教龍寺の鐘楼に懸かっている梵鐘で寛政11年(1799)に広島妙慶院の鐘として船越村の鋳物師植木直昌が鋳造したものである。
妙慶院の古鐘は福島正則が大坂から広島に帰る途中、播磨灘で薬師如来と梵鐘を引上げたものを当院に納められたもので、その後火災にあった毀損梵鐘に他の材料を合わせて鋳造したものがこの梵鐘ということである。この鐘もどのような経緯で当寺のものになったのかは定かでなく流転の梵鐘である。
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