極楽寺本堂東側のコンクリート覆屋の中にある梵鐘で、江戸期の延宝6年(1678)に廿日市の鋳物師山田貞栄が鋳造したものである。
当極楽寺には廿日市鋳物師の鋳造作品が多くみられる。鰐口(久信)、この梵鐘の前梵鐘(久信)、宝珠露盤(?)、宝珠(山田貞能)、叶茶釜(?)、茶釜(山田氏)などがみられる。久信は他史料から類推すると山田氏とみられ、?部分もおそらく山田氏の鋳造と思われるのである。
goo blog お知らせ
プロフィール
最新コメント
- nk0840/ 平良丘陵開発の今
- hera/ 平良丘陵開発の今
- nk0840/ 平良丘陵開発の今
- hera/抹茶碗で一服⑥-楽山焼
- nk0840/抹茶碗で一服⑥-楽山焼
- hera/USBケーブル今昔
- nk0840/USBケーブル今昔
- hera/河野原大歳神社の注連縄奉納
- hera/銘酒「正宗」の謎
- nk0840/銘酒「正宗」の謎