チャンパ人との戦闘に勝利し、凱旋祝宴が始まりました。
焼きバナナ。当時のクメール人はバナナを焼いて食べていたようです。
米を煮炊きしているところです。
もちろん、お酒もあり。
こちらでは、豚(あるいは猪)を煮ています。
現在でも東南アジアでは盛んに行われている、闘鶏。
こちらは猪を戦わせていますから、「闘猪」とでも言うのでしょうか?
眠りこけている隙を狙って、泥棒を働いている者がいます。
髪を束ね、髭を伸ばしていますから、中国人の宴会の様子です。
これらはほんの一部ですが、このようにバヨン寺院には、当時の生活の様子が細かく表現された、大変貴重な資料が残されています。日本でいえば平安時代の末期、源平合戦の頃、カンボジアはこのようであったのだと対比して想像を巡らすのもまた面白いと思います。
繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした
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