浜名史学

歴史や現実を鋭く見抜く眼力を養うためのブログ。読書をすすめ、時にまったくローカルな話題も入る摩訶不思議なブログ。

音楽

2016-10-23 20:04:10 | その他
 9月からの病からやっとほぼ回復した。ほぼ、というのは、今以て声が前面復調いていないからだ。ひょっとしたら、声が変わってしまったのかもしれない。しかし、その他は完全に復調し、昨日は午後農作業など戸外で働いた。

 私はAmazonのプライム会員になっている関係で、Amazonmusicを9月中旬まではそのクラッシックを聴いていたのだが、風邪を引いて以後、聴こうという気も起きなかった。しかしやっとその音楽をバックに読書する雰囲気が戻ってきた。

 このブログでも、本の紹介が少なくなったのは、読もうという気がおきなかったこと(それでも何冊かは読んだが)と、もう一つは延期していた仕事(講座など)が一挙にきたため、その準備に追われたからだ。

 今後、全体的に従来通りのリズムに戻っていくだろうと思う。ただし、畑仕事の遅れはいまだ取り戻していない。今は苗を植えたり、種まきをしたり、サツマイモなどの芋掘りをしなければならないが、それが出来ていない。

 野菜が、とても高額である。それを考えると、自分でつくることの必要を感じる。

 今日も一冊本が届いた。『在日朝鮮人史研究』46号である。私の論文に言及したものを見つけた。引用されたり参考にされたりすると、書いてよかったと思う。
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東京新聞のコラム

2016-10-22 21:18:43 | その他
一八九五年の秋、沖縄を揺るがせる事件が起こった。沖縄県尋常中学校の生徒たちが、校長の排斥を求めて一斉に立ち上がった「尋常中ストライキ事件」である

▼発端は、本土出身の校長の訓話だった。「皆さんは普通語さえ完全に使えないくせに、英語まで学ばなくてはいけない気の毒な境遇にある」と語り、英語教育の廃止を打ち出したのだ

▼普通語とは標準語のこと。それもきちんと話せぬのに、英語など…と見下した校長の態度に生徒たちは憤慨した。生徒らはストライキ中も自主的に英語の授業をし、地元紙は「(校長の姿勢は)沖縄人に高等教育を受けさせず、沖縄を植民地扱いにするものだ」と論じた▼それから、百二十年余。沖縄に派遣中の大阪府警の機動隊員が、米軍施設の移設に抗議する人に、「土人」と言い放った。沖縄の人々を見下し、沖縄を植民地扱いしていた時代の言葉である

▼沖縄への差別を体感しながら、日本の中で沖縄はどう歩むべきかと問い続け、「沖縄学の父」と呼ばれた伊波普猷(いはふゆう)は、尋常中ストライキ事件で退学させられた一人だ。その伊波が一九四七年、沖縄の帰属問題について、こう書いている

▼<(沖縄人は帰属に関する)希望を述べる自由を有するとしても…自分の運命を自分で決定することのできない境遇におかれている>。「帰属」を「基地」とすれば、変わらぬ現実がある。

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恋文

2016-10-22 20:44:35 | その他
 田中伸尚さんの『飾らず、偽らず、欺かず』という本が、岩波書店から届いた。管野須賀子と伊藤野枝について書かれたものだ。プロローグとエピローグだけを読んだが、これは田中さんの「恋文」ではないかと思った。

 私も、伊藤野枝を学生時代から好きだった。そのことを田中さんにも話したが、大杉栄らの墓前祭の主宰を、なぜか引き継いでしまったが、私は今でも大杉というよりも野枝のほうが好きだ。大杉の全集は今年購入したが、野枝の全集はその前から持っている。批判する人もいるが、若い頃の私は野枝の情熱的な恋愛に心を動かされたのだろうと思う。恋愛は、情熱そのものだ。情熱が対象に向かう、その力こそが愛なのである。

 全部を読んでいるわけではないので何とも言えないが、これは田中さんの「恋文」だ。その心情に嫉妬してしまう。

 僕は、野枝と呼んでいるが、田中さんは「野枝さん」、「あなた」と呼びかける。そこにも「恋文」であることが証明されているように思える。

 田中さんの『大逆事件』(岩波書店)も名著であるが、これも同様だろう。

 明日は一日外出するので、明後日から読み始めよう。

 長い間の病気のために、たまった仕事を先週はひたすらこなしていった。昨日からは、畑で一心不乱に作業をしている。季節の変化は、僕の完治を待っていてはくれない。
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残業の過少申告は、民間企業の常態

2016-10-21 09:23:34 | その他
 電通の自殺事件を契機に、残業過多による過労死が問題になっている。次の産経の記事。

電通、残業隠しか 過少申告指導、105時間→69.9時間

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161021-00000093-san-soci

 はじめて知ったかのように書くなよと言いたい。多くの企業では残業の過少申告は常態化している。
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「土人」

2016-10-21 08:42:51 | その他
 日本人は、過去アジア・太平洋諸島の人々などを「土人」と呼んでいた。しかし、「土人」がきわめて侮蔑的な意味をもつことが明確であることから、人権意識の進展のなかで、そうした呼称はつかわれなくなった。少なくとも、1970年頃から使われない。

 だが、大阪府警の警察官が、沖縄の人々に対して侮蔑的な意味を込めて「土人」ということばを使用した。その警察官は若い。ということは、彼が生育する大阪地方では、「土人」が死語になっていなかったということではないか。

