南内郭は、竪穴式住居跡と共に、当時は貴重な鉄製品が発見されていることから、王や大人など支配者層の居住区だったのではないかと考えられています。
南内郭は防御のためと、王の権威を象徴する大きな物見櫓があり、櫓からは集落が一望できます。
南内郭を囲むように竪穴式住居が配列され、これらは身分の高い大人(たいじん)の住居跡であったであろうと考えられています。
さらに南内郭には、特に柵で区切られた区域があり、そこは王とその妻や家族の住居跡であったと考えられています。身分の高い人たちが果たして自宅とはいえ、こんな貧相な格好をしていたのか、個人的には疑問です。
さらに集会の館や、
共同で煮炊きを行ったと思われる、煮炊屋がありました。
南内郭の南には櫓門があり、やはり厳重な警備がなされていた地区であるとが分かります。
次回は政治および祭祀の中心であった北内郭です。
繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした
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