浜名史学

歴史や現実を鋭く見抜く眼力を養うためのブログ。読書をすすめ、時にまったくローカルな話題も入る摩訶不思議なブログ。

都民ファーストの立候補者は日和見

2017-07-02 20:21:23 | その他
 『毎日新聞』、松尾貴史の文(一部)

「安倍政権の政権運営を評価するか」という朝日新聞による候補者へのアンケートで、自民党と敵対しているはずの都民ファーストの候補者(計50人)のほとんど(41人)が「無回答」だったのが不思議だ。他の主要会派の候補者に無回答者は一人もいないので、奇妙な目立ち方だ。選挙後にどう転ぶかということで今は答えられないタイミングだということだろうか。そして、「安倍晋三首相が示した2020年までの改憲に賛成か」という問いにも、「わからない」という選択肢が設けられているにもかかわらず、同じく41人が「無回答」だった。

 彼らは、今回は都民ファーストで立候補したが、思考は自民党と同じ人々なのだ。メディアは自民党対都民ファーストとはやし立てたようだが、現在のメディアは軒並みジャーナリズム精神を捨てている。
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日本は「極右」の国

2017-07-02 07:19:52 | その他
 安倍晋三が、海外紙からultra・nationalistと断定されてから久しい。しかし日本の大手メディアは、そういう報じ方はしない。だから安倍政権が「極右」であるという認識を、日本国民の多くは持っていないだろう。

 とはいえ、日本の若者の意識が「右」に流れている、学生のなかでは右翼的な思考、右翼的な行動がトレンディになっていることを、最近学生から聞いた。学生は国立大学の寮で生活しているが、その様子は、まさに「戦前」であり、右翼的な言動をすることが「受ける」のだそうだ。そういう学生は、もちろんきちんと勉強はしていないし、時に読む本はデタラメの右翼本

 ふつうの人々は今まで通りにふつうの思考をしているが、若者たちは安倍政権に同調的になっているようだ。

 そういう時代だから、学生を卒業して記者になった者のなかにも、右翼的な思考の保持者が入ってきているのだろう。

 今日は都議選のようだ。都民ファーストか自民党かがあたかも争点であるかのように報じられているが、この両者、双方ともultra・nationalistではないか。両者があたかも争っているかのようだが、基本的には同じような思考の人々。やはり、右翼は増えているのだろうと思う。


http://lite-ra.com/2017/07/post-3286.html
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