 それを傍証するように、松井一郎という知性も品格も感じられない大阪府知事が、その警察官を激励したという。

 なるほどである。

 私は、大阪地方のそうした風土というか文化に、知性の欠如、品格のなさを感じる。

 大阪など、あまり行ったことはないが、関西とひとくくりにされながら、京都、大阪、神戸はそれぞれが特徴をもった地域の文化を持っている。そのなかで、とりわけて大阪の地域的な風土や文化には、問題がありはしないかと思う。

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たかが慶応ごときで・・・

2016-10-20 20:00:20 | その他
 『日刊ゲンダイ』の記事を読んでいたら、次のような箇所が出てきた。

http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/lifex/192107

子供のころから勉強ができた男子は周囲にチヤホヤされ親に叱られた経験がないため、優越感が強く、自分を特権階級や支配階級だと思い込んでしまうのです。だから普通の人と違う行為をしたがり、それが許されると錯覚して過激な行動に出る。

 たかが慶応大学に入学しただけで、こういう感覚を持つなんて信じられない。慶応なんて、そんなにレベルが高い大学ではない。子どもの数が減っている今は、もっと入りやすくなっているだろう。

 そういう輩が、「優越感」を持つなんて!
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安倍内閣はどうしようないひとばかり

2016-10-19 20:27:34 | その他
 山本農水相。二つの記事。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161019-00000060-jij-pol

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161019-00006687-sbunshun-pol
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ウソを平気で言うアベ

2016-10-18 09:26:30 | その他
 こういう厚顔無恥の、誠実さがひとかけらもない人物を首相とする日本の醜悪さ。

http://www.asahi.com/articles/ASJBK51VGJBKUTFK00M.html

http://buzzap.jp/news/20161017-abe-steamrolling/
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醜悪な自治体官僚

2016-10-18 08:32:03 | その他
 自治体の役人がかくも腐りきっているとは思わなかった。天下りはいうまでもなく、業務に於いても虚偽報告をする。東京都で次々と明らかになることは、自治体役人への信頼を失墜させるものである。

 『毎日新聞』の「<東京五輪>ボート会場 都、IOCに安い金額を虚偽報告」には、唖然とする。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161018-00000006-mai-spo
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那須高原の放射能被害

2016-10-17 15:54:19 | その他
 今も続く、被害。

 福島県だけが被害を受けたとして、他の県には何もしない、日本国家。

http://ourplanet-tv.org/?q=node/2064
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新潟県民の英断

2016-10-16 22:07:09 | その他
 知事選で、米山候補が当選確実となった。すばらしいことだ。いかに原発への警戒感が強いかが明確に示された。労働組合の組織である連合は、森候補を応援した。連合は労働組合の旗を降ろしたら、と思う。

 米山氏が、公約をきちんと守ってよい県政をしくことを期待する。
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もう一度

2016-10-16 14:07:49 | その他
 今、ブレイディみかこの『This is JAPAN』を読んでいるが、これが日本の社会や運動に関わっている人々に大きな示唆を与えてくれる。今途中であるが、もう一度読み返したいと思う。

 何らかの運動に関わっている人々は、ぜひ読むべきだと思う。
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夕顔が咲き続ける

2016-10-15 23:51:55 | その他
 夕顔が、月の光に映える。

 ほんとうに、夕顔の花は静かに、自己主張するでもなく、夜の間を咲き続ける。

 しかし、夕顔の葉を食べ続ける輩がいる。今日は4匹退治した。調べたら、クロメンガタスズメという蛾の幼虫らしい。むしゃむしゃと葉を食べ、下に黒い小さな糞をまき散らしている。下に落としておいたら、いつのまにかまた這い上って食らいついている。これはもう殺すしかないと思ったが、武士の情け、5~6メートル離れた駐車場の草むらに放り投げておいた。ひょっとしてまた這い上ってきたら、今度は彼岸に送るしかない。

 夕顔は、花だけではだめ、葉も必要だ。
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署名活動に協力しました

2016-10-15 09:54:42 | その他
 その署名活動をはじめた方が、下記で紹介されました。

http://www.huffingtonpost.jp/2016/10/13/yutaka-hasegawa_n_12466634.html?utm_hp_ref=japan
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東京都民の責任

2016-10-15 08:28:49 | その他
 東京都知事、石原慎太郎から、なぜ東京都民は石原なんかを都知事にしたのか疑問に思っていた。都のカネをつかって海外へ豪遊し、都庁には週2~3日しか出てこないなど、報道がなされていた。そういう輩を都民は何度も当選させた。

 だから、こういう結果になるのも当然だ。

 スポーツ報知の記事。


小池知事が石原氏へ強烈パンチ「作家、都知事の功績を無になさらないように」

スポーツ報知 10月14日(金)15時48分配信

 東京都の小池百合子知事(64)が14日、都庁で定例会見を行い、豊洲市場の盛り土問題で石原慎太郎元知事(84)へ書面で送っていた質問状に対しこの日、回答があったことを明かした。

 内容は具体的な回答に乏しく「自分は聞いていない、記憶していない、分からない、覚えていない」のないない尽くしだったという。こうした回答に小池知事は「都合の悪いことを今、私どもに伝えていただけないと明確な答えにつながらないと思います。その意味でこれまでも作家生活、何よりも都知事を続けられてこられた色々なご功績を無になさらないようにしていただきたいと私は強く思います」と皮肉たっぷりに元知事をけん制した。

 今回の回答では真相解明につながらない状況だが石原氏へ「知事ご自身がどこまでご存じでどこまで理解しておられたのかどうかにつきると思います。交渉能力のある副知事に託していたとしても、そこは、やはり、知事の責任ということが問われてくると思います」と盛り土がなかった問題で当時の石原知事の責任は免れないとの見解を示していた。

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