子どもたちがもっとも放射線の影響を受けやすい。だから学校や保護者は子どもを安全な状況に置くことが求められる。もちろん文科相も、教育委員会もである。
中部大学の武田氏は、学校が始まることによる被曝への注意喚起を行っている。
「大人は子供たちを被ばくさせたがっている・・・」というブログを読んで欲しい。
http://takedanet.com/2011/04/post_faf5.html
さて、文科相もそのことで重い腰を上げたと思ったら・・・・
以下は『読売新聞』の記事である。
「具体的な回答ない」放射線量説明会に不満の声
文部科学省と福島県は21日、同省の放射線量の安全基準で屋外活動が制限されることになった福島市内の10の小中学校や幼稚園、保育園の保護者と教員を対象に、日常生活の注意事項などについて説明会を開いた。
会合は、午前と午後の2回に分けて開催された。午前の部には、保護者ら約400人が出席。質疑応答では、「私服はすぐ洗えても、学校の制服の洗濯はどうしたらいいのか」「これから暑い季節になって、教室の窓を開けてもいいのか」などの質問が相次いだ。しかし、担当者側から「原子力災害対策本部と協議する」「過度に心配する必要はない」などとあいまいな回答が目立ったため、参加者からは「具体的な回答がない」「何のためにここに来たのか」「子を持つ親の気持ちを全く分かっていない」と不満の声が上がった。
(2011年4月21日20時09分 読売新聞)
そして文科相の官僚たちの、非人間的な対策を見てみよう。まったく文科相が子どもの健康のことを考えていないことが判明する。
http://www.youtube.com/watch?v=jnOD55uLA7c
http://www.youtube.com/watch?v=DUhlamqSQXg&feature=player_embedded#at=69
このビデオを見れば、日本政府の官僚がいかに国民無視の集団であるかがよくわかる。なぜ年間20ミリシーベルトなのか、その根拠は不明のまま決定されているのだ。子どもの健康を守るという視点ではなく、政治決定であるということだ。
福島老朽原発を考える会 (フクロウの会)は、強い批判を行っている。
">【福島原発震災(51)】文科省は福島の子どもたちを見殺しにする気か!政府交渉で撤回を要求しよう!文科省は19日夜、福島県の学校における安全基準を公表した。福島の子どもたちに年間20ミリシーベルトの被ばくを強要するものになっている。これは、現行の規制値1ミリシーベルトをかなぐり捨てるものである、成人と同じであり、放射線の子どもに対する感受性が成人よりも高いことから線量は10分の1以下に抑えるべきとしたこれまでの文科省の指導にも反する。到底容認できない。
今回の安全基準は、1時間当たり3.8マイクロシーベルト以下であれば校庭の使用も許可するという内容だ。文科省は、屋外に8時間、空間線量が半分の屋内に16時間居ると想定し、年間20ミリシーベルトと見積もっているようだが、それにしても考慮されるのは外部被ばくだけである。食品による内部被ばくや原子力安全委員会が指摘した「校庭で子供が走ると、舞い上がった砂ぼこりを吸い込み、内部被ばくの危険がある」ことは考慮されていない。福島の子どもたちは20ミリシーベルトを大きく超える被ばくを強要されるだろう。
文科省の措置は、避難区域を福島市に広げないためのものに過ぎない。行政の都合で子どもたちの健康が脅かされている。福島の子どもたちを見殺しにしようとしている。文科省は今回の安全基準を直ちに撤回せよ!
http://fukurou.txt-nifty.com/fukurou/2011/04/post-d3d0.html
中部大学の武田氏は、学校が始まることによる被曝への注意喚起を行っている。
「大人は子供たちを被ばくさせたがっている・・・」というブログを読んで欲しい。
http://takedanet.com/2011/04/post_faf5.html
さて、文科相もそのことで重い腰を上げたと思ったら・・・・
以下は『読売新聞』の記事である。
「具体的な回答ない」放射線量説明会に不満の声
文部科学省と福島県は21日、同省の放射線量の安全基準で屋外活動が制限されることになった福島市内の10の小中学校や幼稚園、保育園の保護者と教員を対象に、日常生活の注意事項などについて説明会を開いた。
会合は、午前と午後の2回に分けて開催された。午前の部には、保護者ら約400人が出席。質疑応答では、「私服はすぐ洗えても、学校の制服の洗濯はどうしたらいいのか」「これから暑い季節になって、教室の窓を開けてもいいのか」などの質問が相次いだ。しかし、担当者側から「原子力災害対策本部と協議する」「過度に心配する必要はない」などとあいまいな回答が目立ったため、参加者からは「具体的な回答がない」「何のためにここに来たのか」「子を持つ親の気持ちを全く分かっていない」と不満の声が上がった。
(2011年4月21日20時09分 読売新聞)
そして文科相の官僚たちの、非人間的な対策を見てみよう。まったく文科相が子どもの健康のことを考えていないことが判明する。
http://www.youtube.com/watch?v=jnOD55uLA7c
http://www.youtube.com/watch?v=DUhlamqSQXg&feature=player_embedded#at=69
このビデオを見れば、日本政府の官僚がいかに国民無視の集団であるかがよくわかる。なぜ年間20ミリシーベルトなのか、その根拠は不明のまま決定されているのだ。子どもの健康を守るという視点ではなく、政治決定であるということだ。
福島老朽原発を考える会 (フクロウの会)は、強い批判を行っている。
">【福島原発震災(51)】文科省は福島の子どもたちを見殺しにする気か!政府交渉で撤回を要求しよう!文科省は19日夜、福島県の学校における安全基準を公表した。福島の子どもたちに年間20ミリシーベルトの被ばくを強要するものになっている。これは、現行の規制値1ミリシーベルトをかなぐり捨てるものである、成人と同じであり、放射線の子どもに対する感受性が成人よりも高いことから線量は10分の1以下に抑えるべきとしたこれまでの文科省の指導にも反する。到底容認できない。
今回の安全基準は、1時間当たり3.8マイクロシーベルト以下であれば校庭の使用も許可するという内容だ。文科省は、屋外に8時間、空間線量が半分の屋内に16時間居ると想定し、年間20ミリシーベルトと見積もっているようだが、それにしても考慮されるのは外部被ばくだけである。食品による内部被ばくや原子力安全委員会が指摘した「校庭で子供が走ると、舞い上がった砂ぼこりを吸い込み、内部被ばくの危険がある」ことは考慮されていない。福島の子どもたちは20ミリシーベルトを大きく超える被ばくを強要されるだろう。
文科省の措置は、避難区域を福島市に広げないためのものに過ぎない。行政の都合で子どもたちの健康が脅かされている。福島の子どもたちを見殺しにしようとしている。文科省は今回の安全基準を直ちに撤回せよ!
http://fukurou.txt-nifty.com/fukurou/2011/04/post-d3d0.html