都内近郊の美術館や博物館を巡り歩く週末。展覧会の感想などを書いています。
はろるど
8月の展覧会・ギャラリーetc
暑い夏がやって来ました。8月中に見たい展覧会などをリストアップしてみました。
展覧会
・「没後50年回顧展 板谷波山」 泉屋博古館分館(~8/24)
・「ミッション[宇宙×芸術]/ワンダフルワールド」 東京都現代美術館(~8/31)
・「生誕120年記念 濱田庄司展」 日本民藝館(~8/31)
・「第20回 アートコレクション展 日本の美を極める」 ホテルオークラ東京(8/8~8/31)
・「魅惑のコスチューム:バレエ・リュス展」 国立新美術館(~9/1)
・「アニマルワールドー美術のなかのどうぶつたち」 静岡県立美術館(~9/7)
・「ボストン美術館 華麗なるジャポニスム展」 世田谷美術館(~9/15)
・「指輪 神々の時代から現代まで」 国立西洋美術館(~9/15)
・「水の音ー広重から千住博まで」 山種美術館(~9/15)
・「東北のオカザリ展ー神宿りの紙飾り」 多摩美術大学美術館(~9/15)
・「ジョージ・ネルソン展」 目黒区美術館(~9/18)
・「いま 台湾ー台灣美術院の作家たち」 渋谷区立松濤美術館(8/9~9/21)
・「フィオナ・タン まなざしの詩学」 東京都写真美術館(~9/23)
・「メトロポリタン美術館 古代エジプト展~女王と女神」 東京都美術館(~9/23)
・「日本SF展・SFの国」 世田谷文学館(~9/28)
・「耀きの静と動 ボヘミアン・グラス」 サントリー美術館(8/2~9/28)
・「美術の冒険 国立国際美術館コレクション展」 茨城県近代美術館(8/9~9/28)
・「だまし絵2 進化するだまし絵」 Bunkamura ザ・ミュージアム(8/9~10/5)
・「アート・スコープ 2012-2014」 原美術館(~10/13)
・「鈴木康広展 近所の地球」 水戸芸術館(8/2~10/19)
・「ヨコハマトリエンナーレ2014」 横浜美術館・新港ピア(8/1~11/3)
・「Find ASIA 横浜で出逢う、アジアの創造の担い手」 ヨコハマ創造都市センター(8/1~11/3)
・「東アジアの夢ーBankART Life4」 BankART Studio NYK(8/1~11/3)
・「黄金町バザール2014」 黄金町エリアマネジメントセンター(8/1~11/3)
ギャラリー
・「李禹煥個展」 カイカイキキギャラリー(~8/21)
・「五月女哲平 : 記号ではなく、もちろん石でもなく」 青山|目黒(~8/23)
・「三好彩 本当」 イムラアートギャラリー東京(8/2~8/24)
・「江川純太 全ては奥歯で砕かれる。」 eitoeiko(~8/30)
・「八重樫ゆい 行儀と支度」 MISAKO & ROSEN(~8/31)
・「TWS-Emerging 2014 第1期 本田アヤノ/清水香帆/衣真一郎」 トーキョーワンダーサイト渋谷(8/9~8/31)
・「無人島プロダクション8周年記念展」 無人島プロダクション(8/8~9/15)
・「トロリ 原真一」 山本現代(8/23~9/20)
・「フィオナ・タン Nellie」 ワコウ・ワークス・オブ・アート(~9/27)
・「パランプセストー重ね書きされた記憶 vol.3 井上雅之」 ギャラリーαM(8/30~9/27)
さて夏休み、今年も残念ながら殆ど遠出は出来そうもありませんが、それでも見ておきたいのは水戸芸術館。鈴木康広展です。

「鈴木康広展 近所の地球」@水戸芸術館(8/2~10/19)
映像ほか、インスタレーションでも活動する鈴木康広の個展。良く知られるのは「まばたきの葉」ですが、特徴的な水戸芸術館の空間をどう変化させるかにも着目したいところ。また8/8からは近隣の商店街を巻き込んでのイベント、「パラパラマンガ商店街」も行われるそうです。
同じく水戸市内の茨城県立近代美術館で開催される国立国際美術館(大阪)のコレクション展とあわせて出かけたいと思います。
新出、個人蔵の江戸絵画が目白押しです。静岡県立美術館で「アニマルワールド」展が開催されます。

