都内近郊の美術館や博物館を巡り歩く週末。展覧会の感想などを書いています。
はろるど
「高木こずえ 展」 TARO NASU
TARO NASU(千代田区東神田1-2-11)
「高木こずえ 展」
2/27-3/21
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/a2/0f07feed1e5fbedd1344106106d8d558.jpg)
曼荼羅をイメージしたというフォトコラージュが篝火のように煌めきます。高木こずえの新作写真展へ行ってきました。
夜、人里離れた森の奥にてボッと炎が舞い上がる様を想像して下さい。黒を背景に、植物や動物、または人形などのモチーフを組み合わせて一種の装飾的な図像を作る様は、まるで暗闇の中で輝く炎でした。個々の形は朱の色の渦に呑み込まれ、殆ど原型をとどめないままに絡み合って、抽象と具象の間で揺れる妖し気なイメージを生み出しています。遠くからは細部を伺えませんが、近づいて目を凝らすと、それ自体に完結した物語が紡がれているのかもしれません。
曼荼羅よりも、私には万華鏡を覗いた雰囲気に近いような気がします。ミクロのイメージが凝縮されていました。
高木は本年のVOCA展にて府中市美術鑑賞を受賞しました。
今月21日までの開催です。
「高木こずえ 展」
2/27-3/21
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/a2/0f07feed1e5fbedd1344106106d8d558.jpg)
曼荼羅をイメージしたというフォトコラージュが篝火のように煌めきます。高木こずえの新作写真展へ行ってきました。
夜、人里離れた森の奥にてボッと炎が舞い上がる様を想像して下さい。黒を背景に、植物や動物、または人形などのモチーフを組み合わせて一種の装飾的な図像を作る様は、まるで暗闇の中で輝く炎でした。個々の形は朱の色の渦に呑み込まれ、殆ど原型をとどめないままに絡み合って、抽象と具象の間で揺れる妖し気なイメージを生み出しています。遠くからは細部を伺えませんが、近づいて目を凝らすと、それ自体に完結した物語が紡がれているのかもしれません。
曼荼羅よりも、私には万華鏡を覗いた雰囲気に近いような気がします。ミクロのイメージが凝縮されていました。
高木は本年のVOCA展にて府中市美術鑑賞を受賞しました。
今月21日までの開催です。
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