浜名史学

歴史や現実を鋭く見抜く眼力を養うためのブログ。読書をすすめ、時にまったくローカルな話題も入る摩訶不思議なブログ。

Amazonから買うけれども・・・

2017-07-16 23:43:18 | その他
 私は本その他をAmazonを通じて購入することが多い。しかし、そんなに早く配達してくれなくてもよいと思う。深夜に注文して、翌日に届くことがあり、あまりに早すぎる、働いている人に過酷な労働を強いているのではないかと心配してしまう。

 できるだけ早く配達するという気概は必要かもしれないが、働く人の健康や労働条件をきちんと考慮した配送体制を敷いて欲しいと思う。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170716-00000023-it_nlab-sci
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ジャーナリスト 『東京新聞』 望月記者へのインタビュー

2017-07-16 07:28:01 | その他
 報ずべきことは徹底的に取材する、それがジャーナリスト。

 望月記者へのインタビュー。

http://www.cyzowoman.com/2017/07/post_145472_1.html
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劉暁波氏の死

2017-07-16 07:09:20 | その他
 劉暁波氏の死は、中国政府を追い詰めるはずだ。

 習近平政権になって以降、中国の国家権力は自己増殖し、国内外に権威主義的な対応を強めてきている。かつてアジアの中で日本が近代国家建設にともない、経済力を強めるだけではなく、周辺に帝国主義的な侵略を展開し、国内においては「臣民」を貧困状態においたまま、さらに自由や権利を奪い続け、揚げ句のはてに多くの死者を生み出す中で崩壊した、その歴史を中国は学ぶべきである。

 劉氏に対する中国政府の対応は、だれがみても、反人道的である。

 BBCは、ナチスドイツとの相似性を指摘している。

http://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-40604347
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「連合」のなれの果て

2017-07-16 06:58:18 | その他
 「連合」という全国の労働組合の結集体は、労働組合としての本質を放擲した。労働組合は、労働組合法第一条の「この法律は、労働者が使用者との交渉において対等の立場に立つことを促進することにより労働者の地位を向上させること、労働者がその労働条件について交渉するために自ら代表者を選出することその他の団体行動を行うために自主的に労働組合を組織し、団結することを擁護すること並びに使用者と労働者との関係を規制する労働協約を締結するための団体交渉をすること及びその手続を助成することを目的とする。」とあるように、労働者の地位向上のための組織である。

 しかし、今回の「残業代ゼロ法案」は、労働者の生活を破壊する可能性をもった悪法である。当初は、年収1075万円以上の者だけに残業代を支払わないという、これは企業にとっては大きな助け船であるが、いずれはその年収制限はどんどん下げられてくるだろう。

 「連合」は、すでに労働者と敵対する組織となりはてた。当初からその動きは存在したが、ついにその本性が露わになったということだ。

 『神戸新聞』社説も、今回の「連合」幹部だけの決定を批判する。


残業代ゼロ法案/不可解な連合の方針転換


 働く者を守る労働組合として首をかしげる判断だ。

 「高度プロフェッショナル制度」として一部専門職を残業代支払いの対象から外す労働基準法改正案について、連合の神津里季生(りきお)会長が安倍晋三首相と会談し、一部修正の方向で一致した。事実上の容認である。

 傘下の労組からは批判の声が上がる。連合は前身の計画を小泉政権が2006年に閣議決定して以来、「残業代ゼロ法案」として10年以上、反対してきた。組織決定を得ず転換したのでは、混乱が生じて当然だ。

 社会問題化した長時間労働を肯定するとの批判がある法案を、なぜ認めるのか。執行部はきちんと説明する必要がある。

 法案は年収1075万円以上の一部専門職を対象に、残業代支給や深夜割り増しなどの規制をなくす。本人と労使が合意すれば導入でき、健康確保策として、年104日以上の休日取得など3項目から一つを選ぶ。

 神津会長は休日取得を義務づけ、さらに健康診断や労働時間の上限設定など4項目から一つを選んで加えるよう求めた。

 安倍政権は「働き方改革」を掲げており、秋の臨時国会で法案審議入りの可能性は高い。可決される前に修正を勝ち取ろう、との判断という。

 しかし、年104日の休日は全労働者平均より10日も少ない。他の健康確保策を組み合わせても、過重労働の抑止効果がどこまであるのか疑問だ。

 ひとたび労働規制を緩和すれば、経済界は対象者の拡大を政府に働きかけるだろう。今回の改正案の対象は給与所得者の4%程度だが、年収や職種の見直しによって対象が広がることは十分に考えられる。

 連合には、そうした事態を招かないよう歯止めをかける責任がある。そのことをしっかり自覚しなければならない。

 民進党は連合とともに法案に反対してきたが、今回の方針転換を明確に知らされず、はしごを外された格好だ。連合が政権との協調を重視したといえる。

 安倍政権は「政労使」の会談の場を設け、連合を取り込んできた。しかし労働組合は政権の諮問機関ではない。働く者を守る原点に立ち返り、労組としての一線を守るべきだ。
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人間の差

2017-07-16 06:50:15 | その他
 人間として生まれ、生きる中で、大きな差が生じてくる。最近亡くなられた中国の作家劉暁波氏と日本の首相の、どうしようもない差。

 『河北新報』のコラム。


「こんな人たちに私たちは負けるわけにはいかない」。東京都議選の応援演説で群衆の「辞めろ」の声に色をなし、批判者を敵視するような発言をしたのは、わが国の首相。たとえ弾圧の犠牲となっても「私に敵はいない」と語った人が隣国にいる

▼中国の民主活動家、劉暁波氏。2010年、国家転覆の罪に問われた法廷での陳述文の一句だ。1989年の天安門事件の悲劇に屈せず、一党独裁廃止、言論の自由を訴え続けた。「自由を奪った体制に言いたい。私には敵も憎悪もない」「最大限の善意であなたがたの敵意と向き合い、愛で憎悪を解かしたい」

▼人権を求め非暴力で闘う人として10年、ノーベル平和賞に選ばれたが、中国政府が「内政干渉」と反発。劉氏は獄中のまま、授賞式でこの文章が読み上げられ、空席にメダルが贈られた

▼がんとも闘い、今年5月に末期状態となって病院に移されたが、61歳で他界した。厳しい監視は変わらず、「十分な治療を受けているのか」と海外から受け入れの声が相次ぐさなか

▼「自由への人間の欲求は力で止められない」「私は望む、言論弾圧の最後の犠牲者となることを」と同じ陳述文にある。中国の民主化運動の象徴にとどまらず、言葉の一つ一つが、これからの世界を生きる人の勇気の源になる。(2017.7.15) 
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