「アニマルワールドー美術のなかのどうぶつたち」@静岡県立美術館(7/29~9/7)
江戸期の動物をモチーフとした絵画に着目しての展覧会です。お馴染みの若冲の「樹下鳥獣図屏風」や「白象群像図」なども出展されますが、何よりもリストを見て驚くのは大半が個人蔵の作品であることです。(出品リスト)
また先日、一部の報道でも取り上げられましたが、これまで全く知られていなかった全長16mの大作絵巻、長沢芦雪の「人物花鳥図図巻」も初めて公開されます。
「長沢芦雪:長さ16メートル超 大作絵巻見つかる」(毎日新聞)
静岡県美と言えば秋に青森から巡回してくる「美少女の美術史展」(9/20~)も気になりますが、その前の「アニマルワールド」。江戸絵画好きにはチェックしていおきたい展覧会と言えそうです。
都内の展示にも目を向けましょう。2009年以来の第二弾です。Bunkamuraザ・ミュージアムで「だまし絵2 進化するだまし絵」展が始まります。

「だまし絵2 進化するだまし絵」@Bunkamura ザ・ミュージアム(8/9~10/5)
前回展では主に西洋絵画におけるだまし絵の系譜を展観。それに加えて一部、日本のだまし絵などを紹介する内容でしたが、今回はまた異なった展示になるとのこと。チラシこそ再びアルチンボルドですが、古典を参照はするものの、現代美術に重きの置く構成となるそうです。(そういえば前回もラストは現代美術でした。)
だまし絵展、2009年の際は大変な評判となり、会期後半には入場待ちの行列も発生しました。今回はどうでしょうか。なるべく早めに出かけた方が良いかもしれません。

「ヨコハマトリエンナーレ2014」@横浜美術館・新港ピア(8/1~11/3)
ヨコハマトリエンナーレが始まりました。各種広域プログラムとあわせて8月の早い段階に見に行くつもりです。
ギャラリーの展示もいくつかピックアップしましたが、いずれも会期中に夏休みが入る場合があります。お出かけの際は各ギャラリーのサイトをあらかじめご確認ください。
[お知らせ]
現在、損保ジャパン東郷青児美術館で開催中の「キネティック・アート展」のチケットが若干枚手元にあります。先着順でお一人様一枚ずつ差し上げます。ご希望の方は件名に「キネティック・アート展チケット希望」、本文にフルネームでお名前とメールアドレスを明記の上、拙ブログアドレス harold1234アットマークgoo.jp (アットマークの表記は@にお書き直し下さい。)までお知らせください。*携帯電話のアドレスからはメールを受け付けておりません。
それでは今月も宜しくお願いします。
展覧会
・「没後50年回顧展 板谷波山」 泉屋博古館分館(~8/24)
・「ミッション[宇宙×芸術]/ワンダフルワールド」 東京都現代美術館(~8/31)
・「生誕120年記念 濱田庄司展」 日本民藝館(~8/31)
・「第20回 アートコレクション展 日本の美を極める」 ホテルオークラ東京(8/8~8/31)
・「魅惑のコスチューム:バレエ・リュス展」 国立新美術館(~9/1)
・「アニマルワールドー美術のなかのどうぶつたち」 静岡県立美術館(~9/7)
・「ボストン美術館 華麗なるジャポニスム展」 世田谷美術館(~9/15)
・「指輪 神々の時代から現代まで」 国立西洋美術館(~9/15)
・「水の音ー広重から千住博まで」 山種美術館(~9/15)
・「東北のオカザリ展ー神宿りの紙飾り」 多摩美術大学美術館(~9/15)
・「ジョージ・ネルソン展」 目黒区美術館(~9/18)
・「いま 台湾ー台灣美術院の作家たち」 渋谷区立松濤美術館(8/9~9/21)
・「フィオナ・タン まなざしの詩学」 東京都写真美術館(~9/23)
・「メトロポリタン美術館 古代エジプト展~女王と女神」 東京都美術館(~9/23)
・「日本SF展・SFの国」 世田谷文学館(~9/28)
・「耀きの静と動 ボヘミアン・グラス」 サントリー美術館(8/2~9/28)
・「美術の冒険 国立国際美術館コレクション展」 茨城県近代美術館(8/9~9/28)
・「だまし絵2 進化するだまし絵」 Bunkamura ザ・ミュージアム(8/9~10/5)
・「アート・スコープ 2012-2014」 原美術館(~10/13)
・「鈴木康広展 近所の地球」 水戸芸術館(8/2~10/19)
・「ヨコハマトリエンナーレ2014」 横浜美術館・新港ピア(8/1~11/3)
・「Find ASIA 横浜で出逢う、アジアの創造の担い手」 ヨコハマ創造都市センター(8/1~11/3)
・「東アジアの夢ーBankART Life4」 BankART Studio NYK(8/1~11/3)
・「黄金町バザール2014」 黄金町エリアマネジメントセンター(8/1~11/3)
ギャラリー
・「李禹煥個展」 カイカイキキギャラリー(~8/21)
・「五月女哲平 : 記号ではなく、もちろん石でもなく」 青山|目黒(~8/23)
・「三好彩 本当」 イムラアートギャラリー東京(8/2~8/24)
・「江川純太 全ては奥歯で砕かれる。」 eitoeiko(~8/30)
・「八重樫ゆい 行儀と支度」 MISAKO & ROSEN(~8/31)
・「TWS-Emerging 2014 第1期 本田アヤノ/清水香帆/衣真一郎」 トーキョーワンダーサイト渋谷(8/9~8/31)
・「無人島プロダクション8周年記念展」 無人島プロダクション(8/8~9/15)
・「トロリ 原真一」 山本現代(8/23~9/20)
・「フィオナ・タン Nellie」 ワコウ・ワークス・オブ・アート(~9/27)
・「パランプセストー重ね書きされた記憶 vol.3 井上雅之」 ギャラリーαM(8/30~9/27)
さて夏休み、今年も残念ながら殆ど遠出は出来そうもありませんが、それでも見ておきたいのは水戸芸術館。鈴木康広展です。

