都内近郊の美術館や博物館を巡り歩く週末。展覧会の感想などを書いています。
はろるど
「竹尾 Paper Show 2010/感じるペーパーショウ」 丸ビルホール
丸ビルホール(千代田区丸の内2-4-1 丸ビル7階)
「竹尾 Paper Show 2010/感じるペーパーショウ」
4/15-18
「紙の持つ真の力」(公式HPより引用)を紹介します。丸ビルホール(7F)で開催中の「竹尾 Paper Show 2010/感じるペーパーショウ」へ行ってきました。
紙専門商社「竹尾」が紙の魅力を再発見してもらおうと企画した、まさに紙のインスタレーションと言うべき展覧会です。会場内には、様々な素材と紙をバナー状に吊るした「紙のカーテン」から、新聞紙と映像を融合した「紙の敷石」、さらには紙が生成し、また水へと還る姿をイメージした「紙と水」など、思わぬほど美しくまた逞しい紙の姿を体感出来るような作品が用意されていました。
会場内風景は本展のブログが参考になります。
porto Takeo Paper Show 2010@竹尾
ハイライトは、ティッシュペーパーに加工される前の紙ロールを用いて展開された「紙の柱」、「紙の滝」、そして「紙の布団」の3つのインスタレーションではないでしょうか。天井付近には1つ500キロにも及ぶという紙ロールが高らかにそびえ、前方には縦に積み重ねたロールがそれこそ神殿の柱の如く林立して行く手を阻んでいました。また「紙の布団」は紙の温もり、そして柔らかさを楽しめる作品です。さすがに寝ることは叶いませんが、その表面になぞって感触を確かめることも出来ます。紙が見せる意外にも優しい表情には感心させられました。
展示の見事な演出に関しては、本展のアートディレクター、山口信博、緒方慎一郎、山中俊治の三氏の力が大きいのかもしれません。紙のトンネルとカーテンをくぐり、水が紙へと垂れている様を見せる動線には、まるで鳥居を潜ってを手水を受ける神社のイメージすら連想させるものがありました。
丸ビル7階という便利な立地のせいか、会場は思いの外に混雑しています。なお入場は無料でした。(但し入場時に住所や氏名を受付のシートに記載する必要があります。)
個々の作品に解説はありませんが、係の方に質問すると丁寧に答えて下さいます。竹尾スタッフの紙に対する愛情もひしひしと感じられる展示と言えるかもしれません。
18日の日曜日まで開催されています。タイトなスケジュールですがおすすめします。(17日は10:00~21:00、18日は10:00~15:00。入場は終了時間の30分前まで。)
*本展終了後に大阪へ巡回。(大阪展 5/27-29 松下IMPホール)
「竹尾 Paper Show 2010/感じるペーパーショウ」
4/15-18
「紙の持つ真の力」(公式HPより引用)を紹介します。丸ビルホール(7F)で開催中の「竹尾 Paper Show 2010/感じるペーパーショウ」へ行ってきました。
紙専門商社「竹尾」が紙の魅力を再発見してもらおうと企画した、まさに紙のインスタレーションと言うべき展覧会です。会場内には、様々な素材と紙をバナー状に吊るした「紙のカーテン」から、新聞紙と映像を融合した「紙の敷石」、さらには紙が生成し、また水へと還る姿をイメージした「紙と水」など、思わぬほど美しくまた逞しい紙の姿を体感出来るような作品が用意されていました。
会場内風景は本展のブログが参考になります。
porto Takeo Paper Show 2010@竹尾
ハイライトは、ティッシュペーパーに加工される前の紙ロールを用いて展開された「紙の柱」、「紙の滝」、そして「紙の布団」の3つのインスタレーションではないでしょうか。天井付近には1つ500キロにも及ぶという紙ロールが高らかにそびえ、前方には縦に積み重ねたロールがそれこそ神殿の柱の如く林立して行く手を阻んでいました。また「紙の布団」は紙の温もり、そして柔らかさを楽しめる作品です。さすがに寝ることは叶いませんが、その表面になぞって感触を確かめることも出来ます。紙が見せる意外にも優しい表情には感心させられました。
展示の見事な演出に関しては、本展のアートディレクター、山口信博、緒方慎一郎、山中俊治の三氏の力が大きいのかもしれません。紙のトンネルとカーテンをくぐり、水が紙へと垂れている様を見せる動線には、まるで鳥居を潜ってを手水を受ける神社のイメージすら連想させるものがありました。
丸ビル7階という便利な立地のせいか、会場は思いの外に混雑しています。なお入場は無料でした。(但し入場時に住所や氏名を受付のシートに記載する必要があります。)
個々の作品に解説はありませんが、係の方に質問すると丁寧に答えて下さいます。竹尾スタッフの紙に対する愛情もひしひしと感じられる展示と言えるかもしれません。
18日の日曜日まで開催されています。タイトなスケジュールですがおすすめします。(17日は10:00~21:00、18日は10:00~15:00。入場は終了時間の30分前まで。)
*本展終了後に大阪へ巡回。(大阪展 5/27-29 松下IMPホール)
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