さというような倫理性はまったくみられない。ただただ政権への忠誠と、それに伴う立身出世だけがかれらの行動の原理であることがよくわかる。

 政治の私物化は、そうした腐敗した官僚たちに支えられていることがよくわかった。

 人間には、利他性というものが備わっていると思っているが、政治家や官僚になる者たちは、そうした志向を保持することなく、ただただ一部の者たちの、もちろんその中には彼ら自身も入るのだが、利益だけを最大限にしようという志向だけで動いているようだ。

 彼らの動きを見ていると、人間不信に陥ってしまう。

 彼らは、この二日間の国会審議で幕引きを図り、国民の忘却力に依存して、今後の最大限利益の追求に勤しもうとしている。

 彼らの忘却力への期待に対して、私たちは記憶力で対抗しなければならない。忘れない、これはたいへんな武器になる。

 そして追及をあきらめないことである。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする