岩倉地区の県道沿いにある帯岩・帯石周辺のモミジの紅葉が綺麗であった。江戸期の地誌には帯岩・墨嶽山・帯石とあるのみであるが、佐伯町の民話・伝説には、「帯掛明神と重なり岩・・・その昔、市岐姫命が乳飲み子を背負い、出雲から厳島までを旅する途中、ここで休息され、 岩に帯を掛けたことから「帯掛岩」とされ、市岐姫命を祀って帯掛明神とした。この岩についてはその昔、大地震が起こり下の路上に落ちた際や、 参勤交代で通りかかった殿様が危険であるとして上から落とした際も、 翌朝には元の位置に戻っていたという伝説が残っている。」とある。
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