4月にご紹介した、ベッソ・マリアールです。今回は前回よりややゆっくりとお邪魔してきました。
前回名前を忘れてしまっていた炭酸水、ノセミネラルソーダです。
2件目なので、まずはこのソーダで大好きなハイランド・パークのソーダ割りで一息。しかしその後は、そうと決めていたわけではないのですが、山崎づくしとなりました。
まず初めは、山崎パンチョン。パンチョンというのは、容量が480ℓほどのずんぐりとした樽のことです。北米産ホワイトオークのパンチョン樽で熟成させた山崎は、バニラのような香りと甘みがあり、なめらかでウィスキーに慣れていないという方にも飲みやすく仕上がっているのではないかと思います。
つづいて山崎蒸留所オーナーズカスク2000年。オーナーズカスクというのは、オーナーが所有している樽を瓶詰めしたものです。樽はシェリーバッドとスパニッシュオーク。57度と強いですが、レーズンのような香りに樽由来のスパイシーさ、モルト由来の甘みがあり、これも飲みやすいです。
三杯目は山崎ヘビリーピーテッド2013年。ジャパニーズ・ウィスキーの父の一人である鳥井信治郎氏が山崎蒸留所でウィスキー作りを始めて90周年を記念して限定発売されたボトル。その名の通り、ピートを効かせた、力強いウィスキーです。それでいて、山崎らしいバランスの良さも損なわず、最後を締めくくるには打ってつけといえる一杯でした。
バー・ベッソマリアール
大阪府大阪市北区曾根崎新地1-3-10
北新地山忠ビル2号館 B1F
繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした
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