都内近郊の美術館や博物館を巡り歩く週末。展覧会の感想などを書いています。
はろるど
「田中朝子 - index - 」 高島屋東京店6階 美術画廊X
高島屋東京店6階 美術画廊X(中央区日本橋2-4-1)
「田中朝子 - index - 」
2/11-3/2
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/93/8b0a1c2534f858d1abff4430787be5a0.jpg)
「日用品や食品をモチーフとして、現実と非現実の共存を表現する」(画廊キャプションより)田中朝子を紹介します。日本橋高島屋での個展を見てきました。
田中は食器皿や水道ホースなど、文字通り日用品を素材に、オブジェ、写真、または版画などで時にミニマル的な表現を追求していますが、本展示で殆ど唯一惹かれたのは「pool」と呼ばれる一連の写真シリーズでした。仕掛けは極めてシンプルです。ホース、テニスボール、そして食パンなどまでを水に沈め、バックライトの如く輝く白を背景に撮影します。それが意外にも色のコントラストにも鮮やかな、実に美しい世界を現出していました。気泡が緑色のじょうろにまとわりつき、水の透明感にも揺らめきながら、『形』が光とも混じり合う一種の『像』として浮かび上がってきます。思わず見入ってしまう美しさをたたえていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/e3/062b3aea96f4b442979dd0998aa1d1cd.jpg)
主に関西をメインに活動されている作家の方だそうです。明日までの開催です。
「田中朝子 - index - 」
2/11-3/2
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/93/8b0a1c2534f858d1abff4430787be5a0.jpg)
「日用品や食品をモチーフとして、現実と非現実の共存を表現する」(画廊キャプションより)田中朝子を紹介します。日本橋高島屋での個展を見てきました。
田中は食器皿や水道ホースなど、文字通り日用品を素材に、オブジェ、写真、または版画などで時にミニマル的な表現を追求していますが、本展示で殆ど唯一惹かれたのは「pool」と呼ばれる一連の写真シリーズでした。仕掛けは極めてシンプルです。ホース、テニスボール、そして食パンなどまでを水に沈め、バックライトの如く輝く白を背景に撮影します。それが意外にも色のコントラストにも鮮やかな、実に美しい世界を現出していました。気泡が緑色のじょうろにまとわりつき、水の透明感にも揺らめきながら、『形』が光とも混じり合う一種の『像』として浮かび上がってきます。思わず見入ってしまう美しさをたたえていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/e3/062b3aea96f4b442979dd0998aa1d1cd.jpg)
主に関西をメインに活動されている作家の方だそうです。明日までの開催です。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
SEARCH
CATEGORY
展覧会(2243) |
内覧会(215) |
ギャラリー(1024) |
美術一般(359) |
美術作品(82) |
記者発表会(15) |
寄稿・更新情報(63) |
レクチャー@展覧会(33) |
WEBで見る展覧会(26) |
カフェ@美術館(11) |
行楽・旅行(99) |
コンサート(120) |
クラシック音楽(120) |
映画(16) |
書籍・書店(54) |
演劇(2) |
お知らせ/その他(62) |
予定と振りかえり(292) |
ブログリンク(1) |
このブログについて(1) |
RECENT ENTRY
RECENT COMMENT
nerotch9055/『キース・ヘリング展 アートをストリートへ』 森アーツセンターギャラリー |
nerotch9055/『山本基 時に宿る – Staying in Time–』 YUKIKOMIZUTANI |
genkidase/画家、佐伯祐三の回顧展が東京ステーションギャラリーにて開かれています |
nonnonnowaqwaq/画家、佐伯祐三の回顧展が東京ステーションギャラリーにて開かれています |
nerotch9055/『江口寿史イラストレーション展 彼女』 千葉県立美術館 |
さなえ/青森の美術館をめぐる旅:十和田・青森・弘前 Vol.2青森県立美術館・国際芸術センター青森 |
nerotch9055/絵本作家、かこさとしの展覧会がBunkamura ザ・ミュージアムにて開催されています |
うりぼん/『彫刻刀が刻む戦後日本―2つの民衆版画運動』 町田市立国際版画美術館 |
aoikitakaze4390031/ウィークリーブック『隔週刊 古寺行こう』 小学館 |
onscreen/2022年上半期に見たい展覧会5選 |
BOOKMARK
artscape |
artgene |
art-it |
Internet Museum |
Kalonsnet |
Pen-Online |
Tokyo Art Beat |
アートアジェンダ |
イロハニアート |
東京アートカレンダー |
国立美術館 |
文化遺産オンライン |
CLASSICA |
ぶらあぼ |
ブログリンク集 |
楽活 |