市道の旧国道線で御手洗川に架かる現在の御手洗橋は昭和48年(1973)2月に架橋されたようである。江戸後期、宮内村から地御前村に向かう里道で御手洗川では飛石を渡っており、明治初年に石橋が掛け渡されたようである。明治11年(1878)から海岸沿いの新道建設が行われ、明治15年(1882)西国街道が国道となり石橋は国道橋梁とされていたが、明治21年(1888)12月に御手洗橋木橋の架橋落成している。明治31年(1898)に土橋架け替えの願書が出されているが、それ以降土橋からコンクリート架橋に至った経緯などは明らかでない。