都内近郊の美術館や博物館を巡り歩く週末。展覧会の感想などを書いています。
はろるど
「ICHIKENTEN 2008」 東京藝術大学大学美術館・陳列館、正木記念館
東京藝術大学大学美術館・陳列館、正木記念館(台東区上野公園12-8)
「ICHIKENTEN 2008 - 東京藝術大学日本画第一研究室発表展 - 」
9/20-28
昨年もほぼ同時期に開催されていた展覧会です。東京芸大大学院、日本画第一研究室の教員、生徒、計15名がともに自作の日本画を出品します。ITIKENTENへ行ってきました。
会場は、ちょうど芸大アートプラザを正面に向かって左右に見える建物、正木記念館(左)と陳列館(右)です。特に正木記念館の方は純和風の畳敷きで、日本画とも相性の良いような魅力的なスペースとなっています。以下、撮影が可能ということで、展示風景を何枚かあげてみました。
まずは正木記念館です。ここでは大竹寛子の黒を艶やかに用いた大作と、今村雅弘の抽象的とも蝶が舞う姿を捉えたとも言えるような屏風が印象に残りました。
続いて日頃の展示でもお馴染みの陳列館です。向かって正面、左右と奥へと広がる空間が美しい近藤隼次の「記憶」と、まるでアクリルと見間違うかのような鮮やかな色彩感が興味深い、大塚世士明の「感情の垣間と風景」が秀逸でした。何やらホッパーの風景画を見ているような気分にもさせられます。
会期が僅か一週間程度と短いのが難点ですが、時にオーソドックスながらも日本画の今を見られる展覧会です。
28日までの開催です。入場は無料です。
「ICHIKENTEN 2008 - 東京藝術大学日本画第一研究室発表展 - 」
9/20-28
昨年もほぼ同時期に開催されていた展覧会です。東京芸大大学院、日本画第一研究室の教員、生徒、計15名がともに自作の日本画を出品します。ITIKENTENへ行ってきました。
会場は、ちょうど芸大アートプラザを正面に向かって左右に見える建物、正木記念館(左)と陳列館(右)です。特に正木記念館の方は純和風の畳敷きで、日本画とも相性の良いような魅力的なスペースとなっています。以下、撮影が可能ということで、展示風景を何枚かあげてみました。
まずは正木記念館です。ここでは大竹寛子の黒を艶やかに用いた大作と、今村雅弘の抽象的とも蝶が舞う姿を捉えたとも言えるような屏風が印象に残りました。
続いて日頃の展示でもお馴染みの陳列館です。向かって正面、左右と奥へと広がる空間が美しい近藤隼次の「記憶」と、まるでアクリルと見間違うかのような鮮やかな色彩感が興味深い、大塚世士明の「感情の垣間と風景」が秀逸でした。何やらホッパーの風景画を見ているような気分にもさせられます。
会期が僅か一週間程度と短いのが難点ですが、時にオーソドックスながらも日本画の今を見られる展覧会です。
28日までの開催です。入場は無料です。
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