「鈴木康広展 近所の地球」@水戸芸術館(8/2~10/19)
映像ほか、インスタレーションでも活動する鈴木康広の個展。良く知られるのは「まばたきの葉」ですが、特徴的な水戸芸術館の空間をどう変化させるかにも着目したいところ。また8/8からは近隣の商店街を巻き込んでのイベント、「パラパラマンガ商店街」も行われるそうです。
同じく水戸市内の茨城県立近代美術館で開催される国立国際美術館(大阪)のコレクション展とあわせて出かけたいと思います。
新出、個人蔵の江戸絵画が目白押しです。静岡県立美術館で「アニマルワールド」展が開催されます。

「アニマルワールドー美術のなかのどうぶつたち」@静岡県立美術館(7/29~9/7)
江戸期の動物をモチーフとした絵画に着目しての展覧会です。お馴染みの若冲の「樹下鳥獣図屏風」や「白象群像図」なども出展されますが、何よりもリストを見て驚くのは大半が個人蔵の作品であることです。(出品リスト)
また先日、一部の報道でも取り上げられましたが、これまで全く知られていなかった全長16mの大作絵巻、長沢芦雪の「人物花鳥図図巻」も初めて公開されます。
「長沢芦雪:長さ16メートル超 大作絵巻見つかる」(毎日新聞)
静岡県美と言えば秋に青森から巡回してくる「美少女の美術史展」(9/20~)も気になりますが、その前の「アニマルワールド」。江戸絵画好きにはチェックしていおきたい展覧会と言えそうです。
都内の展示にも目を向けましょう。2009年以来の第二弾です。Bunkamuraザ・ミュージアムで「だまし絵2 進化するだまし絵」展が始まります。

「だまし絵2 進化するだまし絵」@Bunkamura ザ・ミュージアム(8/9~10/5)
前回展では主に西洋絵画におけるだまし絵の系譜を展観。それに加えて一部、日本のだまし絵などを紹介する内容でしたが、今回はまた異なった展示になるとのこと。チラシこそ再びアルチンボルドですが、古典を参照はするものの、現代美術に重きの置く構成となるそうです。(そういえば前回もラストは現代美術でした。)
だまし絵展、2009年の際は大変な評判となり、会期後半には入場待ちの行列も発生しました。今回はどうでしょうか。なるべく早めに出かけた方が良いかもしれません。

「ヨコハマトリエンナーレ2014」@横浜美術館・新港ピア(8/1~11/3)
ヨコハマトリエンナーレが始まりました。各種広域プログラムとあわせて8月の早い段階に見に行くつもりです。
ギャラリーの展示もいくつかピックアップしましたが、いずれも会期中に夏休みが入る場合があります。お出かけの際は各ギャラリーのサイトをあらかじめご確認ください。
[お知らせ]
現在、損保ジャパン東郷青児美術館で開催中の「キネティック・アート展」のチケットが若干枚手元にあります。先着順でお一人様一枚ずつ差し上げます。ご希望の方は件名に「キネティック・アート展チケット希望」、本文にフルネームでお名前とメールアドレスを明記の上、拙ブログアドレス harold1234アットマークgoo.jp (アットマークの表記は@にお書き直し下さい。)までお知らせください。*携帯電話のアドレスからはメールを受け付けておりません。
それでは今月も宜しくお願いします。
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